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クリストフ・エッシェンバッハ指揮 KBS交響楽団演奏会           アリス=紗良・オット(ピアノ)

2021-11-21 19:42:39 | 音楽夜話(クラシック)
20:00-22:00 韓国KBS 第772回定期公演


チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」 op.24~第3幕のポロネーズ


この曲は初めて聴きます。軽くつかんで次に行く感じでしょうか。
それほど深刻でなく、舞踏の音楽のように華麗で心弾む感じ。


ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調


アリス=紗良・オット(ピアノ)久々、聴きます。
何曲かのレパートリ―の中から、ラヴェルでも「左手」です。
クラシック聴いている人でも、苦手な1曲な人もいます。
私はそれほどでもないのですが・・・。
体調管理も大変でしょうが、コンサートもされているし、
アルバムも出されているし、ある意味ペースを守って
活動されている様子。集中も切れず、弾き切りました。
すばらしい。


アンコール サティー:グノシエンヌ第一番。
この曲どうやって終わったか。繰り返しの途中でふと
終わってしまう。独特な終わり方だった。


チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 op.64


チャイコフスキーは4・5がメインで聴いているかもしれない。
6番は途中から聴かなくなったし、123は感覚的に
もう少し距離を置いてしまうので、どうしても聴く曲が
限られている。5番とてそう聴いているわけでないし。
でもまだ救いがあるところが、個人的には逃げ道になってたりも
します。チャイコフスキーは曲によって難しい選択に
なるので、個人的には聞ける曲と、そうでないものが出てきています。
5番はそれでもOKな曲です。旋律美にも酔えたりしますし。
この作曲家は結構難しいかもしれません。


エッシェンバッハは元はピアニストで、指揮になってから
結構エキセントリックなアプローチをするときがあり、
それが面白かったりもするので、聴いてみたりします。


ロシア・フランス・ロシアとまとめてきました。
楽団も熱が入ってきます。反応良く、指揮者のアプローチに
こたえているようでまとまっていきます。


「感情で理解できる音楽」こういうところから、チャイコフスキーの
音楽は理解されてきて愛されているのですね。


KBS交響楽団は韓国の放送局所属のオーケストラ。
そうなるとある意味なんでもこなせるタイプのオケの
ような気もするし、水準も高いのではないかと思います。


アリス=紗良・オット(ピアノ)
クリストフ・エッシェンバッハ指揮KBS交響楽団
2021年11月19日 ソウル、藝術の殿堂から生中継
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