野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
今日は保育スタッフのいない母だけ当番の日。スタッフさん達は他の園へ研修!
たまごまつりを終えて、打ち上げ的な事は何もしておらず・・・
頑張ったみんなへのご褒美って事でお昼にカレーを作って一緒に食べよう!って運びに。
もり組Yゴ、前日にスタッフかなちゃんからしいの実を「みんなで食べてね🎵」と託され、
今日は炒って食べる準備をしてきてくれました。
朝の会で家庭で 1.洗ってきた事、2.浮かんだ実は虫食いだから取り除いてきた事、
をちゃんとみんなに説明もしてくれました。
いざ調理になると、「コンロの火と直火で考えたんだけど、今日はコンロの火。」と、
家からカセットコンロ一式とフライパンを用意してささっと調理開始。
火をつけてフライパンで炒ってる最中「たまごまつり前日は本当に緊張したんだよね。」なんて、
自分からそっと教えてくれました。たまごまつりが終わって1週間。
年長さんになるとこんな風に気持ちを振り返る事するんだな~と、心の成長に驚きでした。
そんな会話しながらフライパンからいい香りがしてくると「そろそろかな?」と言って
自分で終わりのあたりをつけて調理終了。ちゃんと味見をしてから皆に振舞ってました。
普段は採ってすぐ食べる子ども達(火は持ち歩いてませんからね)。
でも、今日は炒るとこんなに甘く美味しくなる事をみんなで味わいつくしましたよ。。
そろそろ、お腹も空いてきた頃にもう一ついい香りが。。。
大きな鍋にいっぱいのカレーが!!!
当番でない母達もお昼時に集まり、みんなで「おつカレー!」の始まり。
野菜もカレールウも持ち寄りのカレーはなんとも言えない美味しいお味。
何杯もおかわりをして子ども達もお腹ポンポン。母達も話がポンポン弾みます!!
みんなたくさん食べたね~。写真を向けると隠れる年頃の女子達!!
天気も良くいい「おつカレー」となりました。(年少母 べつ)
===============================
「 野外保育とよた森のたまご」
お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)
TEL:080-5122-1052
HP:https://www.morinotamago.com/
=================================
=============================
「 野外保育とよた森のたまご」
お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)
TEL:080-5122-1052
HP:https://www.morinotamago.com/
=============================
今年も、お母さんとスタッフと準備してきた、たまごまつりを無事開催する事ができました。
やはり天気が心配で、週の木曜日だけが雨予報…。
まつり係さんは、ギリギリまで晴れバージョンにするか、雨バージョンにするか悩んでいました。結果晴れバージョンで大成功!
いつもお世話になっている方、OBの方、親子組てくてくのみんな、もり・そらの方、お隣みよし森のようちえん てんとうむしのみんな、そして急遽顔を出してくださった市議の岡田さん、来てくださり本当にありがとうございました!
まつりのオープニングとも言えるもり組さんの自動販売機は、一人ひとりが楽しんで、ステキな顔でやっていました!
参加くださったみなさんが、まつりの雰囲気や、買い物、子どもたちの姿、おしゃべりを楽しんでいただけたなら嬉しいです。
みんなで作り上げたたまごまつり…
本当にありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡
森のたまご
みえ
たまごまつり前日。母たちは午後から集まってせっせと翌日の会場準備。
こどもたちはちょっと浮き足立った雰囲気を感じながらいつもの遊び。
たまに登場するこの土管。
今日は落ち葉をたーくさん入れてふみ固めて出たり入ったり。
ブルーシートを上からかけて隠れては、近づく(正しくは連れてきた)大人をおどかしてみたり。
せまいところでぎゅうぎゅうしてるだけで、何だか楽しくなっちゃう。
その高鳴る気持ち、わたしにも覚えがある。
そんな土管のまわりでひとり曇った表情の年中Yイ。
土管の中に居座る男の子たちに「わたしも入りたいよー」と何度も訴えてみるけど
「自分の力で入らなきゃダーーーメ!」
それでもねばり、男の子たちが土管から離れた瞬間にわたしの肩をつかって土管に入った。
様子を見ていた年中KチとKタは「入っちゃダメ!」とYイの服をひっぱり、外に出してしまった。
納得のいかないYイ。どうしても土管に自分の力で入りたい。
どうしたら入れるのか男の子たちの動きをジーッと見たり、時折大人にも視線を送る。
しばらくひとりで土管に向き合い、ついに自分の力だけで入れた!
これは年中KKコンビも受け入れるしかない。
土管の入り方だけでなくお互いを認め合えたことによる信頼感みたいなものも共有したよう。
こどもたちは自分たちなりに乗り越えられそうな、できなさそうな課題に挑戦している。
達成して満足する課題はそれぞれ。
”のびたい気持ち”がたくさん集まったこどもたちの時間。
笑い、泣き、ぶつかりあい、許しあい、教え、教えられ、夢中になる。
とことん味わいつくしてほしいなあ。
(年長母みゆき)
===============================
「 野外保育とよた森のたまご」
お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)
TEL:080-5122-1052
HP:https://www.morinotamago.com/
=================================
広場待機チームとは別で、今日は森の中へ散歩へ出かけました。
ここの森を歩く時、大人はもしもに備えて安全対策係さんが作成してくれた地図を携帯してます。
集合場所からこの森の行動範囲全てが記されてる地図。でも1か所「?」となる所が。。。
前々から気になってたこの先に何があるのだろう?どんな道に繋がってるのだろう?
