野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
今日は晴れ渡っていいお天気。
お月見団子つくり日和です。
昨日、年長さんが おつかい に行って、だんご粉を買ってきてくれました。
朝の会で、団子の作り方を年長さんのC太、Aきが前にでてみんなに教えてくれました。
みんなの目の前に広げた、大きな団子の作り方の用紙。
この用紙は、年長さんとやのちゃんが、みんなの為に絵と文を書いて作ってくれました。
まず手を洗います
粉をボールにいれます
次に、水を入れてこねます
団子をつくります
C太とAき、照れながら説明してくれました。
絵でやることが書いてあるので、みんな大人が後から付け加えなくても充分、
分かってくれたみたい。
その後、歌を歌いたい年中Tま と Cり、年少Hのちゃんが、
前にでて「うさぎ うさぎ」を歌ってくれました。
お月見気分になったところで、さあ、団子つくりです。
今年の団子は、みんなに相談した所、黄な粉やあんこをかけるのではなく、
お月見団子なのだから、そのまま食べたいそうで、砂糖を入れて甘くすることにしました。
黒砂糖とてんさい糖の2種類です。
手を洗って、自分のボールを持った子達。
まだかまだかと、粉が入るのを待っています。
粉をいれて、おさとうは、どっちをいれようかな。
なんと、年長Rうくん以外はみんな、黒砂糖希望でした。
早速、こね始めます。
みんな真剣に混ぜて行きます。
やのちゃんの 「みみたぶくらいの固さにするんだよ」
との声に、みんな 自分の耳たぶを触り、まだ固いなと思ってみたり。
年中Tまちゃんは、上手にひとつにまとめました。
それを、つるつるになるまでこねています。
そういえば、Tまちゃんは泥団子つくりの名人だったね。
なんだか、しかくいサイコロ団子ができました。
三角のおにぎり型団子もできています。
へびの形もできたりして。
できあがった団子から、鍋で茹でいきます。
黒砂糖団子はお湯にいれると、ぱっと黒くなりました。
以外に、茶色かったてんさい糖団子は、白い色です。
年長Rき、そっと団子を鍋にいれるのを手伝ってくれました。
となりで、ぷくぷく茹で上がって浮かんできた団子をすくうのは、年長Lと。
茹で上がった団子をすくい、なくなったら、団子をお湯に入れ、
「あ~、忙しい、忙しい」といいながら、楽しそうに仕事をしていきます。
団子つくり、年少Hのちゃんが小さな小さな団子を作っています。
自分の小指ほどの大きさの団子。
なんて小さい。
「この団子、かまずに飲み込めるよ。小さくてもいいけど、かみかみできたほうがよくない?」
Hのちゃんも大きいのを食べたいというのですが、なかなか団子は大きくなりません。
本人も小さくつくりたい訳ではなく、自分がつくると小指ほどの大きさになってしまうようです。
「この3つをあわせると、大きくなるよね」
とアドバイス。
そうか、そうか、となんとか大きくしてみようとトライしています。
団子食べないから、作らないと言っていたC太はしばらくしてから、作りにきました。
Hのちゃんと向かいあわせで、さすが器用なC太。
さっさと粉をまとめ、団子をすぐに作りました。
みんなで作ったお団子は、お弁当の時に、デザートとしていただきました。
今年の満月は9月30日 にっこりお月さまに出会えるかな。
(こなんちゃん)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052
もうすぐ中秋の名月。月が日々丸くなってきてますね。皆さん、ご存知ですか?
