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ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団  ブルックナー交響曲第7番

2024-01-18 20:33:44 | 音楽夜話(クラシック)
1月17日


・ J.S.バッハのフーガの技法 BWV 1080、野平一郎編曲、
・ピエール・ブーレーズによる3つの細密画


アントン・ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107


ヴァドリン・アンダーソン(ソプラノ)Gerrgely Bodoky(フルート)
ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
2002年9月24日、ベルリン、フィルハーモニー・ホール


「ケント・ナガノと野平一郎は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの
「フーガの技法」の解釈において、長年にわたるコラボレーションを
続けました。2002年9月24日、ドイツ交響楽団はナガノの指揮のもと、
作曲家・ピアニストの野平の編曲による14のフーガと4つのカノン、
ピエール・ブーレーズの3つの細密曲による連作を演奏した。
ソプラノのヴァドリン・アンダーソンが歌い、フルートは
ソリストのゲルゲリー・ボドキーが演奏した。」
番組解説より。
バッハとブーレーズと入れ込みつつ演奏していた様で、
フーガの技法かなとおもっていたら、急に現代音楽の
様なものになったり、その逆もあったりと、よくわからない
つくりになっていた。バッハの編曲はそれなりに聴けたけれど、
ブーレーズの曲はよくわからなかった。


後半は正攻法のブルックナー7番。私が以前聴いていた時は、
ケント・ナガノ氏はブルックナーはまだ手掛けていなかったように
思う。せいぜいブラームス止まりだった気がするのだけれど、
2003年に3番をベルリン・ドイツ交響楽団と6番を2005年に
ベルリン・ドイツ響と、2009年に8番をバイエルン国立管
2007年に4番をバイエルン国立管弦楽団と2010年に7番を
バイエルン国立管と。DVDでベルリン・ドイツ交響楽団との
第8番第2稿(2005年)に。全集にするのには分かれていて作りにくい
けれど、バイエルンで全集化するのかどうか。
正規録音の5年前の集録。ヴァントの下で研鑽を積んだ経験も
あるので、聴き比べも面白いかもしれない。この録音とて、
22年前。アルバムは14年前。なんだかすごく時間がたっている
様だ。ベルリン・ドイツ響の鳴りも良かった。丁寧に演奏されて
いるのがわかる。



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