MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団 シューベルト5番 ブラームス交1番

2025-02-27 11:38:19 | 音楽夜話(クラシック)
2・24


12:00-14:00 19.00-21.00 KDFC


シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D485
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68


ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団
2025年1月30日 サンフランシスコ、デイヴィス・シンフォニー・ホール


2月15日にボストン響とシューベルトの6番とブラームスの1番を演奏している。
今回はその2週間以上前にサンフランシスコ響との演奏で、シューベルトの
5番とブラームスの1番。
5番は割合有名で、何度もコンサートにかけているのではないか。
軽快な聴いてて心地よい旋律が使われている曲。
それを力が抜けて聴かせてくれた。
ブラームスはスタイルは変わっておらず、若い感じの演奏はその後のものと
同じ感じで、オケが違うから、バランスや音量などもアメリカの楽団よりなのかも
しれないけれど、1985年から10年くらいここの音楽監督をやっており、その後は
桂冠指揮者の称号を与えられている。それらのつながりがあるので、彼の意図も
汲んでもらえている様で、スムーズな演奏だった。1回1回聴けるのは、
ありがたいことで、ある意味ずっと聴いていたい感じもある。



イェルク・ヴィトマン(ピアノ)指揮ミュンヘン室内管弦楽団 シューマン・プロ 交2番

2025-02-27 11:36:35 | 音楽夜話(クラシック)
226
1
04:03-06:00 20.03-22.00 BR-KLASSIK


シューマン:序曲、スケルツォと終曲 ホ長調 op.52
同:演奏的小品集 op.73
ヴィトマン:5つの小品
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
ニコラ・アルトシュテット(チェロ)
イェルク・ヴィトマン(ピアノ)指揮ミュンヘン室内管弦楽団
2025年2月13日 ミュンヘン、摂政宮劇場


よりシューマン2番。シューマン・プロより、指揮振りもしている、
ヴィトマンの指揮によるもの。早めのテンポで駆け抜ける1楽章。
歌うオーボエの2楽章。3-4楽章は一気に駆け抜けた。
迫力のあった2番。



【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50ー12 ◆Silent, Listening FRED HERSCH

2025-02-23 22:06:11 | 音楽夜話(ジャズ)
【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50ー12 ◆Silent, Listening FRED HERSCH
https://www.arban-mag.com/article/84991


Silent, Listening FRED HERSCH
「その繊細なタッチと美しい旋律で“ピアノの詩人”の異名で讃えられる」
と言われる。ブラッド・メルドーは、「フレッドに習っていなかったら
今ピアノを弾いてなかっただろう」と言わせしめている。すごい人が
アメリカにはいるものだ。そのピアニストが、ECMからソロ;デビュー
アルバムをリリース。繊細なタッチとレーベルカラーがマッチしていて
さもありなんというようなアルバムが出来上がった。
ウインダムヒルからクラシックの現代音楽調のテイストのある曲まで
ふり幅も広く、アイデアも多様だ。


挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ #57 ギターが聴きたいJAZZ

2025-02-23 19:10:18 | 音楽夜話(クラシック)
挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ #57 ギターが聴きたいJAZZ




番組が始まって少しの間聴いていたものの、そのうち離れて
行った。若手のバンドリーダー・作曲家。
たまたま見つけた会がジャズギターだったので聴いてみた。




1 グラント・グリーン 「ジェリコの戦い」
この曲をドレミでアドりヴまで
暗記して歌っていた小学一年、美帆さん。
将来こうなろうとは、だれが思ったでしょうか。
それもグラント・グリーン。親の持ってたジャズのコンピレーション
アルバムを聴いてそんなことして音楽に浸っていたとか。
アドリヴまでフル・コピーしてドレミに変えて歌うなんて、
まずふつうはやらないしできない。それができた子は
ジャズ作曲バンドリーダーになれる可能性があるか・・・。
 
