MOBU'S MUSIC MAZE

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6月16日 生まれのジャズマン ラッキートンプソン

2023-06-19 09:37:13 | 音楽夜話(ジャズ)
6月16日 生まれのジャズマン ラッキートンプソン




"Lucky" Thompson (June 16, 1924 – July 30, 2005) 生誕99周年 没後18年


数奇な人生を送ったミュージシャンの様だった。アルバムは活字て知っている程度だった
ので、音源に当たったことはなかった。WIKIで調べてその人を知る。
活字で知っていたその1枚は思ったより良くて、ローテーション仲間に入りそうだ。


Lucky Strikes
https://www.youtube.com/watch?v=Piy-WhyXjho&list=OLAK5uy_kHYQ3G8bugOHLYEogG1JgXAgHig8LpJaE&index=1













トッド・ユクモト (サクソフォン) 原田慶太楼指揮ハワイ交響楽団 吉松 隆 カプースチン作品集

2023-06-16 21:59:35 | 音楽夜話(クラシック)




June 13 - Birds and Angels
Keitaro Harada leads the HSO in our final indoor Masterworks concert of the season.
The performance features three selections from prolific Japanese composer, Takashi Yoshimatsu.
Todd Yukumoto plays Nikolai Kapustin’s jazz-inspired Concerto for Alto Saxophone.


15:00-17:00 20.00-22.00 HawaiiPublicRadio


吉松隆:アトム・ハーツ・クラブ組曲 第1番 op.70b
カプースチン:アルト・サクソフォンと管弦楽のための協奏曲
吉松隆:鳥は静かに... op.72
吉松隆:交響曲第6番「鳥と天使たち」 op.113
トッド・ユクモト Todd Yukumoto(サクソフォン)
原田慶太楼指揮ハワイ交響楽団
2022年6月4, 5日 ホノルル、ハワイ・シアター・センター


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アトム・ハーツ・クラブ組曲第1番(吉松隆)
ビート感があり、弦のクールさがよく表れている。スケルツォ部分の
和音提示も美しく、後半の8ビートや弦のロックンロ―ル。
今の作品だということが聴かれます。ビートルズ、ELP、ピンク・フロイドの
イメージも取り入れられ弦の響きが思いのほか美しい、
吉松作品の真骨頂が聴けます。掴みはOK。


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アルトサックスのための協奏曲(2002年初演)。スイングジャズ、
フュージョン的な節回しもある。ソリストにはジャズ・メンの
素質が不可欠とある。書き譜でも微妙なノリ突込みが出来ることが
作曲家からの必須の希望らしい。
確かにバックに合わせるには縦線も守らなくてはならないけれど、
ジャズのアドリブなどはそれだけではない部分もあるからソリストも
大変だろうと思う。単一楽章の十数分の作品。
色々な局面が出てくるけれど、それなりにまとまって聴かせる作品に
なっている。艶のある、ある意味聴かせられるアルトだった。
それは救いかも。
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吉松隆:鳥は静かに... op.72


MCが英語で放送時解説しているけれどわからない。
日本語の解説文をさがしたけれど、いいものが見当たらない。
ご本人の音声による解説というのもあったけれど、実際の
音楽を聴いた方が早いだろうと思った。


百聞は一見にしかず。印象主義的な悲歌。鳥を悼む。
弦楽が生きている。


原田氏はドイツ・オーストリー系よりも、ラテンとか、
ほかの国のクラシック音楽の方が肌色的にあっている感じがする。
吉松作品は先輩格の藤岡幸夫氏が結構以前から取り上げ録音も多い。




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吉松隆:交響曲第6番「鳥と天使たち」 op.113


第1楽章:右方の鳥(Bird in Right)「急」
聴き手に色々なイメージが湧くように作られているかも。多数の色がパレットにあり、
色々な色が現れては消え流れていく。聴き手が混ぜる感じ。


第2楽章:忘れっぽい天使たち(Forgetful Angels)「緩」
オカリナ(バードコール)が活躍する。パウル・クレー・・・。子供・天使。色々
イメージを掻き立ててみる、そんな音楽。


第3楽章:左方の鳥(Bird in Left)「急」
リズミカルな終楽章。弾んで聴き終えられる。まとまりがあるので30分位の
作品だけれど聴いた感があり満足できた。


日本の作曲家を紹介し、人気のカプースチンで盛り上げる。コンサート自体は
番組で編集しており、1時間程度で聴き終われるものだった。
原田氏はサー・ゲオルク・ショルティー賞を最近受賞されている。


八面六臂の活躍


6月15日生まれのジャズマン エロールガーナー ジャキ・バイヤード ジョージ・川口

2023-06-16 17:15:31 | 音楽夜話(ジャズ)
6月15日生まれのジャズマン エロールガーナー ジャキ・バイヤード ジョージ・川口


Erroll Garner (Piano) was born in Pittsburgh, PA, 1921–1977.  生誕102周年 没後46年


彼と言えば、「ミスティ」とか「コンサート・バイ・ザ・シー」くらいしか知らないのだけれど、
もっと深堀しても面白いアーティストなのかもしれない。カクテルピアノ、ビハインド・ザ・ビート
スインギー・・・。色々彼に対する単語は出てくるものの、みな一緒に彼なので、それらを聴くことで
「幸せ」が得られる。ある意味不思議な感性を持っているアーティスト。幸せを振りまくはなさかじいさん
みたいな存在。それらをほっておく必要はないかも。100年を過ぎ、再評価があってもいいかも。


