
(提供された3種類の飲み比べセットです)
今日は、夫が出かけたため、自由になる時間が出来ました~♪
何をしようかと思っていましたら、偶然にも横浜の生麦に住む友人から連絡がありましたので、
彼女の「応接間」であるキリンビール横浜工場にお出かけすることになりました。

京浜急行の「生麦」で降りれば、分かり安い案内があります。

「生麦」の駅名とビール工場とは全く関連性はないそうです(^_^;)
大きな道路沿いに行けば、高速道路下の分かり易い場所にあるのですが、

向こう隣には、あの「生麦事件」の碑があります。

つい、手を合わせたくなるのですが、それはダメなのだそうです。

大変痛ましい事件ですから、手を合わせたり、拝んではならないと・・・。
(友人のお孫さんが、小学校での見学時にそう教わったんですって???)
実際の現場は旧道沿いに少し離れた場所です。

こちらに記載されている「生麦事件参考館」は、何年も前に行ったことがあります。
それに関しては後回し、最後にご案内致しますね。
で、キリンのビール工場です。

受付を済ませると、500円の見学料は自動券売機でチケット購入します。

開始までは、展示室をながめながら過ごします。

見学ツアーの最初に、シアターで会社の成り立ちを説明されます。
次に、原材料の説明で、

実際に香ばしい大麦を食べてみたり、ホップの香りをかいだり。
こちらの濾過槽では作業の方もいらっしゃいますね。

「一番搾り」が美味しいのは何故か?
という説明で、「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」を比較する体験です。

それぞれの麦汁を手に取って、色や香り、味を比較する体験です。

左側の「一番搾り麦汁」は、もろみがろ過されて自然に流れ出る最初の麦汁です。
濃厚な甘みがあり、最初に試食した大麦の香りがします。
右側の「二番搾り麦汁」は、比較すると薄くて物足りなく感じます。
「一番搾り」が美味しいということは分りました。
では、「二番搾り」はどこに行ってしまうのでしょう???
キリンビールでは、麦汁を搾った後の残りは牛の飼料として活用しているそうです。
「二番搾り」しなかった絞りかすは、そのまま飼料となります。
牛さん達も、「一番搾り」の後の方が美味しいと喜んでいるでしょうか?
ビールを詰めるところです。

こちらが業務用などのペットボトルに詰めるところ。
こちらは、缶です。

洗浄し、

詰めるところ、

箱詰め前の状態で、見えているのは、缶の裏側部分ですって。

参加者のほとんどが外国の方で、ドイツ人、韓国人、中国人、その他・・・。
興味深そうにのぞき込んでいます。
さて、お待ちかねの試飲タイム~っ!!!

3人の達人が、一番搾り生を一斉に注いでくれます。
一番左はソフトドリンクを提供して下さる方です。

おつまみも1袋づつ。

お話を聞きながら、グイグイと頂きます。
以前は、合計で3杯頂けたのですが・・・。

ナント、次は3種類の飲み比べセットが、ワゴンで運ばれてきました!!

1人分づつ、ご丁寧に(⋈◍>◡<◍)。✧♡

一番搾り、一番搾りプレミアム、一番搾り(黒生)です~♪
色や香りを比較しやすいように、泡を立てない様に注いでいるとのことです。
一番搾りは、先ほどのグラスと重複しますが、比較しながら頂くのも楽しいです。

ところで、ドイツの方々はご満足だったでしょうか?
英語の話せない私も、尋ねてみました。
「Oh、good~!!」
でも、ドイツのビールの方が美味しいでしょ?
「Better!!」
そうでしょ、そうでしょ~♪
日本のビールは、お米やコーンスターチが入っていて、
ドイツの方に言わせると「ビールではない」と言う話を聞いたことがあります。
スタッフの方に尋ねてみましたら、
一番搾りはお米もコーンスターチも入っていない、大麦とホップだけだそうです。
キリンラガーは、お米を使っているそうですけど。

大変美味しくいただけました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
出口から戻ると、左手にレストランです。


ここで、ランチと致しますよ。

少し飲み足しながら、おしゃべりを。


これは、実物ではなくメニュー表からの画像ですが、なかなか良いオードブルです。

国産の柔らかい淡水エビが美味しいですが、
まるごと頂くと尖った頭部が、口の中に突き刺さって危険です!!
お気を付け遊ばせてください。

デザートはバスク風チーズケーキをワインで~♪

今日は、キリン三昧でございました~♪
そうそう、生麦事件参考館について、でございます。
2019年に夫と共に行ったことがあります。

前を通りがかり、表の案内を眺めていましたところ、館主の方が招き入れて下さいました。
酒屋さんをなさっているのですが、自宅を展示館として開放されているのだとか。
確かそのときは、館主の体調によりまもなく閉鎖するということで、
「是非ともご覧ください」と大変丁寧に説明をして下さいました。
薩英戦争のきっかけともなったこの事件では誰も逮捕されなかった、
この事件がきっかけで、日本の近代化が促進された・・・と。
リアルな資料がたくさん展示されていましたが「撮影は固くお断りします」と書かれていますので、
館内の画像はありません。

最後にお礼を伝えると、館主のサイン入りの「ドキュメント生麦事件」という小冊子を下さいました。
全て自前で、料金は一切取っていません。
館主、淺海武夫さんの「後生に記録を残したい」という姿には大変感銘を受けました。
その後、有志の方で再開の意向と言うことでしたが、実際にどうなのかは不明です。
再開しているようでしたら、是非どうぞお立ち寄り下さいませ。
参考HP : 生麦事件参考館 再開に向け、有志が奔走 市助成金の確保目指す | 鶴見区 | タウンニュース
キリンビール横浜工場公式HP : キリンビール 横浜工場|キリンの工場見学|体験・おでかけ|キリン