MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

毎週ビートルズ・トップ10 ビートルズ10  5月21日

2023-05-25 07:17:54 | 音楽夜話(音楽一般)


毎週ビートルズトップ10 ビートルズ10  5月21日


リスナーからの投票で、毎週ランクが変わる。変わっても楽しい。
それだけファンの聴取ポケットは深い。隣は何を聴く人ぞ。
ただ毎週聴いてるだけでもファンは楽しかったりするのだろうな。
解散後でも、これだけ話題になるグループもないだろう。


今回はシングルA面のトップ10。
配信の時代。シングルと言ってもピンとこない世代もあるだろう。
昔は・・・。やめておこう。長くなる。
シングル盤はA面B面とあり、A面の方にヒットにつながりそうな曲を1曲入れて
B面はその補助的な曲を1曲入れて、2曲で1セットみたいな音源が昔あった。


CDになっても初期は8cmのCDシングルというのがあったけれど、配信は
1曲単位だったりするからそれが、今でいうシングルなのかもしれない。
ビートルズが活動していた時代もシングルが全盛であり、彼らも出していた。
それを持ってきてのベスト10だ。いわゆるヒット曲のベスト10みたいな
ものだから、どれが来てもおかしくない。恨みっこなしだ。


今回はこんな結果になったそうだ。
シングルとして録音したもの、アルバムに入れてシングルとしてはずしたものなど
色々ある。今回の結果は以下のようになった。


シングル曲ベスト10


26キャント・バイ・ミー・ラヴ
25イエロー・サブマリン
24エリナー・リグビー
同率
22涙の乗車券
22ジョンとヨーコのバラード
21カム・トゥゲザー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20ラヴ・ミー・ドゥ
19レディー・マドンナ
18ペニー・レイン
17ゲット・バック
16デイ・トリッパー
15愛こそはすべて
14ヘルプ!!
13フロム・ミー・トゥ・ユー
12ペーパーバック・ライター
11ハロー・グッドバイ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
10アイ・フィール・ファイン         1964年 8枚目
 9恋を抱きしめよう             1965年11枚目シングルのみ
 8ア・ハード・デイズ・ナイト        1964年 7枚目
 7プリーズ・プリーズ・ミー         1963年 2枚目
 6抱きしめたい               1963年 5枚目
 5ストロベリー・フィールズ・フォー・エヴァー1967年14枚目
 4レット・イット・ビー           1970年22枚目(ラスト・シングル)
 同率2位
 2サムシング                1969年21枚目
 2ヘイ・ジュ―ド              1968年18枚目(シングルのみ)    
 1シー・ラヴズ・ユー            1963年 4枚目


オリジナル22枚26曲(両A面含む)UKシングルによる番組リスナー投票によるベスト10
コアなファンは聴き方が違う。深いなぁ~。1位5位はどうしてそこにいるか。深い考察がある。


5月23日生まれのジャズ・パーソン マーヴィン・スタン リッチー・バイラーク ローズ マリー・クルーニー レス・スパン

2023-05-24 18:37:39 | 音楽夜話(ジャズ)

Marvin Stamm (Trumpet) 1939.84歳おめでとう。


彼というと、ビッグバンド歴が長くスタジオも兼ねているから、
あまり外に出ることはなかったけれど、どこかで見たことがあった。
70年代。デオダートというピアニスト兼アレンジャーがいて、
クラックとジャズのクロスオーバー時代のCTIレーベルから、
「ツァラトゥストラはかく語りき」というアルバムで、一世風靡
した。そのアルバムのトランペットセクションにいて、音は
かなり耳にしていたのだ。遠くの親戚より、近くの他人というか。
いい仕事してました。


Prelude
https://www.youtube.com/watch?v=9mTfud4PO5s&list=OLAK5uy_kB9izQwSk2DjEvdvuxyuOFeC0jaFMnpcU&index=1


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Richie Beirach (Piano) was born in New York in 1947. 76歳おめでとう。


以前は、パウエル派とかエヴァンス派などと、影響下にあるアーティストで分類していたりしたけれど、
このくらいのレベルの方になると。何人もの影響下の方がいて、どの分類になるのか、大体はできそうだけれど
リアルには難しそうだ。下のルバムは80年代ジャズの元気なところを切り取って提出してきたようなアルバム。
今聴いてもブレッカー・ブラザーズはやっぱり名うてで凄いメンツだった。それに負けないバイラークも名うてだ。


Inborn
https://www.youtube.com/watch?v=BYrkF-tzcI8&list=OLAK5uy_ntz8nqnoBqjufAaRgvfhmYDid2V4PRduM&index=1


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Rosemary Clooney (Vocals-Lead) 1928–2002. 生誕95周年 没後21年


ローズマリー・クルーニー。ちょっとほっとしたようなお名前からは想像できない波乱万丈の
人生を送っていた様だけれど、デビューして歌に人生を託した感じになったものの、こうして
ステージにたてていたことは、あながち間違っていなかったのだろうと思う。
アルト・ヴォイスが素敵だ。コンコードレーベルのバッキング陣が鉄壁のスイング感をかもしだし、
それにのったクルーニーの歌唱も堂に入ったもの。ビリー・ジョエルの曲のフォービート感がなかなか・・・。
グルーヴィー!!。


Rosemary Clooney, First Concert, North Sea Jazz • 10-07-1981 • World of Jazz
https://www.youtube.com/watch?v=-DY6a0CJyfU


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Les Spann (Flute, Guitar) 1932–1989.  生誕91周年 没後34年


この間のレッド・ガーランドのFMでの特集で、この方のフルートが
入ったカルテットを聴いた。フルートとギター持ち替えのミュージシャンは
この方くらいではないか。トゥーツ・シールマンスはハーモニカとギターだった。
やっぱり、この方の売りはフルートなのではないかと思う。