子ども達に問いかけ、この先を知りたい!行ってみたい!と3人が付いて来て探検してくれる事に。
こえだ組(年中)Kチ&Kタ、はっぱ組(年少)Aト。そして母べつの4人で出発。
途中までは知った道。
Kタ「ここを行くと梅を取る所に行けるね。」「あ、こんな所から樹液出てる。」
Kチ「本当だ。やっぱりクワガタ探しに行こうか?」
Kタ「今日は?マークの所に行くんでしょ!」
なんて、口も滑らかに進みます。Aトはもくもくとついていきます。
途中、風がザザザ~と吹いてきました。
Kチ「あ、今、川の流れる音みたい。」
Aト「本当だ。川の音と一緒だね。」
長い棒を見つけて、偶然棒先に葉っぱが付くと
Aト「あ、魚が釣れた!鯛かな?マグロかな?」
Kチ「釣れた~。一匹じゃなくていっぱい。」
なんて、想像豊かに足取りも軽やか。
道に立ってる看板に何て書いてあるのか?分かれ道でこっちへ行くと何かあるのか?
Kタは興味深々で聞いたり、教えたりして進んでいきました。
がここから先、知らない行ったことの無い道へ来たとたん、
Kタ「べつ、先に行って」
べつ「え?私も知らないからKタ先に行ってよ」
Kタ「やだ。じゃあKチ先に行って」
Kチ「やだよ、怖いもん。Aト行く?」
Aト「・・・・」
皆で先頭に誰が行くかの話し合いが始まりました。
結局今回は私が先頭で出発する事になり(大人だから)2.3歩歩き出すと、
さーっと後ろから3人抜いて行ったのでした。
それからしばらく薄暗い感じの山道を下って行くと、その先に少し開けた所を発見!
台風の影響で倒れた木がいい具合に横たわり、早速座ってこの場を見渡していました。
Kチ「ここ気に入った。今日はここで遊びたい!」
Kタ「うん。いいねKチ」
リュックを下ろし休憩して、持ってたロープを木にかけて遊びました。
Kタ「こうゆうの得意。ほらここに足かけて」
得意になってぐんぐん登ってます。交代しながら3人登りしばらく遊んでました。
べつ「これが?マークの先かな?もっと行くと何があるかな?」
と、問いかけてみました。すると
Aト「行ってみよ」
と、誰よりも先に行って見たい気持ちが言葉になりました。
ロープで遊ぶ二人もすんなり先に進む事を受け入れてくれ歩き出しました。
しばらく行くとお地蔵さんがあり、その前になんとヘラクレスオオカブトの死骸が置いてありました。
大人は何故こんな所にと思いましたが、子ども達興味深々。
すがさず手で触ったり匂いを嗅ぎだしました。
Kチ「くっさ~。」 Kタ「くさーい」 Aト「クサッ」
3人すかさず私を見て嗅いでみろの目。
べつ「・・・くさい?」
Kチ「でしょう!!すごい、臭かったね~Kタ、Aト」
と、もう臭いのが嬉しくてしょうがない様子。
地面の上に落ちてるならいじくり倒すであろう死骸も、お地蔵さんの前だとそんな事せず
そっとそのままにして帰ってきました。
ロープで遊んだ場所まで戻り、お昼を食べもうひと遊び。
なかなか順番が回って来ないKチ&Aトは天狗の葉っぱを見つけ大喜び。
その様子を見ていたKタも欲しくなり、3人両手いっぱい持って帰る事に。
ここでも、「葉っぱの雨が降ってきた~」と傘にしたり、
「これであおぐと風が吹くね」「鳥みたいに飛べるかな~?」「あ、天狗きた?」
なんてお喋りしながら、足取り軽やかに皆の待つ広場へ戻って行きました。
帰り道、いつも知ってるしいの実が落ちてる所ではちゃんと道草もしました。
Kチ「(しいの実の木を見て)たくさん落としてくれてありがとう」
と、優しい言葉がフッと出てきました。
最後に「?マークは楽しかったから3人の秘密」と、みんなに教える事は出来ない場所になりました。
あらら・・・。
1日じっくり時間をかけてのお散歩。
目で木や実や生き物を見つけ、
耳で風の音に澄ませ、
鼻で死骸や葉っぱの香をかぎ、
舌で実の一つ一つに色んな味がある事を味わい、
手で土や木や人の手の温もりを感じる。
お散歩って、五感をフルに使える最高の時間。
感じる事を大人目線でなく子どもと一緒に味わって過ごしたい、
そう、思った1日でした。(べつ)
=============================
「 野外保育とよた森のたまご」
お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)
TEL:080-5122-1052
HP:https://www.morinotamago.com/
=============================