ユリ科アマドコロ属
アマドコロ(甘野老)の名前の由来
根が山芋のような根塊。この根が「トコロ(野老)」(ヤマイモ科)に似て、甘くて食べられるので「甘ドコロ」になった。
「野老」は文字通り、野の老人。海の老人が「海老」。
ごつごつ曲がった根が、腰が曲がったように見える。
「イズイ」は「アマドコロ」の根茎に付けられた生薬の名前。
ナルコユリ(鳴子百合)の名前の由来
花がたくさんぶら下がった様子を、鳥を追う「鳴子」に見立てた。
百合の由来 ヤマユリのページ
アマドコロとナルコユリの見分け方
花のついている数の違い アマドコロは1-2個、ナルコ百合は2-5個
花の付け根 アマドコロは緑の突起がなく、ナルコユリには突起がある
茎 アマドコロハ角ばっているが、ナルコユリは丸い
葉 「 アマドコロハ広く、ナルコユリは細い」 とあるが、背丈の低いアマドコロのは細い。
山菜
「ナルコユリ」茹でると緑になる
食べ方
ナルコユリ 「山のアスパラ」と言われる位風味があり、美味しい。若芽を食べる。茹でただけ食べられるのも、低カロリーで嬉しい。
「ホウチャクソウ」と間違わないようにする。
アマドコロ 根も美味しいが、貴重な野草なので、採集は控える。若芽は歯切れが良く、甘みがある。
アマドコロ フイリナルコユリ 原発廃炉に向けて
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