たまごでも、明日お月見団子を作って頂く予定にしています。必要な材料はやのちゃんと年長さん(6人)がお使いに行くことになっています。年長さんでなければ行けないおつかい。ちょっぴり誇らしげです。
朝の会、のえチャンから明日団子作りに必要な材料の発表がありました。
「だんご粉2袋、白玉粉2袋、黒糖1袋」
やのちゃんが、「年長さん、いい?何を買ってくるんだった?」
年長「・・・だんご粉2袋、黒糖1袋・・・あと、忘れちゃった」そわそわ気味の年長さん、ちょっぴり心配。
やのちゃん「あと、白玉粉2袋だよ」
確認が取れたので、いざ出発!各自、リュックを背負って準備をします。そんな時、RきがKんの手を「行こう!」と引っ張った時に、Kんの顔が机にぶつかってしまいました。痛くてRきに当たるKん。わざとで無いと伝えても痛い気持ちは収まりません。二人のにらみ合いが始まりました。途中、Tまちゃんが止めに入るも収まりません。出発がなかなか出来ません。
この間やのちゃんも、朝渡されたたまご財布が神隠しにあい、「よくあるのよね〜」と、必死で探していました。
そして、やのちゃんの探していた、たまご財布がやっと見つかった頃、二人のにらみ合いも終わってました。しかし、Kんの気持ちがどーにもこーにも・・・「おつかい行かない」と。またまた、出発が出来ません。一緒に行く年長が声をかけても「行かない」と頑なに拒みます。
近くにいたのえチャンが「Kん、行かないならそれでもいいから、やのちゃんへ伝えておいで」と声をかけると、何故かリュックをしょって年長の方へ歩いてきました。そんなKんを皆が迎える形になり、何故か行く気持ちに変化して一緒に出発して行ったのでした。のえちゃんも「ん?」と気持ちの変化にちょっとビックリ。いい方向へ転がって良かったね。
年中&小&母「行ってらっしゃーい」
年長「行ってきまーーーす」
やのちゃんを先頭に6人が一列に並んで出発していきました。その様子を見て「並んで歩けるんだね〜、さすが年長さんだね」と、KみとSやと一緒に感心したのでした。
年長さんが出かけて行ったあと、年中3人が「ヤッターマンごっこ」と言う名の、写真撮影会が始まりました。Tまが「Cりはこっちの木、Kみはこっちね」と木に登り、3人がポーズをします。シャッターを切ると確認しに降りてきます。「うん、いいね♪」アイドル気分なのか何なのか、女の子だな〜としばらく楽しませてもらいました。
他にも、絵本を読んだり、折り紙したり、お母さんごっこ、海ごっこ、オバケごっこ、と、年中&小が一緒になって静かなゆったりとした時間がいろんな所で過ぎて行きました。
お昼ご飯、Sやが思い出したように「今、お兄ちゃん(年長)何処に行ってるのかな?」「もうお店出たかな〜?」と、言いならご飯を一緒に食べました。
年中Tきは年少Hのちゃんに「年長になったらお使いに行けるんだよ。」と教えていました。Tまちゃんも年長になるのを心待ちにしているんだな〜と思った、一言でした。
そして、まだ帰って来ない、もうすぐ帰りの会なのにな〜と思った頃、
「ぎゃ-----、わ-----」何とも言えない叫び声。
いつもより静かな空間には一際響きました。
Kみ&Tま「帰ってきた!!」
迎えに走ります。「おかえりー。」「待ってたよ〜」
満面の笑で迎えたCりは「Aきお帰り〜」と腕に抱きつき「だって、大好きだもん」と。Aきはどうしていいもんか、早足でその場を立ち去っていきました。。。
帰りの会、今日買ってきた物を年長さんが買い物バックから出し、やのちゃんがお留守番していた子に見せてくれました。
明日はこの材料で美味しいお団子作ってね。。。今日当番で入った私は食べれない・・・残念。
さてさて、お買い物の様子は・・・・
買い物の帰りに近くの神社で遊びたい6人は、足早にお店へと向かったようです。言われた材料を選び、レジへ行くかと思いきや、お菓子コーナーへ。「このお菓子食べた事ある人〜」「は〜い」「な〜い」と、ひと品づつチェックが始まったそうです。やのちゃん、こりゃ全部これをされたらたまらんと思い、年長さんに言いました。「やのちゃん、自分のお買い物してくる」と。ここで6人気がつきました。自分達はお使いに来てる事を。そそくさとレジへ並び会計を始めたそうです。
今日のお財布係はLと。今までのお使いで一度も財布を持った事がありません。出発の時に誰かが「Lとお財布持った事ないよ」と言ったそうでお財布係に任命されたようです。本人「緊張して持ってたよ」と帰ってきてから教えてくれました。
やのちゃんの隣のレジで6人が並び、Lとがお金を払います。そして、買った物を各自持参した買い物バックに入れます。今日の買い物の品は5品、子供は6人。さあ、どうする?
ちゃーんと、役割が決めれたようです。Rうが帰りの財布係、砂糖はKん、粉はAき、Cた、Lと、Rきと。もめる事なく、さっさとバックに入れお店を出たようです。
そして、お目当ての神社へ行き、お賽銭を入れてお参りをした後、お相撲、ケンケンパ、コマ回しと、6人が一緒になってじっくり、ゆっくり遊んできたようです。まだまだ、帰りたくなかったようですが待ってる皆のもとへ戻ってきてくれました。
日差しが暑くて大変だったよね。ありがとう!
(べつ)
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代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052
今日は青空が広がり風が心地よい日です。産休明けで2回目の保育当番、まだ緊張気味です。
朝の会で、「今日はどうする?」の問いかけに、みんな自分の意見を出して、散歩でなくここで遊ぶことに決まりました。今日やることを、みんなで決めるんだ~と今更ながら感心。
木登りしたり、縄跳びしたり、毛虫のお家を作ったり、みんな思い思いに遊びます。
Sやが「電車ごっこしよ~」と誘ってくれました。お客さんもやってきて、海沿いを走り、海に到着~。それから夜になり、宇宙まで行き、みんなで星を見ました。 最後には、Sやが「かばん屋さんです~、かばんが欲しいの」と終点に到着。
素敵な電車の旅をありがとう!
