MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

麺処 中村屋 海老名本店(ラーメン)

2019-09-19 21:05:01 | COFFEE HOUSE Qs4(飲食店等徘徊)
麺処 中村屋 海老名本店(ラーメン)

海老名駅近くに名代のラーメン店がある。
20代で店を開き精進を重ねて、今に至るが、
神奈川に淡麗系のスープで、その人ありと広めた。

たまたま、床屋で話になり、昼に食べに行った。
「塩ラーメン」を食券で買う。

ほどなくして美味し気なにおいと共に出てくる。
ここは弟さんの店で、お兄さんは厚木市に「zundbar」なる
店を展開している。メニューの形態は似ている。

「zundbar」は以前から何度も行き、淡麗系を味わっている。
その意味ではいい悪いは別として、出来上がりはよく似ていると思う。

淡麗系のスープは個人的に好きだし、美味しいと思う。
ストレート麺も、スープと浮いている油を麺とすすることで
全体的なコクも感じられた。菜っ葉も、細切りで柔らかいメンマも、
舌に優しい。

味玉はいつしかラーメン店の、レギュラーな具になった。
チャシューはすこし歯ごたえのあるもので、個人的には、
フワトロのチャーシューより好感が持てる。

これだけのラーメンを開発して、後進がまねをして淡麗系の
レベルはあがっても特許にはならないから難しいもの。
当日の出来は出来上がってみないとわからない。
ご苦労は続くのだろうな。

美味しいものを提供して、食べた人を笑顔にする。
並大抵の事ではできない。 ごちそうさまでした。

麺処 中村屋 海老名本店
https://www.dearest-style.com/

サイドワインダー(逗子)

2019-09-19 09:01:35 | 音楽が流れる喫茶&BAR
サイドワインダー(逗子)


JAZZが聴ける新しいお店の様子。
セブン・イレブン横の階段かエレベーターで2階の一番奥。
タンノイ&マッキントッシュのオーディオで
LP&CDのJAZZが聴ける。

お店の壁にLPジャケットが展示してある。
入店した時はFUSION(CD)が鳴っていたが、
オーダーして、オーナーがリクエストファイルを
持ってきて、リクエストをどうぞとおっしゃるので、
壁にあったガレスピーの「アット・モントルー」の
A面(LPは片面)CDは1枚でなくちょうど
いいところまで(笑)。考えられている。

「マンティカ」が久々に聴ける。某店で聴いた時は
LPで爆音。迫力はあったが、LPのスクラッチが
結構出ていて使い込まれていた。自分も後でCDを
手にしたものの、なぜか音がきつい。
57年(収録)同い年のアルバムなだけに愛着もある。
楽しいLIVEの雰囲気のあるアルバム。
LPだけに、トロンボーンがきれいに鳴っていた。
こんなモントルーも有るんだ。堪能しました。

お客は私だけだったので、続けてモードになり、
キースのケルン・コンサートのパート2C(CD)。
アンコールナンバーで、こよなく愛している1曲です。
ECMの録音の特徴が良く出ていて、よくぞ残してくれた
1曲です。 7分程度の曲。

続けて「フォー・ジャンゴ」(CD)ジョー・パスのパシフィック盤。
サイドのピサノのサイドも聞こえご機嫌です。初めから半分聴きました。
この時のジョーはGIBSON弾いてたのかな。
ちょっと、ヴァーチュオーゾの音と違う気もするけれど・・・。
お気に入りの1枚です。

今日の最後はマイルスの「1958マイルス」のA面。
スタンダード・ナンバーをマイルスのリリカルなミュートの
トランペットが奏でます。午後のひと時。全くまったりします。

アイスコーヒーをおかわりして、ここはタンブラーで出してくれて、
冷めないようになっています。チョコとクッキーのおやつ付き。
豆も吟味されているようで、すっきりした飲み口のアイスコーヒーでした。

横浜のお店からもお客さんが情報を聞きつけてやってくるようです。
まだあまり知られていないお店なので、ファンには一度足を運ばれても
いいかもしれません。

駐車場がないので、近くのコインパにとめるようで、台数は結構ある
様ですが、埋まってることもあるかもしれません。

こんどは、お気にのCDでも持って再訪しますかな。

サイド・ワインダー 逗子市
http://sidewinder.blue/


アフター6ジャンクション(TBSラジオ)「調律について・・・。」

2019-09-18 06:44:06 | 音楽夜話(クラシック)
アフター6ジャンクション(TBSラジオ)「調律について・・・。」
2019/9/17

たまたま、カーステでラジオ聴いてた。TBSは聴くこと
ほとんどないが、本当にたまたま聴いてた番組にはまった。

20-21時
ライムスター宇多丸 
ソウル・ピアニスト SWING-O(PIANO)

