先週に引き続き、子供リクエストによる川沿いの公園。
朝のキーンとした冷たい空気に大人はしっかり着込んでおります。
たまご達ときたら薄着、ジャンバーは着るものではなく荷物です。
数名は一日中リュックに巻きつけておりました。大人が寒いだろうと
思って持たせてるだけで、子供にとっては必要無いんですね。
私の息子にとっても一日中余計な荷物でした・・・。
この公園の近くには年長M君と年少Tちゃんのおばあちゃんの家があり、
畑があります。前回は柿、その前はビワと季節の果物を頂いております。
先頭集団がおばあちゃんを見つけ何やら落ち葉を集めた囲いの中を
のぞき込んでいます。畑の腐葉土として落ち葉を入れ保存しているそうです。
そして何か大きな塊を手に・・・ん???
おばあちゃん「カブトムシの幼虫だよ」
それはいい物見つけた!と、
俺も、俺も、私も、と、次々に手を突っ込み探しはじめます。
年長Hちゃん「でっか~い♪」
年中K「ツルツルして気持ちいいね~!」
年長Hちゃん&年中K「べっちゃん、触ってみな!」
と、キラキラしたお目目でこちらをみます。
たまごに入り幼虫を克服した私。
ご期待に答え「ホントだ~、ツルツルだね~♪」
一緒にその感触を味わう事ができました。
何だか、ほんのり暖かくも感じられ心も暖かくなりました。
カブトムシの幼虫達は、その後また落ち葉の中へ戻っていきました。
季節がかわり、サナギになり、成虫へと変化していくカブトムシ。
また会える事を楽しみにしてます。
大きくなってね。
幼虫の後には、もう一つ楽しみがありました。
おばあちゃん畑の奥には、ハッサクがこれでもかと実っています。
年長M君が小走りでかけて来て「おばあちゃんがミカン食べていいよ~」と。
お弁当を食べ終わった子達をドンドン連れていきます。
さらに、小房に分けられた物を配って歩きます。
この振る舞い精神、おばあちゃんから受け継がれた物なんでしょうかね?
皮をむくことが面倒なのか、少々苦くともそのまま食べる、年中組。
皮はむいて食べる、年長組。味わい方は違っても、酸っぱくて、
少し苦くて、果汁イッパイで、美味しいハッサクでした。
その後、お土産に持っていっていいと聞き、子供達はリュックの
少ないスペースに詰め込み、リュックにゆとりある当番母&やのちゃんは
パンパンに詰めて帰りました。
帰りの足取りは軽やか、重たい荷物もなんのそのでしたね☆
おばあちゃん、ご馳走様でした。
(べつ)
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