忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

この世界の片隅に

2017-09-15 17:43:57 | お気に入り
「この世界の片隅に」、見ました。
こうの史代さん原作のアニメ映画です。
(こうのさんといえば「夕凪の街 桜の国」が有名で私も読みました。
確か記事にもしました。)
こちらの映画、すごく評判がよかったので気になってレンタルしました。

感想。
ことばにならない、ですね。
頭の中でぐるぐると単語も気持ちもまわっていくのですが
それを上手に表現できるだけのことばがついていきません。

前半は淡々と物語が進んでいきます。
ほのぼのとした明るい感じで。戦時中ではありましたが。
能年ちゃんののほほんとした語り口も主人公のすずにぴったり。
のんびりした、絵を描くのが好きでとても上手だったすず。
あたりまえの毎日をふつうに送っていました。
すずの居場所は広島市だったのですが
結婚で呉市に居場所が変わります。
苦労することもありながらもたくさんの親切やら愛情やらを受けるすず。
しのびよる戦争の影。
幼馴染の海軍の水原哲との別れのシーンはとても印象的です。
あたりまえのふつうの生活をおくれることがどんなに幸せなことか・・・。

時限爆弾を受けてからすずは変わります。
以前はあまり自分の感情を表に出すこともなくにこにこしていたすず。
そのすずが泣いたり怒ったりする姿には驚かされます。

この物語は居場所の物語。
どんなつらい境遇の人でもどんなに苦しくてつらい時代でも
誰にでも自分の居場所はあるから。
最後はとても前向きになれるエンディングです。
元気をもらえます。
がんばろう、って思えます。
この世界の片隅に私の居場所を作ってくれてありがとう。

たくさんのことばがメッセージとなって頭の中に心の中に流れ込んできます。
自分の中でしっかりと咀嚼して糧にしていければ・・・と思います。
名作です。
じんわりと心にくる作品でした。
もう一度見れば上手に頭の中も整理できるのでしょうが(←本当にね、うまくことばにできないんですよ)
とりあえず最初の感想はこういった感じです。

折りしも今朝は北朝鮮からのミサイルが発射された日。
あたりまえの生活がいつなくなるかもしれません。
一日一日を大切にしていきたいですね。
Jアラート=モーニングコールとtwitterでにぎわってましたが
そういう平和ボケの日本、好きだったりもします。(不謹慎だとは思うけど)


能年ちゃん(あ、のんちゃんか)といえば朝ドラ。
「あまちゃん」から朝ドラデビューした私としては大好きな女優さん。かわいいですよね。
あまりTVで見かけないのが残念。
今は「ひよっこ」を見てます。
やっとヒロインとヒデくんがいい方向に・・・?
ヒデくん推しの私としてはうれしいです。
朝ドラっていつもこういう人はいい人で終わってしまうので
今回こそは・・・と思って見てます。
朝市(花子とアン)にしても源ちゃん(ごちそうさん)にしてもしかり。
やっぱりいつもそばにいて見守ってくれてる人のほうがいい!
ということで私はヒデくん推しです。竹内涼真(←もはや役名さえ忘れてる)に負けるなー。
今日はすんごいドキドキしながら見てました。

ちなみにふだん私、ふつうの夜のドラマは見てません。
チャンネル権ないし、何よりもドラマ見てるとダンナが横やり入れてくる(本当に口が悪い・・・)ため
いつも不愉快になっちゃうので。だったら見ないほうが精神的にいいかな、と。
昔はよく見てたんですけどね。結婚してからほとんど見てないな。
ネットでだいたいのドラマの流れやら評判やらわかるんでそれ読んで満足してます。

それにしても首が痛い!
どうも寝違えたらしく、昨日は朝から一日中痛かったのですが
今日になっても治らず。
左に向くのがとってもツライ私です。
コメント
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