M1宇多田ヒカル 「オートマティック」
チューニングを確かめる。A=440HZ
オートマティックA=445~8HZくらい。チューニングは高い。
440ではずれ感がある。あってない。低い感じがする。

世の中は、A(ラ)=440HZが基準となっている。

440HZであっている感じがしない。オートマティックが
440HZで作られていない。「調律は自由か」。

「調律」発信方法は自由。曲の在り方は自由でない。
なぜ同じ調律でしか作られないか。

調律Aー440HZ(1939年に決められた)、スケールをどのように作るか。
15-6世紀12音。平均律オクターブを12分割する。
国によって調律はばらばらだった、それを統一した。
モーツァルトの頃は421HZくらいだった。
モーツァルトの曲。
421の音叉が残っていたのでその頃は421で
演奏されていたのではないか。421は低い。半音くらい違う感じがする。

「絶対音感」何を持って絶対なのか。1930年ころ園田氏より提唱。レベルアップ
絶対音感をつける。日本でしか行われていない。そんなにお徳感がない。

共通言語を作る。同じ響きで聴きたい。
モーツァルトは421で演奏されるべき?。
相対音感。いくつになっても磨くことが出来る。

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古楽やバロックなど演奏する人は、ピッチ(音程)を低くとっていることがある。
その意味では、モーツァルトなどは、当時の音叉が残っているのでその音程で
演奏されたと考えられる。今よりも落ち着いた感じになるのではないか。
華やかな感じは、影を潜めるかもしれない。
BCJの鈴木雅明氏が、バッハなど演奏する人はなまじ絶対音感はない方がいい
というような話をされていて、ヨーロッパにあるパイプオルガンはその土地土地で
みなピッチが違うので仕事にならなくなるそうだ。それでなくてもピッチが違うのに
ごくろうさまなことです。
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テンポ
BPM(時計ベース)
テンポの基準。
心臓の心拍数60~70位を基準。人の落ち着いている時の心拍数。
昔は、共通のルールでなく個人ベースで音楽が語られてた。

1939年統一。ピアノ作るときの基準。

調律ごと考えられていたかどうか。

M2 ドアーズ「ハートに火をつけて」
A=440あってない。A=448で合う感じ。オルガンメイン。
オルガン中心に作られた。電気的に安定されてなかったか。
違和感があった。音程高い感じ。音程の秘密。

M3ビートルズ ストロベリーフィールズフォーエヴァー
合わない。ジョンレノン自分の声が嫌い。チューニングして、
録音してそこから音程を落とした感がある。工夫の後がある。
調律ごとつくられたのではないか。

現代は、パソコンなどで決められた打ちこみの調律で作られ、
それがいいのか。

後半 調律は自由でいい。
80S。ヒップ・ホップ

チューニング1986~7。フレーズサンプリングが流行る。
元の音楽のチュー二ング。チューニングを変えてしまう。

M4メアリー・J・ブライジ アイ・キャン・ラヴ・ユー

A-440であわない。430~450どちらか。
450程度で一応あった感がある。
耳で音楽を作っている。
もとはリルキム作。サンプリングして別のコードをつけてまとめる。
440では合わない歌もの。チュー二ングずれたままのものに
改めて加える楽器をずらしてチューニングして合わせて演奏した。
proツールス以前の仕事。ちゃんと耳で修正して造る。

チューニング
サンプリング音源がパソコンで作られる。あっていると思われるものでも、
合ってないものもある。懐かしい感じで作るとき、調律狂ったまま音源で
だしているケースがある。合っているはずという事で出してしまう。
気持ち悪さがでてしまう。作る側が意識した方がいい。
聴覚が気にされない。見栄え味覚などはあるが、聴覚は取りざたされない。
ホントに気持ちいいものは行間にある。快感原則による。純正律。
聴感上のに快感原則基づいて聞く。

