忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展

2007-05-11 15:12:51 | おでかけ
今日はダンナが有休だったので園の送迎を任せて、
ずっと気になっていたギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展を見にいってきました。
行き先は大阪市立美術館。
天王寺公園のところです。

たどりつけるかどうか心配だったので
貸していた600円、ちゃらにするから~、
と行きだけダンナに送ってもらいました。


     


遠くに見えるのは通天閣です。(たぶん)

平日の午前中はそこまで混んでいないだろうなぁと思ったのですが
和歌山からの団体客に遭遇。
めちゃ混みでした。(涙)
でも連休中に比べればすいてるほうですよ~、
とのことだったのですがそれでもけっこうな人出。
ご年配の方がけっこう多かったです。
夫婦で・・・という方も多かったみたいです。

混んではいたけれどやはり素晴らしい美術品の数々。
浮世絵は初めて見たのですがやはり迫力がありました。
しかも繊細で・・・。

私が特に気になったのは
鈴木春信の「汐汲み」という作品でした。
松風と村雨という汐汲み女性がモチーフになったもので
輪郭に露草を使った、残っているのが珍しい作品だろうです。

写楽はいかにも写楽!といった感じのものでした。
写楽→歌麿→北斎→広重の順により細やかになってるような感じでした。
北斎の龍図と虎図。
やはり迫力がありました。
龍がモノクロ、虎がカラーといった感じで
陰陽のような感がありました。
龍と虎の目が合っている、とのことですが
個人的には
龍のほうが虎のほうを少し見下ろしているような感じがしました。
どこか余裕があるという感じでしょうか・・・?
虎図の雨が印象的でした。

雨といえば、広重の絵にも雨の絵があったのですが
これもよかったです。
個人的には広重の絵が好きでした。
切手で有名な「月に雁」も見られて大満足。

商用目的でない、摺絵なるものがあったのですが
やはりお金持ちが自分用に作らせた1点ものだけあって
すごく丁寧で細やかでひきつけられましたね。

ひさびさに美術品を見て充実しましたー。
人が多くて見るのも一苦労でしたがよかったです。
家に帰ってじっくり余韻にひたろうと思ったのに、
ダンナが幼稚園の迎え、寝過ごしたらしく
途中までママ友が送ってくれたらしいとのこと・・・。(^_^;)
あとでお礼いっておこう・・・。

あ、そういえば今日はダンナの誕生日。
すっかり自分だけ満喫しちゃいました。(笑)
夜はロールケーキ(←いちばん安かった)でお祝いです。
コメント
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