ユリ科アマドコロ属アマドコロ・山菜
地下茎が「ヤマノイモ科」の「オニドコロ」に似ていて、食べると甘みがあることが、名前の由来。
「トコロ」の地下茎は、曲がって、ひげ根がたくさんついている。
このひげ根と、曲がった地下茎の形が野原の老人ということで「野老(ところ)」といった。
長寿を願う縁起物として、正月飾りに使われていたという記述もあります。
山渓「山菜・木の実」には
地下茎の料理も親しまれているが、貴重な野草なので、地下茎の採集は控える
とありましたが、はじめ1本のものが、増えすぎたので、整理を兼ねて掘りあげました。
年月が経つにしたがって、芽がポコポコ地上に上がってきました。
家の裏手(北側)、山茶花の垣根の根元に植えてあります。
「ミヤマカタバミ」「春蘭」 「チゴユリ」「ダイモンジソウ」等と同居です。
背丈があるので、開花時は山茶花に括り付けて倒れるのを防いでいます。
とりあえず2ブロックを掘りあげました。
表から見たところ 掘りあげたところひげを外したところ
レシピ
食べやすい大きさに切り分け、軽く下茹でしました。
この時点でかじってみたら、ほんのり甘く、期待が膨らみました。
たぶんこの状態薄く切ってサラダで食べられます。
すぐに煮えるのではと思って、味付けして煮込みましが、なんだか堅そうに仕上がりました。
仕方なく、玉ねぎを追加して圧力なべで再度煮込みました。やっぱり固い!!”(-””-)”
※※多分、この根っこは長い間かけて塊状に成長してしまったので、食用には向かなくなっていたものだと思います。 ※※しっかり柔らかく煮てから、味付けするべきでした
まだ塊になる前の状態の「節状」のものなら、もっとおいしく食べられたのだと思います。 …残念な結果でした。
新芽を食べた人の話では、甘みがあってとてもおいしかったということでした。
よく似た「オオナルコユリ」との見分け方など http://blog.goo.ne.jp/momono11/d/20110613
ナルコユリ、オオナルコユリ:花と花柄の接点に緑の突起がある。花の先がつぼまる。茎が斜めに伸びる。
アマドコロ :花の底部に緑の突起がない。
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