:.☆.:*:・''・:*:.☆ ミスミソウ(三角草)・スハマソウ(州浜草)ユキワリソウ(雪割草) *:.☆.:*:・''・:.☆:*:.☆.:*:・''・:*:.☆ キンポゲ科ミスミソウ属:.☆:*:.☆.:*:・''・:*:.☆
仙台市 2008/3/18
早春の花として愛されているが、「ミスミソウ」より、「雪割り草」の名前のほうが馴染みがある。
雪を割って出てくるとは、「春のことぶれ」のような花。
自然界にあても花色は豊富であるが、江戸時代から愛好され、園芸種も多い。
2008/3.20「読売新聞」に、「雪割草と歩む商店街」という見出しで、能登の町「輪島市内門前町」の「雪割草まつり」が紹介されていた。……「能登半島地震」が起きたのは一年前のこのお祭りの日。「何年もかけて、根を張り、つらい冬を乗り越えて咲く「忍耐」という花言葉を持つ、この花と商店街の復興への思いを重ねている……という内容であった。
中越地震、中越沖地震が起きた地域は、日本最大の群生地雪割草の自生地としても有名である。2008年3月、新たに「新潟の花」に加えられている。
≪名前の由来≫
◆ミスミソウ(三角草) 葉の形が三角形
◆スハマソウ(州浜草) 葉先が丸く、海辺の州(弧状になった砂浜)の形
◆ユクワリソウ(雪割草) 雪を割って咲きだす
※ミスミソウとスハマソウハは葉の形が異なるが、同じ種。
.。o○○o。. .。o○○o。 良寛さまの歌 .。o○○o。.
菫花 咲きたる野辺に宿りせむ わが衣手に 染まば 染むとも
いそのかみ 古野に生ふる菫草 摘みて贈らむ その人やたれ
新潟は良寛ゆかりの地。この歌の「菫」は雪割草を歌ったとされています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます