もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「愛の流刑地」

2007-02-03 22:54:56 | 映画
久々に映画のハシゴの二本目。
なんで感想がこっちからかというと、
簡単に書けそうなんで。

いや~、ただの
”豊川悦司カッコイイ・ムービー”でした、私には。
寺島しのぶももちろん良いですが、
浴衣からスーツから白シャツから、全裸まで。
ステキすぎだー。
床に寝転がってメール打ってる姿が、かわいかったよー。
そんだけ。

元々、渡辺淳一の描く女なんてリアリティに欠けるんで、
(全く存在しないってことはないかもしれない。
知り合いで彼氏とケンカしてキーってなって、
カーテンとか破いたことあるという人いるし)
夫との間に子供を3人儲けておいて、
快楽を知らない女なんているのか?という疑問の持ち方。
それを開花させたのは自分、ってスゲー理想だ。
快楽を知らなくても子供は作れるし、
幸せな人生だって送れるんじゃないか?
幸せの基準の置き方は人によって違うしさ。
”産む機械”な上に”夜は娼婦”ってか?

大体、菊治って命名センスがダメだろう。
むかーし”本の雑誌”かなんかで読んだ
『ごめん!渡辺淳一はただのエロだった』というコピー?かなんかを思い出す。
まあ、需要と供給なので
本当にエロい映画はちょっと、
とかいうカッコつけおじさんにはいいかも。
一応、ブンガクだし。

冬香は
ダンナの稼ぎで着飾って、
(高価な)レースの下着を身に着けて、
それで最愛の人と逢引で快楽を追求だなんて、
すごい良いとこ取りなうえに、
最後はそういう話かい。
究極の愛じゃなくエゴなんじゃあないの?

”選ばれた殺人者”ってなんですか?
そして、皆さん書いている
ムダに露出の多い検事・長谷川京子。
さらに、なんで録音してんの?SEXの最中の声。
実刑受けたら刑務所だから私服着てないし、
手紙などは全て開封して確認してハンコ押したりされるから。
などなど、突っ込みどころ多すぎ。
私がエンドロールを最後まで見ないなんて、ある意味すごいぞー。


地理的な関係でススキノの映画館に行ったら、
お店の方とお客さん的な組み合わせの多いこと。
アレはなんでしょう、ひと目で解りますね。
あと、暗くなってから一人で来てたオジさんも何人も。
その中の、サラリーマンでもなさ気なオジさん二人の会話。
「なんでアレが直木賞かな」
「つまんなかった」
あの~、アイルケは直木賞はもらってませんし、
つまんない=エロが足りないってことでしょうか?
じゃあ潔くエロ映画上映館にどうぞ。

富司純子はピンポイントなれどスゴイです。
寺島しのぶの裸はエロくて好きだわ~。
コメント (2)
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