MOBU'S MUSIC MAZE

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ドミートリー・ヴァシリエフ 指揮 オムスク・アカデミー交響楽団演奏会

2021-09-19 06:17:38 | 音楽夜話(クラシック)
22:00- 19.00- YouTube_PhilharmonicOmsk
Открытие сезона. ПЕТР ТЕРМЕН, терменвокс (Москва)


サン=サーンス:交響詩「ファエトン」 op.38
シリンガー Joseph Moiseyevich Schillinger:汽鳴楽器のための組曲第1番
タノーノフ Anton Valerievich Tanonov:テルミンと弦楽のための協奏曲
イヴァノヴァ=ブリノヴァ Ekaterina Ivanova-Blinova:テルミン、弦楽とDJのための「BMW」
ホルスト:組曲「惑星」 op.32


アンコール:モーツァルト交響曲第41番「ジュピター」第4楽章


ピョートル・テルミン Peter Thermen(テルミン)
シンギング女声合唱団 Женская группа хора «Певчие»
ドストエフスキー記念オムスク州立大学女声合唱団 Женская группа хора ОмГУ им. Достоевского
ドミートリー・ヴァシリエフ Dmitry Vasiliev指揮オムスク・アカデミー交響楽団 Омский академический симфонический оркестр
2021年9月17日 オムスク、コンサートホールから生中継


オムスク交響楽団の演奏会はYOUTUBEで配信されていた。実際、聴き始めたのは3曲目の
テルミンと弦楽のための協奏曲からだった。ロシアでテルミンが開発されたのはなんとなく
知っていたが、実演を見るのは初めてだった電気楽器なのだそうだ。
独特な音が演奏者が楽器に触れることなく出てくる。音程作るのも大変だろうに。
曲調も歌わせる緩徐楽章もあったりで、聴かせる曲ではあった。


テルミン、弦楽とDJのための「BMW」は打ち込みも使い、ポップなリズムやメロディーも
出てきて、クラシック曲とは違う雰囲気の曲だった。


終曲はホルストの「惑星」。近代県弦楽曲の中でも人気曲。
特に火星・木星は単独でも演奏される。個人的には海王星の
曲が終わり音のない静寂部分を聴くのが好きだったりする。
これはコンサートホールの方が聴ける確率が高かったりするので
いつも楽しみにしている。
各曲の終わりに聴衆からの拍手が必ず入る。オケも鳴らし気味に対応している
感じなので、ダイナミックさは伝わるのだろう。金星・水星のウインド・アンサンブルも
よかった。弦の鳴りがスチールっぽいところが気になったものの致し方ないか。YOUTUBE音質か。
全体にテンションも落ちずに、海王星の後の余韻も楽しめた。放送が聴けてラッキーだった。

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