2 ジョン・スコフィールド パット・メセニー「ザ・レッド・ワン」


流行りのベテランですね。抜いて語れない。
番組上2イン1は1度で2度おいしいみたいなことがあって
アルバム出ていてサンキューみたいな感じ。
久々聴いたけど、なかなかなものだ。




3ウエス・モンゴメリー「フォー・オン・シックス」 


ジャズギターを聴くならはずせない一人と。
確かに、他と違う何かがあるから、ピックアップされる
率も高い。オクターブ奏法はオリジナルだし聞かせるし。




4  カート・ローゼンウインケル 「ブルックリン・サムタイム」


この方の活動歴とかぶっているのですね。彼女が多分学生のころ、
周りが騒いでいた方なのかもしれません。トークのトーンが1段高い。
この方が出てきてのは日本ではそれから後だと思いますが、
新しいギター音楽という感じはしました。フュージョンとも
また違う少しコンテンポラリー感のある落ち着いた音楽というか。
個人的にはお名前は存じていて、以前、少しアルバムを
放送で聴いたくらいですが、やはり一目置かれるだけの
ことはあると思うサウンドです。




5ベン・モンダー「ネヴァー・レット・ミー・ゴー」


一時期はやったギター・サウンド。コーラスを深めにかけて
浮遊感を出すもの。 ソロをやっても音がやせないので、
聴いた感は強い。なかなか個性的なsound。覚えておこう。










6リオーネル・ルエケ 「カンタロープ・アイランド」


師匠。ハービー・ハンコックのリスペクト・アルバムを出している。
アフリカ・ベナン出身、若いのに結構な苦労人。ハンコックに見いだされ、
活動の域を広げた。このアルバムどこかで聴いたことがあった。
ギター好きには堪えられないかも。


https://musica-terra.com/2020/10/17/lionel-loueke-hh/
YOUTUBEでは7弦ギターを弾いている。



外山啓介(ピアノ)広上淳一指揮札幌交響楽団 武満・伊福部・シベリウス2番

2025-02-23 19:07:20 | 音楽夜話(クラシック)
2.23


14:00-15:50 NHK-FM NHK札幌放送局
第666回定期演奏会


武満徹:組曲「乱」
伊福部昭:ピアノと管絃楽のための「リトミカ・オスティナータ」
ソリスト・アンコール(ピアノ):ショパン24の前奏曲より15番雨だれ


シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 op.43
オーケストラ:アンコール シベリウス:悲しきワルツ


外山啓介(ピアノ)広上淳一指揮札幌交響楽団
2025年1月25日 札幌、札幌コンサートホールKitara


札幌交響楽団定期より、
武満の「乱」は映画音楽のもの。
個人的は映画も見ていないので、
はじめて聴くような感じ。
武満の緻密な設計の音楽。
日本人が培ってきたような音楽に聞こえる。


伊福部昭は日本のクラシック界でも、演奏される回数も
あるのではないかとも思うが、「ゴジラ」が定番なのだけれど、
他の作品でも時折ステージに掛かる。
今回は郷土の作曲家であることも含めて、取り上げられている
様だ。朴訥な東洋系の旋律と独自なリズムが作品を特徴付け
聴き手の耳に入る。独特な伊福部音楽は西洋にない日本だけに
あるような特質を持ち聴き手に迫ってくる。カロリーは高く、
バーバリアン。広上さんはこういうの得意かも。
札幌交響楽団も指揮棒のそれにこたえている。


後半、シベリウスの2番。コンサート通いしていたころ、
よくプログラムに乗っていた。時折、都内のコンサート
ホールでこの曲を聴いた。彼の他の交響曲はレコードやCDで
聴くにとどまっていた。有名曲の一つ。それを札幌交響楽団は
早くから取り入れレパートリーとして回数を重ね、十八番の曲に
してしまった。
今回も広上氏の丁寧な棒で作品を仕上げていた。
ブラボーがかかる。札響の伝統の一曲。
定期でオケのアンコールに答えるのは、
今どき珍しいというか、余り都内ではないけれど、
アンコールの拍手が鳴りやまない。秋山氏の哀悼の意味もあるのかな。