MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

伊勢に行く(4)

2018-08-29 12:52:15 | 旅は道連れ世は情け
伊勢3日目

朝風呂に入り、朝食をとり、新幹線も動いている。宿をキャンセルし、外宮へ向かう。
お昼前には外宮につき、お宮参りに伺う。

すっかり予定が変更されてしまい、最終日のお参りになった。
駐車場に車を入れ、傘を持って参拝。

左側通行の火除橋をわたり、第一鳥居の手前で一礼して進み、第二鳥居を一礼してくぐり参道を進み境内へ。
橋を渡ることは、神様の領域に入ることを意味するらしい。襟を正す。砂利を踏みしめながら歩く。
何度となくこの道を歩いた。スマホで周りを写す人がいる。中には通話をしている人もいる。
木の幹を触ったり、ご利益として木の皮をはがしたりする人もいるらしい。何かの石の周りで、
それに手をかざしている人たちも以前はいたが、最近では、ガイドブックにも手をかざしたり、
木の幹に触れたりするのはやめましょうというような記述も見られ、実際そのような場面は少なく
なったのではないかと思われた。
手水舎で清め先に進む。

パワースポットという言葉がある。伊勢はそのうちの一つであるらしいのだが、広大な敷地の中で
見えない地の力、天の力があるのかもしれない。歩いていくと清々して気持ちが良くなってくる。
昔の人もこれを体験したのだろう。九上殿・五上殿の近くにまだ若いご神木が植えてある。
大体の人は通りすぎるし、囲われているので近づくこともできない。囲われてるご神木の様だから
手を合わせてみる。何か気になったのだ。

豊受大御神(とようけのおおみかみ)様の鎮座されてるところは、「正宮」と呼ばれ、20年に一度
遷宮がある。3年前に遷宮があり、その時は白木の新しい感じのものであったが、時間が立ってくると
雨風を凌いできているせいかだんだん木の色も灰色っぽくなってくる。鳥居の前で一礼。
御簾が風に吹き上げられていた。台風の影響もあるのか、風はまだ収まっていない。正面に進んで、
賽銭をあげ、二拝・二拍手・一拝。その間に日ごろの感謝と、神様のご繁栄をお祈りした。
結構な参拝客だった。正宮から御池にかかる亀石を渡る。亀の様な形をした岩が橋の代わりをしている。
以前この亀石の写真を撮ったが、今回はスルーした。階段をあがって、多賀宮(たかのみや)様にお参りを。
ここでは日々の感謝と、個人的なお願いなどもしておく。階段を登っていくので、ちょっと息切れするものの
バリアフリーでないところは、いかにも神域という感じがした。そこから、土宮・風宮と参拝した。
台風が被害少なく通過することも願う。風宮に祭られている神様は私の地元の氏神様にも祭られていた。
なにか親しみがあったりする。ここまで参拝して出口に向かう。とりこぼした宮もあるが、それは次回に。

せんぐうかんの休憩所で一息つく。小雨がぱらつくこともあるが、傘をさすほどでもなかった。
休憩後は戻り火除橋を渡って現世に戻る感じになる。
さて、一息入れて「内宮」に向かおう。

つづく。

伊勢神宮 HP
http://www.isejingu.or.jp/index.html

すばるの日常

2018-08-28 12:34:09 | ウエルシュ・コーギー・ペンブローク・オス12歳を飼っていました。
25日病院のお泊りから帰ってきて少し元気がない気もしたが
翌朝、軟便を多量に排泄していて、元気↓。
26日かかりつけ医にいって、症状を説明して、普通の腹痛や下痢なのではないか
という事で、抗生剤の注射をして帰ってきた。夕方になり、まだ、下痢していることと
元気がないことで、休日という事もあり、休日診療おこなっている以前かかった病院に
いった。2時間近くかかって検査と治療をしていただいた。人間の様な3分診療ではない。
採血結果は、何らかの炎症反応があり、場所が特定できない。
以前か話のあった腫瘍が関係している可能性もある。腹水もすこしたまっている。
本人の体の中に変化が起こっているのだろうか。点滴と抗生剤鎮痛解熱剤下痢止めの
注射を点滴に混ぜて入れて落とす。明日も病院だ。
夕食は絶食。
27日。朝はドライのみ。元気が出てきたのか完食。病院に行く。元気が出てきたこと
食事がとれたこと報告。点滴に抗生剤下痢止め入れて投与。飲み薬、消炎鎮痛剤
抗生物質1回分下痢止め2日分。あすはかかりつけ医に行き対応を考えることとなる。
その後夕食もウエット混ぜて完食。薬も飲めて、元気回復。薬も効いているのだろう。