M5 オートマティック
音圧戦争。マスタリング。詰め込み。
インパクト。調律を加える。
調律をあげ、テンポを上げたのかも。
440の曲たちの中で甲高い音楽。目立つ。
アルバムの他の曲は440で作られた。
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山下達郎氏が自分の楽曲をラジオでオンエアするときに、パワープレイ対応で
ミキシングしなおして番組で流しているという。音圧を上げてラジオでも聴き映え
するようにという配慮か。
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440は必要だが、絶対ではない。

耳で音楽を作ってほしい。


忘備録

音楽の世界で密かに起こっている「基準ピッチ競争」とは。
https://matome.naver.jp/odai/2144871860528765201




白崎 彩子(JAZZ piano)

2019-09-18 04:08:35 | 音楽夜話(ジャズ)
白崎 彩子(JAZZ piano)


はじめて聴きました。
海外で活動する日本人アーティスト・ジャズ編ですが、
女流ジャズ・ピアニストです。

芸大出の才媛ですが、タッチが強くそれだけ印象的でした。
一つづつ音に意味がある感じの演奏で伝わります。

どちらかと言うと(バド)パウエル・ライクな印象です。
ご本人はエヴァンスも掌中のようなのですが、パウエルの
印象が強いです。

「繊細かつ奔放なタッチとフレーズは、多くの聴衆を魅了してやまない。」

いい得て妙ですが、演奏から伝わるエネルギーは凄いものがあり、
これは彼女独特のものかもしれません。

ハンブルグで作られた、ピアノソロアルバムが有るのですが、久々、
ネット購入。ポチっとな・・・。

Airegin : Ayako Shirasaki (白崎彩子)piano trio Live at Kitano Jazz
https://www.youtube.com/watch?v=1fz5d4ShiGs

Summertime / Ayako Shirasaki (p), Kengo Nakamura (b) [HD]
https://www.youtube.com/watch?v=-8g3hi-D8CU

NPR MUSIC(マリアン・マクパーランド ピアノ・ジャズ)
https://www.npr.org/2016/04/15/474388065/ayako-shirasaki-on-piano-jazz

Kenny Burrell ‎– God Bless The Child

2019-09-16 08:31:58 | 音楽夜話(ジャズ)
Kenny Burrell ‎– God Bless The Child
https://www.youtube.com/watch?v=v6wULrQkFpU

CTIといえば、当時「デオダート」の「ツゥアラトゥストラはかく語りき」とか
よく聴いていた。イージー・リスニング・ジャズの一端を担っていた。
聴きやすく楽しみやすいということもあった。

ケニー・バレル(g)が、このレーベルに録音していたのを知ったのは、
随分後になってから。

70年代はクロスオーバーからフュージョンへの時代。
一般的なJAZZ演奏は下火のような感じだった。
聴きやすくわかりやすいものが受けていた。そのあたりの裾野は広がった
ものの、コマーシャル的に聴かれる部分も多かったと思う。

ブルースやファンキー感を出しつつ、主役はあくまでもケニー。
バックのメンバーも豪華ではあるものの、表に出てくることは
ほとんどなく、アレンジできちんと整理されている。
Kenny Burrell(g),
Ron Carter(b),
Billy Cobham(ds),
Freddie Hubbard(tp),
Hubert Laws(fl),
Hugh Lawson, Richard Wyands(p),
Ray Barretto, Airto Moreira(perc),
Arrange Don Sebesky

ビリー・コブハムが仕事とはいえ、4ビートを叩いてたり、
ハバードのソロも過激でないが、それもまた一興。
ロウズのフルートが華を添え、パーカッションの相性の良さは
ブルーノートで立証済み。当時の時代のエレピもある意味今と
なっては懐かしい。ストリングスも入っているが、甘過ぎないところが
JAZZ演奏に踏みとどまっている。
セベスキーのアレンジは一貫性があり、レーベルの顔ともなっている
と思う。
そんなバックに乗って、ケニーの演奏がさえてくる。ある意味聴き飽きない
1枚になっている。彼の良さを十二分に出しているのでは無いかと思う。
彼のギターサウンドもあると思うが、ケニーの音としてとらえられている。
録音も、ルディー・ヴァン・ゲルダー。ブルーノート時代からの付き合いだ。

大観得を切っての名盤ではないものの、個人的愛聴盤にはなるであろう1枚。