先日出張で名古屋に行きました。仕事ついでに名古屋城でもまた見ようと思っていたのですが、行き先と時間の関係で名古屋城へ行くことかなわず、熱田神宮へ参拝することにしました。
熱田神宮はかの有名な「草薙神剣(クサナギノミツルギ)」をご神体としている神社です。神宮や大社、宮など神社には名称がいろいろありますが、祀っているのが皇室ゆかりだったり、特定の人を祀っているなどの区分けで名称を変えているようです。伊勢神宮や出雲大社、東照宮などがいい例ですね。
それよりも草薙剣です。あの須佐之男とか八岐大蛇とかで出てくるあれです。
草薙神剣とか天叢雲剣とか様々な名称はありますが、やっぱり勾玉や鏡よりも私も男の子ですから、剣には心躍り惹かれました。
タイトル写真は神楽殿を撮影したものになります。
神楽を実際に見たことは無いですが、建物の形状に圧倒され、それをどうにか表現できないかとiPhone13の超広角レンズで見上げるように撮影してみました。
本宮前にある提灯に記されていた家紋を撮影しました。
ネットで確認したところ「十六葉八重表菊」というらしく皇室で使用する、誰もが目にするお馴染みの「菊の御紋」です。「神宮」とは皇室にゆかりある神社のことですが、その裏付けを目の当たりにしました。
※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:95mm相当 1/60sec F5.6 ±0.0EV ISO320
参道の一つを撮影しました。
あいにくの雨模様でしたが、晴れていたとしてもうっそうとしていそうです。樹木の覆い被さる感じの生え方はちょっとした迫力を感じます。
※ OPPO Reno 5Aで撮影:1/33sec F1.7 ±0.0EV 26mm相当 ISO220
木の幹に葉がボーボーと生い茂っており、非常に印象に残ったので写真に収めておきました。
桜の木の幹に桜の花が咲く、なんてのは風流になりますが、こうなると神秘的を通り越して妖怪的なイメージも膨らみそうです。
※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:110mm相当 1/80sec F5.6 ±0.0EV ISO250
本宮を撮影しました。
タイトルの神楽殿に比べちょっと地味な感じは否めないですが、そこがまた良いのだと思います。非常に樹木生い茂る神宮だったので、意図的に木々を入れてみました。
※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:55mm相当 1/250sec F4.5 -0.7EV ISO250
仕事の合間を縫った関係上、一眼カメラは持参せず、iPhone13とReno 5A、そしてCANON PowerShot SX610 HSでの撮影です。
慌てて回った割には、難しい被写体である寺社系建築も曇天の恩恵もあってか、上手く描写することが出来たと思います。
私もコロナ前に行った事があります。私もたしかに本宮は少し地味というか気が弱いと感じました。
寺社仏閣は行くなら晴れた日ですが、撮影するなら明るい曇天の時もいいようですね。神社の落ち着いた感じが伝わりました。
日差しが強い(天気が良い)場合、どうしても軒下あたりのコントラストが高くなり、建物は黒つぶれ、空は白飛び、といった写真になりがちです。
曇天だと光が柔らかく影も少なくなり、しっとりとした写真が撮りやすいと思っています。