28日。朝ドライとウエットを混ぜて完食。水分も取り尿意もあり元気も出る。最後の
下痢止めを飲む。かかりつけ医に行くと、経過説明で炎症反応が気になるとのことで、
膵炎を疑った。血液検査をしたが、そうではなかった。炎症反応があるものの、どこが
炎症しているのかわからないところがある。本人は元気になってきている。
炎症止めの薬を射ちまた明日。 今は家に帰ってくつろいでいる。

志摩 swing

2018-08-28 09:37:50 | 音楽が流れる喫茶&BAR
志摩 swing
https://tabelog.com/mie/A2403/A240303/24010628/

naviを合わせて道を進む。湾の波も白波が立つ。
店が開いているのも電話で確認した。雨は降ったり
止んだりして、風もあるものの普通に走れる。
影響はあるものの直撃ではないところが、まだいいのかも
しれない。
13時過ぎにつく。店に入るとオーナーがJAZZ聴かれますか?
と聞き返事をすると、予約席と書かれた所へ案内された。
メインスピーカーと対峙する席だ。JBLのフロアシステムが
鎮座しており、これからの時間が楽しみになった。
お好きなのあったら言ってください。おかけしますから。
という事もあったが、お任せでいく。


1枚目
ボヘミア・アフター・ダーク
ケニー・クラーク(ds)がリーダーのアルバム。
1955年の録音。ドナルドバードのトランペットが炸裂。
キャノンボール・アダレイも参加。昨日の続きの様な展開に
なっている(笑)。アルバム置きがテ―ブル左右にあり、
始まるとアルバムをテーブルまでもってきてくれる。
まるでお客がVIP扱いで驚いた。
JBLが鳴っている。演奏している。オーナーが毎日コツコツと
作り上げた音なんだなと思う。
地方のお店は高級機材が残っていて丁寧にメンテされてつかわれている
ところもある。この店はJAZZを聴かせる情熱と共に存在している感じがある。
地元にはあまり知られていなくても全国のJAZZファンは知っているという
一文があるが、ジャズ喫茶まわりをしている方には、きっと名前くらいは
聴いたことあるかもしれない。アクセスがちょっと遠いということもあるが、
どっこい生きてるジャズ喫茶の1店。ここもご夫婦でお店をされてた。
これも、ポイントかな。


2枚目
BLUENOTE4003
アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ。

4003といってわかる人はファンかも。あの「モーニン」が入っているアルバムです。
べニーゴルソンts リーモーガンのtp、ブレイキーのds
ボビーティモンズのp ジミーメリットのb
こういうところで大音量で聴く、メッセンジャーズもある意味新鮮で、
聞きなれたフレーズも解けていきます。

3枚目
アートペッパー ミーツ・ザ・リズムセクション
コンテンポラリーレーベルのヒット作。
アートのアルトは、心地よいですね。
大音量でも疲れません。

3枚聴いたところで1時間程度立った。妻は大音量でのJAZZは
遠慮したので、車で待っていた。これを潮に席を立った。

オーナーはリクエストも受け付けますといわれたが、外に人待たせて
いるので、名残惜しいけど行きますという事で、県外からきたことと
お店をほめて退店した。JAZZファンが貸し切りで聴きに来る事がある
というのもあるかもしれない。そういう店なのだ。

伊勢に行く(3)

2018-08-27 11:36:47 | 旅は道連れ世は情け
夜半に風も強まり、台風の接近を予想させた。
台風情報を聴きながら、仮眠の様な形になった。
明けて雨風があり、どうしたものかと思案。
朝食を摂り、情報を得ているが、コース変更か。
河崎に再度出かけるが、お目当ての店は11時から。
台風の進路からは外れているものの影響は大きい。

2日目の投宿先に早めに入ることとして、その方向に
向かう。途中、「うなぎ」をここ何年も時期にきちんと
食べていないという事になり、昼は「うなぎ」ということに
なり、頭の中がうなぎでいっぱいになった。

「川うめ」という老舗の鰻屋さんを見つけた。そこで昼を
決め込む。妻は、ランチセット。私はウナギ3枚と肝吸い
にした。ここは、うな丼だと、ご飯にうなぎのたれがまざって
おり、鰻のたれの甘辛ご飯になった。ウナギもふっくらしており
皮はパリパリ感があった。肝吸いも上品でおいしかった。
このあと何年この手のものが食べられるのだろう・・・。

いい時間に昼を取り宿に向かうことにする。風はそれなりにあるものの
雨はそれほどでない。早めの対応がよいかもしれない。
本来はオプションコースがメインになっていて気が引けたがそういうこと
なので、実施に踏み切る。
投宿先より先に、本格的なJAZZ喫茶があるという。たぶん、今回のがしたら
行く機会もなくなるかもしれないと思い向かった。
幸い、天候はそれほど崩れていかないようなので、車を進めた。
この店は1時間ほどで出た。妻を車で待たせていたというのもあるが、
大音量のJAZZを聞くというのは、ファンでない限り、かなりストレスのかかる
事なのだ。車を投宿先に向ける。

