不信任案可決なら閣僚全員罷免してでも解散総選挙！

「不信任案可決なら閣僚全員罷免してでも解散！」
　菅直人が、ついに伝家の宝刀を抜きましたが、次元の低いアル中です。
　一国の総理としては、浅学非才です。

　自民、公明両党が内閣不信任決議案を共同提出する方針を確認した２７日に、菅首相に近い閣僚や民主党執行部は、造反を最小限に食い止めようと、衆院解散や処分をちらつかせて党内への締め付けを一層強めましたが、このような恫喝に民主党の造反議員がうろたえるはずもありません。

　先刻承知のことです。
　ここまで、日本政治経済の混乱が起きますと、派閥や、政治理念を乗り越えて、逼塞した政治を打破しようとする勢力が団結するのも、いたしかたないことでしよう。

　小沢一郎元代表を支持するグループには、選挙基盤の弱い若手や比例選出議員が多いために、このような恫喝に出たのでしよう。
ただ、こうした手法は反発を招き、「逆効果」です。
　これ以上、政権にしがみつこうとする菅一派は、狂ってます！

　首相に近いベテラン閣僚の一人は２７日、記者団に
「首相は『不信任案が可決されれば絶対に衆院を解散する。否決されれば内閣改造だ』と言っている」
と語っていましたが、あめとムチでしようね。
　小学生並のレベルですよ。

　小沢元代表が若手らに
「東日本大震災で被災地は選挙ができない。不信任案が可決されても首相は解散できない」
と説いているとの情報が伝わったので、大慌てしているのでしょう！

　この閣僚は
「首相は選挙直前に党代表を辞任し、世代交代を印象づけようとするのではないか」
とも語り、首相と代表を分離する“総（理）・代分離”まで持ち出していたようです。

　枝野官房長官も２７日の記者会見で、東日本大震災による首相の解散権への影響について
「全く影響しない」
と断言していますね！

枝野氏は２６日夜の前原誠司前外相グループの会合で
「不信任案が可決されれば、首相は閣僚を全員罷免してでも解散する」
と述べたという。

枝野は、前原に抵抗しているのでしょうか?
政治は、一寸先は暗闇ですから分りません！