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エンリコ・オノフリ指揮 ハイドン・フィルハーモニー演奏会

2021-08-11 09:32:51 | 音楽夜話(クラシック)
8月10日


21:05-22:30 14.05-15.30 oe1 DAS Ö1 KONZERT
HAYDN PHILHARMONIE | ENRICO ONOFRI | TARTINI • HAYDN • GRIEG


タルティーニ(Conrad Zwicky編):トランペット協奏曲ニ長調(18世紀)


ハイドン:交響曲第37番ハ長調(1757年)


ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルーダ:トランペット協奏曲変ホ長調(18世紀)


グリーグ:組曲「ホルベアの時代から op.40


アンコール
J.S Bach G線上のアリア


Trp. セリーナ・オット (1,3)
ハイドン・フィルハーモニー
指揮:エンリコ・オノフリ
2021-06-27 ウィーン楽友協会内ブラームス・ザール Musikverein,


普段聞かないだろうなと思う曲のコンサート。聴いてみた。なんでもありだ。


(ジュゼッペ)・タルティーニ、イタリア・バロック音楽の作曲家。ヴァイオリン奏者。
「悪魔のトリル」の作者として有名。ヴァイオリン曲は作品数が多いのかもしれない。
ヴァイオリン曲が有名なのだけれど、ここはトランペットで協奏曲。タルティーニの
曲の中ではトランペット部門では有名な1曲なのかもしれない。(Vn協奏曲の編曲という
話もある)。20代の女性奏者。余裕で吹き抜ける、かなりなテクニシャンなのだろうと思う。


ハイドンの37番ハ長調。(1757年作)


どれも隙がなく、きちんとしたたたずまいのハイドンは、完成されてる感じがする。
いろいろ旨味も多い音楽なのだろうけれど、音楽の父というくらいだから、
深いのかもしれない。さわやかで、聴き味のいい作品だった。


ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルーダ(18世紀チェコ)の作曲家。
変ホという調性のためか、なにか落ち着いた感じのする曲におもえた。
ソロトランペットのオットも旨味ある演奏をしていたと思う。


グリークのホルベアの時代


ルズヴィ・ホルベア(18世紀ノルウェイ)の名前をいれバロック様式を取り入れてグリークが作曲。
「ホルベアの時代」として作品化された。
この曲は弦楽合奏版で聴き始めてはまった1曲。カラヤンがはじめだったかな。
バロック様式を取り入れたものというのはここで知った。


18世紀の音楽を中心として組まれた行われたコンサートだったということがわかる。
曲の感じから違和感なく聴けた。グリークにしてもバロック様式を踏まえたもの
だったし、新しい感じはするものの、好きな曲ということもあってよかった。
曲が起承転結の感じがして、構成力のあるプログラムだと思った。





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