的矢湾に面したその宿屋さんは、牡蠣を出すところでも名が知れていた。
私は、牡蠣についてはあまり好みではなかった。オイスターバーなどで食べても
鮮度が良くても好きになれなかった。しかしながらここの的矢牡蠣は養殖であり、
その作り方が独特で、牡蠣のエグミが一つもなく、食べやすかったため、
牡蠣に対する考え方を変えさせた牡蠣の1品だった。かといって数多く食べられる
わけでもないのだが・・・。
ここは、夏は普通の牡蠣はオフシーズンなので、(11月から3月)その間は、
夏牡蠣になる。夜のご飯は、大きい牡蠣のコースになる。
早めに投宿して温泉に浸かり、デトックス。
夕飯はさすがに牡蠣づくしは一生分の牡蠣を食べたと思った。当分牡蠣は・・・。
夜の台風情報が気になる。四国方面に上陸。こちらはその影響もある。
新幹線が動かないかもしれない。帰る日に動かないのではその翌日は仕事が
入っている。戻れないのはまずい。一応職場に一報入れておく。宿も抑える。
そんなこんなで台風情報を見ながら一夜を過ごし、寝不足気味になる。

志磨 磯部 川うめ(うなぎ)
https://tabelog.com/mie/A2403/A240303/24000557/


つづく

伊勢に行く(2)JAZZBAR「ふぁん」

2018-08-27 11:31:25 | 音楽が流れる喫茶&BAR
宿にチェックインして足を伸ばす。夕食を待ってる間に
時間になる。旅館につきものの和食のコース。当地の食材を
使って美味しく仕上げている。この歳になると、それほど
量はいらないし、出たものは美味しくいただくことにする。
デザートは別所に用意されており、それもバイキング形式なので、
別腹の方にはうれしい配慮。ロールケーキなどいただく。
腹八分を通り越し10分くらいになってしまう。
いけないいけない。
食後、市内のJAZZBARに出かけた。車で20分、市内の
コインパーキングに入れて店を探す。店の外装が修理中で、
看板も出ていない。ドアには営業中の札は下がっていたが
わかりにくかった。気を引き締めて、ドアを開けて中に入る。
ご夫婦で店を切り盛りしている。昭和57年開店してから今日まで
営業。長期に渡って店をされている。カクシャクとされている。
車なのでノンアルコールカクテルを・・・。というと、
オレンジ・ジュースにレモン果汁を混ぜてシェイクして出てきた。
カクテルの名前は失念したが、美味しくいただいた。
先客の御夫婦が色々飲まれていて、オーナーと話が弾んでいた。

オーディオはスピーカーが一風変わっていて、コンクリート製?か何かの
丸いエンクロージュアにJBLのLE15-Aが入っていて、ツィ―ターはパイオニア製
とか、貼ってあった。ある種年代物のオーディオ。アンプはわからなかった。
レコードも数ある様だったが、現在はCDメインで流しているようだ。

エヴァンスの10枚組の「ブルーイングリーン」というセットものから、流していた。
1955年から60年くらいまでのアルバムからチョイスされていた。BGM的に流していた
ので、それほど聴くでもなく聴いていたが、エバンスのタッチはいいですね。

ご夫婦はこちらのひとだったが、伊勢を楽しんでいってくださいと声をかけて
くださった。先に出ていかれて、一人になった。オーナーに同じものを再度
オーダーして、何か聴かれますか?と聞かれたが、アルバムリストでもない限り
これが聴きたいと思いつかない。今聴きたいものがここにないことも多い。
いつものお任せにする。

オーナーは高音質盤の一枚から
マイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」
CDトレイに乗せた。
ボリュームを上げてくれた。これがここのサウンドなんだ
という硬質なJAZZサウンドが流れてきた。
キャノンボールもコルトレーンも刺さる。
ここではキャノンボールが一枚も二枚も上だ。
1枚聴いてしまった。オーナーはキャノンボールが好きだとはにかみながら
いった。これはエバンスつながりでありながら、キャノンボールも
ご自身が楽しんだんだなと思った。なかなかのリスナーである。
これを潮に店を出た。隣の店はジャズ喫茶で営業していた「城」という店で
この店は退店してしまった。

今日行ったところは「ふぁん」という昔からのファンは「トリス・バー」という。
寿屋時代の栓抜きが置いてあるのには驚いたが、そういう歴史のある店だった。

オーナーは80歳を過ぎ、ご夫婦で営業されている。
長く続けてほしいものだけれど、こちらもいちげんさんで終わり、リピートは
考えにくい。時代の流れには勝てないのだ。
伊勢の片隅でこのような店は細々と時間を紡いでいた。ごちそうさまでした。

宿に車で帰り、温泉に浸かって汗を流す。明日以降台風はどうなるのだろうか・・・。

つづく。

伊勢市「ふぁん」
https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24010656/