生涯1枚リーダー作を残した。なかなかできないこと。


Gemini
https://www.youtube.com/watch?v=4XnK3YZFRz0&list=OLAK5uy_kA3D48MQJqRuBsGvqxUXdjIb6w6LUN3TE&index=1


5月13日 N響第1983回定期公演

2023-05-23 11:42:31 | 音楽夜話(クラシック)
5月13日 N響第1983回定期公演


歌曲集 作品34-6「ラザロのよみがえり」


下野 竜也(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: ラフマニノフ(編:下野竜也)
短調の重い曲。


歌曲集 作品34ー14「ヴォカリーズ」
下野 竜也(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲・編: ラフマニノフ
有名なヴォカリーズ。


始めの掴みを有名な序曲などで持ってこない、一ひねりある
プログラミングが魅力。ラフマニノフ生誕150周年記念に掛けてるか。


オッフェルトリウム
バイバ・スクリデ(バイオリン) 、 下野 竜也(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: グバイドゥーリナ


バッハの音楽の捧げものか旋律が出てきてそこから変奏が始まる。曲は解体されて
現代音楽にある、調性が感じられなくて、旋律も良くわからない、リズムというか
打楽器でのアプローチはある。不協和音が主に出てくる音楽。独奏ヴァイオリンは
それらの間を縫って弾かれる。
途中から、旋律の様なものが聴かれ、スティールパンの様な楽器の音も聞かれる。
深遠な時間が続き終了。聴き手によっては長くも短くも時間が過ぎる。40分の集中。

交響曲第7番 ニ短調 作品70


下野 竜也(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: ドボルザーク


ブラームスに影響受けているという。
その意味では聴きごたえがあるし、渋好みというか
わかる気がする。後期3部作でいえば一番地味かも
しれないけれど、その役柄は果たしていると思う。
マニア好みの下野さんが引き当てそうな曲。
個人的には機会があると聴いているが、段々
ハマってきている曲。

〜2023年5月13日 NHKホール〜




5月22日生まれのジャズマン サン・ラ

2023-05-23 09:33:23 | 音楽夜話(ジャズ)
5月22日生まれのジャズマン サン・ラ




Born on this day, May 22nd…


Sun Ra (Piano, Band Leader) 1914–1993. 生誕109周年 没後30年


私などから見ればユニークな存在で、下のアルバムの様にプリミティヴな
アフリカをイメージできたりするのも彼の表現のおかげです。エリントンやモンクを
表出したような次のアルバムもサン・ラという表現者なのでしょうけど、多面体の
彼を楽しむことができます。


The Nubians of Plutonia + Bad and Beautiful
https://www.youtube.com/watch?v=9-ZZJI3znWs&list=OLAK5uy_ml9lereuTFEytZ4Y2BIULUo8CDLiZgbqM&index=1







生誕100年 レッド・ガーランド特集 JAZZ TONIGHT

2023-05-23 09:29:04 | 音楽夜話(ジャズ)
  1. #「ガーランド、聴いた気になる 1時間」
    生誕100年 レッド・ガーランド特集

    Out Of Nowhere
    Charlie Parker(4分33秒)
    <Blue Note CDP 7 85108 2>

パーカーとの共演が最初期。このころ、ロイ・ヘインズが
いたことにも驚き、53年の録音30歳のころのもの。
録音もクリアでテープ録音にしてもすごい音。

All Of You(alternate take)
Miles Davis(7分28秒)
<SME SRCS-2223~8>
「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」より別テイク。
ガーランドのピアノが聴ける。


Ahmad’s Blues
Red Garland(7分21秒)
<Prestige VICJ-60267>
ピアノトリオの演奏で収録。
アルバム「ワーキン」に収録。
マイルスも粋なことする。
ミッドなブルース・ナンバー。
チェンバースの弓弾きも聴かれる。
正統派ピアノトリオの鳴り。


My Romance
Red Garland(6分49秒)
<Prestige VICJ-60347>
「ア・ガーランド・オブ・レッド」
ファースト・リーダー・アルバム
どこを切ってもガーランド的な演奏が聴ける。
バラードの解釈も粋な感じがする。珠を転がすというか、
こういうのがガーランドの良さかもしれない。


Darling Je Vous Aime Beaucoup
Red Garland(5分12秒)
<Prestige VICJ-2178>
コンがを加えたもの。「ロジョ」より。ステレオ録音。(視界が開ける‐大友)
当時、ひっぱりだこだった、レイ・バレット(コンガ)参加。
アップ・テンポのナンバー。でも、なんで、
当時、コンガ入れるの流行ったんでしょうね。


Lush Life
Red Garland(4分19秒)
<Prestige VICJ-60339>
61「ニアネス・オブ・ユー:より、ソロピアノで。
左手の力強さが印象的。


Where Are You?
Red Garland(5分16秒)
<Riverside VICJ-60516>
フルート(レス・スパン)を入れた演奏。シナトラから学んだものを
取り入れている。62年「ソーラー」より。


Hobo Joe
Red Garland(8分36秒)
<MPS POCJ-2633>
71年録音。ジョー・ヘンダーソンのオリジナル。
チャーリー・ブラウンのアニメに出てきそうな感じの音源。
ヴィンス・ガラルディー的な・・・。


Have You Met Miss Jones?
Red Garland(7分11秒)
<M&I MYCJ-30015>
77年復帰70年代は新し目のジャズの台頭で、スタンダード系
は置かれていた時代。最後は83年のアルバム。「キーストン・コーナー」
でのLIVE。


ガーランドは初期から晩年まで、どこを切ってもガーランドだった。はじめから
ほとんど出来上がってる感じ。ガーランド・スタイルというものがあったのではないか。
聴いた気になる1時間。