タナカ COLT SINGLE ACTION ARMY .45のグリップの製作。
付属のグリップをいつものように測定し、2Dデーターをおこす。
2Dデーターより3Dデーターをおこす。
加工データーの作成。
シュミレーションによるプログラムチェック。
ウォールナット材より材料の切り出し。
NC加工。
機械加工の完了。
フレームにあるダボの逃げ穴をボール盤にて少し大きめにあける。それように一応ケージを造ったが、結果的にはピタッと決まらなかった
取り付けてみたが、少しフレームよりはみ出している。
豆カンナにて具合を見ながら削る。左右でフィッティングが異なる。現物合わせの作業となった。
ウレタンニスを薄めた物を塗る。
インサートを純正グリップより取り外す。圧入してあるので、裏からボール盤のキリをあてがいプラハンマーで叩くと外れた。
インサートの圧入の際、気をつけなければいけないのは、穴に対して真っ直ぐに入れることだ。インサートの穴のサイズに合わせて、ボール盤のキリを選び、ボール盤のチャックに刃先の方から取り付け、グリップに乗せたインサートをゆっくりと押し込む。もちろん、ボール盤は回転させる必要は無い。
純正品のような、かっちりとした取り付けとはならなかったが、握って振り回すわけではないので、これで良しとした。
デザインは、以前製作したネービーのものと同じにした。本体にはいづれエングレーブを施すので、このデザインが良い。