MOBU'S MUSIC MAZE

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ジョナサン・ヘイワード指揮グレートブリテン国立ユース管弦楽団(プロムス2021)

2021-08-09 10:35:04 | 音楽夜話(クラシック)
8月8日
03:30-06:00 19.30-22.00 BBC3 BBC Proms 2021: Nicola Benedetti and the NYOGB
Nicola Benedetti and the NYOGB


ジャード Laura Jurd:シャント CHANT
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
モンゴメリー Jessie Montgomery:旗(室内管弦楽版ロンドン初演)
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55「英雄」
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン)
ジョナサン・ヘイワード指揮グレートブリテン国立ユース管弦楽団
2021年8月7日 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継


1曲目は現代曲。


2曲目は1楽章が終わって拍手のなか、ソリストが調弦をしている。
プロムスならでは。プロコフィエフの協奏曲は近代音楽で、ある意味
難しい曲調もあったりして、ロマン派などとはまた違う感性で
書かれていると思う。巧みにVnをあやつり曲を展開していく
スリルを味わう感じ。
聴衆も終演後は沸いていた。
そういうアプローチなのかもしれない。
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン)そういえば、
この方、マルサリスのVn協奏曲を録音している人だ。


3曲目は現代作品 1981年生まれ、アメリカの作曲家。
メロディー・リズム・ハーモニーはそれほど難解ではないけれど、
ロマン派の様な感じはない。映画音楽の様な、ある意味現代的な
音楽。楽章間で拍手が入るのはある意味お決まりみたいなもの次行こう。


終曲は「ベートーヴェンの「エロイカ」。ユース・オケとはいうものの
上手だと思う。
演奏自体が出来上がっているというか、まとまっている。
1楽章の少し早めのテンポでもついていく。ピリオドっぽい響きも
取り入れているのか、すっきり聞こえる。
プロムスのステージに立つ方々は、これだけ聴いたらプロオケとも
聴き間違う国がテコ入れしているハイエンド・アマチュアかも。


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