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Jaki Byard (Piano, Saxophone) was born in Worster, MA, 1922–1999. 生誕101周年 没後24年


マルチ奏者だったんですね。ピアニストとして紹介されることが多かったみたいで、
ジャズの紹介本にも「ハイ・フライ」が載っていたりしたから、そういうもんだと思って
いましたが、なかなかいいピアノを弾きますね。


Hi-Fly + Here's Jaki
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_m3BG_h_dVBMTiLbUDfwz2itZi41pdCsPo


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George Kawaguchi (Drums and Percussion) was born in Fukakusa, Japan, 1927–2003.  生誕96周年 没後20年


以前も書いたけれど、川口さんのドラム音が綺麗。シンバル・レガートも美しい。ダブル・バスのドラムも
どうしてこんな音出るのだろうという感じ。うるさくないし。ドラムの神様と言われた訳がわかる気がする。
いつまでも聴いていたいものだった。ソロもなおさら。


シング・シング・シング ジョージ川口&藤家虹二
https://www.youtube.com/watch?v=rlqXCTGW8w8















トミーズ・バイ・ザ・パーク(仲町台)

2023-06-16 08:38:59 | 音楽が流れる喫茶&BAR
トミーズ・バイ・ザ・パーク(仲町台)






仕事で疲れた後はジャズ喫茶に行く。
歩き疲れた午後3時過ぎ、地下鉄駅を
降りてから小雨の中を歩き、隣のベーカリー
店で、サンドイッチを購入し入店。
入店時は、スー・レイニーの軽いVoが
流れていて、歩き疲れたその疲労感が
スーッと抜けていくのがわかった。
音楽の癒し効果か(笑)。
コーヒーを注文し、気を抜く。
ぼーっとして音楽を聴いていると頭の疲れが
抜けてくる。
先客が帰る時に「うっとりしちゃったよ」と
スーのVoを評していたが、まさにその感じが伝わって
良かった。


2枚目は、嗜好を変えて、メイン・ストリームのちょっと
ガツンと来る様な1枚。2014年にリリースとある。
Orrin Evansというピア二ストのリーダーアルバム。
お初です。21世紀のミュージシャンかな。
JAZZがはねてる。というか、本道を行く演奏の様な
気もする。疲れた頭にはちょっとごつい。
ここはCDオンリーの運用なので、1枚丸掛けになる。
やはり長い感じがする。レコード片面世代なので、
やはり20‐30分がちょうどよい。
CDだと60‐70分なのでどうしても集中が切れる。
飽きてくるものもある。2枚目途中で退店。
確か店は18時までだったと思う。コーヒーも
空けた。


ここは、マッキントッシュのアンプにJBLのモニターで
運用されてる。開店時よりは随分エージングも進み
音もこなれてきた。角が取れてきたように思う。
忘れたころに時々行くからそう思うのか・・・。
マスターも1日中いて聴くので、そのようにサウンドも
変化してきたのかもしれない。若干音量が下がったかも
しれないけど気のせいかもしれない。
お客さんはわたしのうかがうときは3人以内。
店が続くのだろうかと心配になるが、まだ、店は
続いている。 


入店時
Breathless! Sue Raney
https://www.youtube.com/watch?v=V0cowilHzUs&list=OLAK5uy_niqes8nveBAbSUJ4JPX0CD_9Mr9I-XC9I&index=1


2枚目
Liberation Blues Orrin Evans
https://www.youtube.com/watch?v=KuJAR9d0uHw&list=OLAK5uy_k1TC2jJrfBZi2stBQducCTGkC0z4vi-SY&index=1


6月14日生まれのジャズマン ケニー・ドリューJr マーカス・ミラー

2023-06-16 07:56:47 | 音楽夜話(ジャズ)
6月14日生まれのジャズマン ケニー・ドリューJr マーカス・ミラー


Kenny Drew Jr. (Piano) was born in New York, NY, 1958–2014. 生誕65周年  没後9年
我々と同世代ながら、鬼籍に入られている。56歳。はやいなぁ。
親父からの影響は受けていないという。確かに、クラシックのレッスンを受け、
その後ジャズに移行しているので、そのスタイルも、親父さんの生き方とは違うような
気がする。しかしながらガツンとしたプレイスタイルを持ち、自己主張できる、
親の七光りなど関係ないパターンのアーティストかもしれない。


Portraits of Charles Mingus and Thelonious Monk
https://www.youtube.com/watch?v=Ub3if74dqWk&list=OLAK5uy_nang8tRVEFteRXi6ulmOeA1S2fTqdEnuU&index=1
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Marcus Miller (Bass) was born in NYC, NY in 1959. 64歳おめでとう。


天才ベーシスト。ジャコ・パトリアスとは違う行き方だけれど才能センス技量共にとびぬけている。
かっこよすぎのアーティストの一人、低域をメジャーにした。音楽のためのテクニック。
テクニックのためのテクニックでない。本物だ。


Marcus Miller - Power [live HD]
https://www.youtube.com/watch?v=XqTCAZK9rzY&t=263s、