「毒虫テロ」の次は、風土病が日本を襲う!!
【危険な外来昆虫】殺人ヒアリ(火蟻)が、何故、一気に日本に侵入してきたのか?
しかも、いきなりである!!
「偶然も、重なれば もはや必然である!!」
という諺がありますように、この殺人ヒアリ(火蟻)の日本侵入は、組織的に計画された「テロ」である!!
そして、遂に7月3日に、東京の大井ふ頭のコンテナ―から「ヒアリ」が発見されました!!
【危険な外来昆虫】殺人ヒアリ(火蟻)とは?
2017年5月に神戸港に上陸した事を確認。
仰天ニュースでも特集になった、恐怖の外来種ヒアリ(火蟻、ひあり、fire ants)ファイヤーアント。
尼崎・神戸・名古屋に続き大阪港でも発見
環 境省は4日、南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」が大阪港(大阪市)でも見つかったと発表した。
約50匹の死骸を発見し、その中には産卵する女王アリとみられる死骸も発見した。
発見されたのは6月18日に荷揚げされた、香港から運ばれたコンテナ付近でアカミミアリを駆除した中からヒアリが発見された。
名古屋港でも発見
愛知・弥富市の名古屋港の鍋田ふ頭では6月27日、中国・広州市から運ばれたコンテナの天井の外側で、アリ7匹が見つかり、中部地方環境事務所は、鑑定の結果、「ヒアリ」と発表した。
このコンテナを運んだ船は東京、横浜も経由しているが両港ではヒアリの確認はされていない。
それでは、誰かがどこかでばら撒いたということなのか?
尼崎で見つかった「ヒアリ」が一時保管された神戸港でも100匹発見。
強い毒を持つ外来種の「ヒアリ」が、神戸港でも見つかった。
神戸港に入港したのは、2017年5月20日。
神戸港で発見されたのは6月16日で、約1ヵ月間放置されたかたちだ。
コンテナから2、30メートル離れたアスファルトの亀裂に群がっていたということですが、繁殖の母体となる女王アリは見つかっていないという。
2017年5月26日 兵庫県尼崎市で「ヒアリ」の初上陸が確認
環境省は13日、特定外来生物で強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が、中国から神戸港に入港し尼崎市内に運ばれたコンテナの中で発見されたと発表した
強毒「ヒアリ」国内初確認 環境省「侵入否定できぬ」
発見までの経緯
貨物船は同15日に南沙港を出港し、同20日、コンテナは神戸・ポートアイランドに陸揚げされ、同25日まで保管されていた。神戸から車両で尼崎市南部まで運び、同26日に積み荷を取り出す際に、アリのコロニーが見つかった。
2017年5月20日に神戸港に入港。
貨物船のコンテナを同26日に尼崎市内で開けたところ、床や壁面で大量のアリの成虫や卵を発見。
海外から輸入されたコンテナは、全てが開封され中身を確認する訳ではない。
全く開封されず書類だけで通関し、そのままコンテナごと発送される場合が多い。
すでに全国にバラまかれているとみるのが妥当であろう。
【危険な外来昆虫】殺人ヒアリが、発見されるのは「中国発」ばかりじゃあないか!!
【危険な外来昆虫】殺人ヒアリ(火蟻)の特徴をつかみ、発見した時の対処を知る事が大切だ。
ヒアリは「世界の侵略的外来種ワースト100」にも入っている、
生態系や、人間への影響が大きい生物です。
ヒアリには、猛毒性があり刺されると「火傷をしたときのような痛み」があります。
ヒアリの特性上、何度も刺すため、1度に何匹ものアリに刺されると最悪の場合、アレルギー反応が起き、呼吸困難・死に至る可能性もあります。
アメリカでは、年間約100人もの死者を出すとされる「ヒアリ」
今回は、その恐ろしいヒアリについてご紹介します。
ヒアリ(火蟻) fire antについて
ヒアリは、もともと南米中部に生息するアリです。
外来種を指す場合は、Red Imported Fire Ant(アカヒアリ)とも呼ばれます。
本来の生息地▼
現在は、アメリカ・オーストラリア・カリブ海・タイ・台湾・フィリピン・香港・中国とアジア圏にも生息が確認されています。
今のところ、日本での生息は確認されていませんが、油断は禁物です。
ヒアリの分布地▼
ヒアリは、大変攻撃的であり雑食系である為、もともとそこに居るアリや、昆虫類、時には小さい哺乳類までも集団で攻撃し食べてしまう事があります。
そういった事により、従来の生体系に被害を及ぼす特定外来種に指定されています。
ヒアリに刺された時の症状について
ヒアリのアリ塚
軽度:火傷のような痛みとかゆみ
中度:じんましん
重度:呼吸困難・意識障害など
※「アナフィラキシー」アレルギー反応であることが高く命の危険を伴います
刺された場合は、まず安静にして自身の体調の変化がないかに注意します。
症状が悪化した場合は、すぐに病院で受診してください。
詳しい刺された時の対処法
ヒアリは現在のところ、日本に生息はしていませんが、今後、生息する可能性があるとして懸念されています。
また、旅行などで馴染み深い、アメリカや一部のアジア圏では、既にヒアリが生息しています。
旅行先で、思わぬ時にヒアリの被害に合う可能性も考えられます。
まずは「ヒアリ」という危険なアリが存在する事。
また、刺されると最悪の場合、死に至るということを頭の隅に置いておけば、いざというときに焦らず対処できるかもしれません。