今日は朝からちょっぴりそわそわしてる子もいます。。
「今日いいことやるってお母さんが言ってたけどなにやるの?」と年長Hちゃん。
そう、きょうは念願のよもぎだんごづくり!
(当番かぁちゃんばんざーい!←だんごづくりは前日に決まったので、この日の当番はかなり運がいいのです。)
よもぎ摘みはやりたい子数人で始まりましたが、茹で上がってきざむ作業になると、
どこからかわんぱくボーイズも集まってきて、チョキチョキ。
今回ボウルの中ではさみでチョキチョキしたのですが、、2つのはさみに対して次から次へとやりたい子が集まってきます。
「代わってよー」
「次は僕の番だぞー」
「ねぇ、やらせてくれないよー」
こんな時、どうやって言葉をかけたらいいか少し悩んじゃいます。
危険を伴わないことでもめてる場合は、子どもたちで解決してくれるだろうと見守ってますが、
何とかしてくれ~と訴えられた場合。
とりあえず「そっか~、○○もやりたいんだね~。楽しそうだもんね。」
とやりたい子に向かって言ってみました。
するとしばらくして「はい、いいよ。代わったげる。」
あらら、さっきまであんなに「まだダメー」って言ってたのに。
列に並ぶ。ルールを守る。というのは社会に出てたしかに大事なことだと思います。
でも今回の場合それぞれが満足いくまでやらせてあげたいって思ったので、
『順番だよ。』『交代してあげたら。』なんて言葉はあまり使いたくないなぁって思ってました。
もっとやりたいって気持ちを残して代わったところで、その子は納得できるのだろうか、
うっぷんがたまって他に当たってしまうんじゃないかって思います。
これでよかったのかどうかは分かりませんが、直接言わなくっても伝わるもんなんだなぁって思いました。
そんなこんなで細かくなったよもぎちゃんはすり鉢ですりすりとんとん。
だいぶいい感じになったところでお昼ご飯の時間になっちゃいました。
午後からはいよいよだんごをこねこねです。
年長Hちゃんの絶妙な水加減。
Gくんは慣れた手つきでこねていきます。
年少Kちゃんはよもぎ投入係です。
だんだんいい色になってきました。
そして出来上がりが近づくにつれて、どんどんたまご達が集まってきます。
ほんの一部でスタートしただんごづくりでしたが、最後は全員参加になっていました。
ゆであがっただんごをきなこにまぶし、いよいよ完成です。
私が年少児の着替えに手間取っていると、葉っぱにのったおだんごを前にして、
たまご達はすっかり席についてみんながそろうのを待っています。
遅れたChちゃんもあわてて葉っぱを取りに行きます。
「Chちゃ~ん葉っぱいっぱいあるからとらなくてもいいよー。」
みんな『葉っぱの上におだんごのせるからね』の声で、われ先にと葉っぱをわんさかとってきてたのでした。
みんなそろって“いただきます”のあいさつをします。
こんな風におりこうちゃんで全員がそろってる姿、初めて見ました。
朝の会も帰りの会も散って散って・・・お弁当の時もそれぞれが好きな場所で食べてるのに。
かぁちゃんズ目をまんまるにして驚いてます。
みんなで作ったおだんごはほんと~においしかったです。
(ふーみん)