朝、ヤマボウシの花色の異状に気が付きました。
「病気?」でも、ちょっと違う気も。
園芸サイトに質問を寄せながら、「ヤマボウシ 花色 赤」で検索をすると、「ベニヤマボウシ」の中に、同じく斑点模様に紅がかかったものを発見しました。
こちらです。 こちらの画像ほどではありませんが、状態が似ています。
我が家のヤマボウシは、20年ほど前、泉が岳方面で、大きな実を拾ったのが、栽培の始まり。
その時、花はすでに終わっていて、花色の確認などできず、「大きな実」を期待して、種を蒔きました。
沢山発芽した中から、3本を寄せて植えてから、数年、花と実をつけ始めました。
開いた直後の淵が紅色がかっていましたが、開くと真っ白。普通の白い「ヤマボウシ」と思っていました。
今でも遠目には「白いヤマボウシ」ですが、よく見ると紅色の斑点。
汚い色にも見えますが、
紅色の斑点です。
咲いた直後の画像は
来年はもっと紅色になるのか……。
不明です。ヤマボウシの名前の由来
色といえば今年気が付いたのですが、「レンゲツツジ」の色も、今季の開花で微妙に色が違ってきたものがあります。右が元の色です。左はピンクに変わってきています。
「ホタルブクロ」も色がだんだん混ざってきているように思います。
「ウスベニアオイ」も、今年新色が出現しました。
左が元からのもの、右が新しく出た色です。
私が一番不思議なのは「ヤマユリ」
白しかないのに、こつ然と咲いたのが、この色です。
ヤマユリの名前の由来
2014/06/21 追記
園芸ナビ」という質問サイトに投稿したところ、回答がつきました。 http://www.engeinavi.jp/qai/html/26021.html
回答してくださったのは「ひろし@小南部様」です。
”自生の普通のヤマボウシでも、産地にもよるかもしれませんが、総苞が老化すると赤みがかってくる個体はかなりの割合でみられるように思います。
初めから赤みの強い個体をベニヤマボウシとして区別するむきもあるのでしょうが現実にはヤマボウシの変異の範囲内ですから、ヤマボウシの紅色個体としておいたほうが良いのではないかと思います。
画像を拝見するに何らかのカビが原因でその周囲が赤みを帯びているように見えますので広義の病気に該当するのかもしれませんが、問題にするほどのものではないでしょうね。
紅色の色彩のもとであるアントシアニン系色素は植物においても紫外線遮光のほか、酸化防止のためにも使われるのでカビの被害から身を守るために配分されているのだろうと思います。”
そんな気に誘い出してくれるのは何ででしょう。
花って不思議な魅力を持っているんですね。
この山百合、花屋さんの切売りされているような
きれいな姿。
香りもいいんでしょうね。
そうそう、ことしはついにササユリを見ずじまい。
ユリの中でも、名前のとおり、涼やかな雰囲気のある花ですね。
でも、こちらには自生していないので(多分)見かけることは、ないのです。
その代り「ヤマユリ」は、あちこちに自生しています。全てと言っていいくらい「白」で、ピンク系のヤマユリも、自生しているらしいのですが、見付けられたら「僥倖」です。