(とき)
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今日は新学期が始まって、初めての畑でした。
今日の予定
朝の会、今日はやのちゃんがお休みで畑係の私がやることになりました。
年中Tまちゃん。ずっと縄跳びがしたくて朝の会には参加拒否だったのに、自分の出番があることを思い出し、やっと朝の会に来てくれました。
Tまちゃんの出番とは・・・
昨日、我が家に遊びに来たとき、大根の種まきの説明する紙を描いていた私。興味を持ったTまちゃんが「あしたTまがみんなに説明してあげる!」と言ってくれてました。
そして、今日は朝の会で年長Rきが作った紙芝居を当番母が読んでくれました。
前に出て恥ずかしそうに母の後ろに隠れるRき。でも顔はニヤニヤうれしそう。
内容はとても説明ができないようなひっちゃかめっちゃかファンタジーでしたが、たまごのみんなはRきの紙芝居を食い入るように観ていました。
紙芝居が終わるといよいよTまちゃんの出番です。
ニコニコしながらCりと一緒に前に出て大きな声で 「このように、隣の人と手を広げます。」 「自分の手の真ん中に、このように種をまきます。」 「種をみっつまきます。」 絵を描いた紙を見せながら、自分の言葉で全部説明してくれました。
朝の会が終わってさっそく種まきをするときも、はりきりTまちゃんは名前の書いてある枝をみんなに配り、手の広げ方を一人一人レクチャーして回ります。
種を配るときもみんなに三つずつ渡して回りました。
正直、時間がかかってまどろっこしいです。
でも、Tまちゃんのやる気に満ち溢れた生き生きとした顔を見てたら、「時間がない!」と急かすのは、いつだって大人なんだなぁ。子どもって『今』を生きてるんだなぁ。と改めて感じました。
人参の間引きは、年少さんががんばってくれましたよ。
抜き終わったものは、泥を落としてフライパンでいためます。
それから、先日収穫したかぼちゃもお鍋で蒸します。
後はさつまいものつるのきんぴら。
まさよっちから≪きゅうりの塩麹漬け≫の差し入れもあり、お弁当箱がにぎわってきました。
今日はおにぎり弁当の日です。 畑で採れたものをおかずにして、みんなで同じものをいただく。 シンプルなものばかりだけど、ありがたみが違います。
いつもはこうやって調理をしても、手を付けようとしないC太。 今日はフライパンに残ったさつまいものつるを手づかみでおかわりしてくれてました!
畑の日って母はやることいっぱいあって大変だけど、こういう時間を共有できるのが本当に幸せだな~と思います。
午前中で作業が終わったので、午後からはみんな思い思いの時間を過ごしました。
朝の会で読んだRきの紙芝居の影響なのか、スケッチブックにお絵描きしながらお話を作って、当番かーちゃんに作った文章を書いてもらう子が居たり。
「お母さんにお土産。」と言ってさつまいものつるをとって、皮をむきむきする子。
アケビを見つけてみえみえと必死になってとっている子たちもいました。アケビの周りには蚊の大群が居て、みんなあちこち刺されながらも収穫を喜んでいました。
蚊に刺されながら収穫したアケビは、帰りの会でみんな一口ずつ口に入れてもらいました。
久しぶりに食べたアケビ、懐かしいお味でおいしかったです。
(ふーみん)
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綺麗な秋晴れ。トンボが飛んでて子供達「あきあかねだよ」と教えてくれました。
今日はお母さんと離れるのがどーしても嫌な年少Sこ。
朝からずーっとオグちゃんに抱っこされて泣いています。
朝の会までの道のりも、朝の会も、終わってからも気持ちの整理が出来なくって、涙が出てしまう。
そんなSこの気持ちをグググッと切り替えれたのが「ビービー弾」。年中Cりが探しに行くと聞き、自分もMyビービー弾バックをさげて意気揚々と出かけます。さっきまでの「おーかーさーん・・・」はどこへやら?
草の間に落ちている小さな玉を必死で探します。隣ではCりが「あった♪見つけた♪」とどんどん拾います。なかなか探し出せないSこ。顔が寂しそう・・・また、涙が出そうです。
そんな中、今は秋。森の中にはドングリが沢山。「あった♪こっちにも♪こっちにも♪」。Sこの顔がどんどん笑顔になっていきます。お父さん、お母さんにお土産と拾い集めます。茶色や緑や帽子付き。
嬉しくなって歌まで歌い出します。ドングリころころドングリこ〜♪お池にはまってさあ大変〜♪
Cりはツルを見つけて、「べっちゃん、ドングリ入れるカゴを作って〜」と。せっせとカゴ屋は編みます。二人は傍らで出来上がりを今か今かと待ってます。ツルが無くなれば取りに行きます。しかし、編む事はいっさい手を出しません。しっかり見てくれてます。
・・・さあ、出来たよ!カゴが2つ。
が、ドングリがその中に入る事はなく、何故か魚取りの道具に変身し、二人は魚取りに行ってしまいました。そして、魚に見立てた葉っぱや花がどっさり入ってました。
次はドングリ入れてよ〜!!!
(べつ)
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