<私共は、3回目のワクチン接種とともに、PCR検査も陰性の確認済みです>
ゴールデンウィークは車で岩手方面へ4泊5日の旅、2日目です。
達谷窟毘沙門堂から一関のビール工場見学まで向かうのですが、途中に世界遺産の世界遺産の毛越寺があります。
ホテルに車を停めてからの移動時間も考慮して、30分程度の余裕があります。
う~ん、ビミョーです!!
いくらお寺とはいえ、30分では少なすぎないか?
世界遺産を、甘く見過ぎていないか?
しかしまあ、明日も平泉一帯を観光します。
時間が足りなかったら翌日も来ればよいだろうと判断して、立ち寄ってみました。
1時半だというのに辺りは真っ暗、今にも雨が降りだしそうです。
駐車場から入り口まで少し歩かなければなりません。
降り出す前に、急ぎましょう!!
手水舎は、閉鎖されています。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
芭蕉の句碑があります。
夫は、サッとお参りして、「はい、これでいいね?」と申します。
冗談じゃありません!!
ここは、本来でしたら、このような場所なんです~♪
多くの建物は焼失していますが、池は当時のまま、浄土を表しています。
「浄土庭園」が目的じゃありませんか!!
広々とした池を見て、
「一周すると時間がかかるから、ここから眺めるだけでも・・・」
いえいえ、ダメです!!
この池を一周してこそ、浄土を感じられるのではありませんか~!?
池の方向の何か所かに、この案内があります。
ほらね、池の向こうに遺跡があるんですよ。
左に進んでいきます、これが「築山」ですね。
右側が「築山」です。
池の左側には、花菖蒲が植えられています。
「開山堂」前にも、花菖蒲園があります。
池の一番北側にある「開山堂」です。
「開山堂」から花菖蒲園越しに見る「大泉が池」です。
池の向こうにあった建物はほとんど焼失していて、遺跡だけが残っています。
このように。
こちらが、「遣水」。
かつては、このようなイメージだったのでしょうか。
(毛越寺公式HPより)
池の東北側にある遣水は、池に水を引き入れるためと造られたものです。「作庭記」に記述されている四神相応・吉相の順流であり、曲がりくねる水路の流れに、水切り、水越し、水分けなどの石組が配されています。毛越寺の遣水は平安時代の唯一の遺構で、全国的にも極めて珍しいものです。この遣水を舞台に毎年新緑の頃に「 曲水(ごくすい)の宴」が開催され、周囲の樹木とあいまって平安の雅な情景が作り出されます。
このような、龍頭鷁首(りゅうとうげきす)という龍をかたどった船で、優雅にね。
ここで、雨がポタポタと来ましたので、急ぎます。
「常行堂」まで来たら、雨が大粒になってきました。
「常行堂」前の鐘。
本堂からオーヴの光が・・・、いえ、雨粒です。
こちらが、「洲浜」、奥に見えるのが「開山堂」です。
雨はボタボタでも、立ち止まって眺めてしまいました。
これで、滞在時間25分です、極楽浄土は感じられました♪
次回は、花菖蒲か紅葉の頃に参りますよ~(^^♪
■毛越寺公式HP : https://www.motsuji.or.jp/index.html
次は、世嬉の一酒蔵(せきのいち) ビール工場見学です<(_ _)>