2月27日生まれのジャズマン ベン・ウエブスター デクスター・ゴードン チャック・ウエイン

Born on this day, February 27th…




Ben Webster (Tenor Saxophone) was born in Kansas City, MO, 1909–1973.　生誕116周年　没後52年




語りかけるようなテナーが好きだったりします。ベンはそのなかでも
その強みがあるテナー・マンだと思います。
今日はピーターソン・エリス・レヴィのトリオの上に乗って吹く、
ベンのサウンドを楽しみます。


Soulville
https://www.youtube.com/watch?v=TkOuhVEkJLs&list=OLAK5uy_l82a31Hm2QDB7rD0PxNc7EhbNTGusQLpQ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Dexter Gordon (Tenor Saxophone) was born in Los Angeles, CA, 1923–1990.　生誕１０２周年　没後35年


通称デックス。ヨーロッパにわたり、自身の映画にもなった。
そのあたり映画も見たりした。なにか豪放磊落なテナーもいいなと
思わせた一人だった。今日は、プレスティッジレーベルに残された
25曲を聴いてみることにする。ブルーノートはよく知られているが、
プレスティッジにも名演を残しているという。まずは聴いてみよう。


On Prestige
https://www.youtube.com/watch?v=3AGvR6ASSiU&list=OLAK5uy_lPU1d76z2miV7g84MrWcVQGz8BPNT-vYo&index=1


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




Chuck Wayne (Guitar) was born in NYC, NY, 1923–1997.　生誕１０２周年　没後28年


パーカーの時代の方、「チャック・ウェインは、チャーリー・パーカーの
スタイルを模倣したジャズギターの演奏システムを発明しました。」wiki。
知らなかったけれど、有名な方だった。お名前は存じていたけれど、その
活動内容までは知らなかった。活動歴は50年くらいあり貢献度高い方の
ようですね。




Morning Mist
https://www.youtube.com/watch?v=HyPu07I_qho&list=OLAK5uy_l2aMSytpf8QfT_zB61Pjy7bFfiZ-tD7rQ&index=1

ハーブ・エリスのギターの部品の謎・・・

フォローいただいてるブログの方の記事に
オスカー・ピーターソンの記事があった。
その中に、ハーブ・エリスのギターを弾いている
所の写真があった。
楽器を抱え弾いている写真だけれど、その楽器に
ついている部品が長年気になっていたが、彼以外に
持っている人があまりなく珍しいものだった。
長年何だろうともやもやしていた。
彼の使っていたモデルには別のものでもついていた。
ギブソンの同モデルにはついていない。オプションで
自分でつけているものだろう。
何のために・・・。謎が謎を呼んだ。
ネット環境になり、検索の幅が広がり、わからないことも
わかるようになってきた。世界には博識の方が多い。
検索を続けると、なんとヤフー知恵袋に答えはあった（笑）。


Gibson 91' ES-165 HE VS　ハーブ・エリスシグネチュアモデル。


一般的にはESだったら１７５がジャズマンがよく手にしている楽器だけれども
彼くらいになると、シグネチュアもあり、１６５とワンPUのものと、後年では
２PUSのものもあり、型番は「PLUS｝とついている。ギブソンという会社は、
時折、イレギュラーな製品を世に送ったりするので、人騒がせなこともある。
後年の使用者たちは型番で迷惑することもある。こんなモデル、レギュラーにないし
というのはたいていイレギュラーモデルで、個体数も少なく、ある意味レアだったり
するけれど、そうでないものを欲しい人には迷惑な話だったりする。


ブログ中ほどのハーブエリスの写真があり
割と使われてるような写真で、クリアな
写真だったので、思わず思い出したのがこれ、
ギターについてるこの金属部品は何。


ネットが発達する前は文献を探す、知ってそうな人に聞く。
など、検索範囲は狭かったのですが、ネット社会になったら
なんと、ヤフー知恵袋にのってたりして、物知りの方の
多いことを知りました。


ギターについてる部品は
George Van Eps String Damper ジョージ・ヴァン・エプス
　ストリングダンパー ギターミュートというものだそうです。
http://vintagearchtop.com/van_eps.htm




ジョージ・ヴァン・エプスというのは、あのギタリストの彼
ですかね。その彼が発明して、5－60年代販売していて、
一時期ギターメーカーのギブソンでも売っていた。
それからなんやかんやで製造も販売もなくなり、今は昔の
商品になってしまっていました。


それに代わってファブリック仕立ての、ネックを包んで、
ミュートして、開放弦と、フレットで抑えた弦の響きの
バランスを保つような商品が出ています。これはロック・
ギタリストが使っていることがあります。
アコースティックだったら、ミュート法があったりしますので、
この様な物は出てこなかったのですが、ギタリストのアルバムにも
映ってたりするので、何だこれはと思うことも多かったのですが、
胸のつかえがとれました。

【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50ー１３ 藤井郷子カルテット／ドッグ・デイズ・オブ・サマー

【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50ー１３　藤井郷子カルテット／ドッグ・デイズ・オブ・サマー


https://www.arban-mag.com/article/84991
藤井郷子カルテット／ドッグ・デイズ・オブ・サマー


レーベルは同一でないにしても１００枚以上自作のアルバムを出しているという多作家。
驚くべきエネルギーのある方だと思う。このアルバムにしてみるとトランペットを
従えたカルテット。フリー・ジャズと言ってもいいかもしれない口調。
山下洋輔ではないけれど、グガングガンとピアノを叩くようなイメージ。
筋肉質で体力勝負なプログレみたいな世界が広がることもある。
個人的にはなかなか手に負えないタイプのアルバムだ。

アンドリス・ネルソンス指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ブルックナー交8番

228


04:00-06:00 20.00-22.00 RBB


　ブルックナー：交響曲第8番 ハ短調


アンドリス・ネルソンス指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2024年12月13日　ベルリン、フィルハーモニー


なんかやっぱりどことなく説得力があると思わせる演奏。
何がどうというわけでもないのだけれど、聴き耳を立たせる
なにかがある。聞かせどころを微に入り細に入り際立たせてる
感があるもののしつこくない。上手いと思う。
やはり人気があるだけのことはある。それなりの評価があって
しかるべき。充実した演奏でした。