昨夜は台風。
今日は台風一過とはいえ、不安定なお天気でした。
雨がパラパラ・・・と思ったら晴れ間が出たり。
でも、結局本降りにはならず、ほっとした母ちゃん達です。
昨日に続き、今日も年中&年長の「大きい組チーム」と年少「小さい組チーム」に分かれてのお散歩です。
↓大きい組チーム
まずは進路決め。
地図を見ながら2つの案がでました。
湿地でザリガニを取りたいLトと、池でお魚を見たいAキ。
「どうやって決めようか?」とのやのちゃんの声掛けに、
「じゃんけんは?」「多いほうで決めようよ」「多数決ってこと?」
さくさく話が進みます。
多数決ではザリガニコースがLトひとり。皆はお魚コースでした。
正直、荒れるかと思いましたが、
「じゃあ、お魚コースでいいよ。」とLトもあっさり承諾。
そんなわけで、平和に出発進行!
成長を感じました~。
(年少さんと別行動になる事で、ちょっと場が落ち着いていたせいかしら?)
いつもゆっくりの年少さんを待たなくても良いので、どんどんどんどん進みます。
場の雰囲気にも余裕があって、大人も子供も終始落ち着いた様子です。
ふと気づくと、何だかしーん。。。
ひそひそ声が聞こえます。
「しーーっ、静かに!あそこにレッサーパンダがいるよ!」
「ほんとだ!」
「赤ちゃんもいるね」
「かわいいね」
「レッサーパンダって肉食なんだよ」
「静かに行こう」
・・・・森の奥を指差して大真面目に話しています。
どうやらテレビで見たレッサーパンダが子ども達には見えているようで。
しばらくすると、またまたひそひそ声。
「しーーっ、虫が逃げちゃうよ。」
「静かにしてて」
レッサーパンダがいるから。。
虫が逃げるから。。
理由はいろいろですが、しーー!と誰かが声を掛ければ、一同静かになって、しーんとした森を黙々と進みます。
雰囲気がまとまっている感じがありました。
もしも年少さんが一緒だと、この感じは無いなぁ、と思いました。
年少さんの幼さとか、大人の「待って待って~!」がこの雰囲気を壊していたかも知れません。
子供の成長に合わせて、別行動も大切かも知れないと思いました。(主観ですが)
順調に到着した池では、以前の半分近くにまで水位が落ちていました。
池が干上がった場所は楽しい泥んこ!
子ども達は靴をドロドロにしながら、オタマ取りに熱中!
いつの間にか、やのちゃんまで泥んこ!(子供が平気に歩いていた場所で泥にはまったそうな)
見晴らし抜群の高台でお弁当を食べたら、午後もがんがん遊びます。
オタマ取りや石投げ、堤防作りと、各々楽しそう。
帰り道も順調に進み、ちょっぴり遠回りしちゃう余裕もありました。
予断ですが、行きも帰りも同じ場所にいた小さなヘビ。
調べてみたら青大将のようでした。(ほっ)
(じゅん)
↓小さい組チーム
大きい子、小さい子の二チームに分かれてのお散歩が決まり、お母さんとお別れすることになったKねちゃん。
今日は同じ週2コースのJちゃんがお休みでただでさえ心細いはず。
口をへの字に曲げながらグッとこらえていました
一方、年中Cちゃん。小さい組につくことになった母(私)と手を振って出発した矢先。帽子をとられて投げられ、一気にスイッチがオン。
「かーたんと一緒じゃなきゃ嫌だぁ~。大きい組に来て~。小さい組に行っちゃだめ~。」
とギャアギャアです。我が子ながら、こうなってしまうと大変です。
「今日は小さい組さんで行くから無理だよ。」
「いやだぁ~代わればいいじゃん。」
「それはできないなぁ。」
Kねちゃんはがんばってるのに、ここで代わるもんかって、私の方もちょっと意地になってました。
「じゃあ、Cちゃんが小さい組に来る?」
「やだ、Cちゃんは大きい組だから小さい組には行きたくない
」
しばらくそんなやりとりをして、少し落ち着いた頃。
「・・・今日は小さい組さんになる
」
自分のプライドを捨ててまで、今日は母と一緒がよかったんだね。
無理に引きはがそうとしちゃってごめんね
いつもマイペースなC。小さい組さんの中で、とっても楽しそうに過ごしてました。
年長・年中の中にいる時とは違って、張り切ってちょっと仕切ったりもしてました。
マイペースコンビのHちゃんとも、たくさん遊べてうれしそうだったね。
そんな姿を見て、今日はCにとって素敵な時間が過ごせたのかな。って思いました。
いつも仲良しでケンカばっかりのMとSや。
階段をさっさと上っていくSや。
M 「Sちゃんまって~。」
S 聞こえてないふりをしてどんどん上って行ってしまう
M 「Sちゃんのばかぁ、もう嫌い~。」泣く。
S 振り向いてMのとこに戻っていく「お迎え来たよ~」
M 「Sちゃん嫌い。もう嫌~。」大泣き。
S Mを置いてまた上っていく
長い階段のゴールに、一番に到着したSやとPたと私。
ベビーおんぶでこの階段、過酷だったわぁ。ちょっと休憩
それなのに・・・
S 「ちょっとMお迎えに行ってくる。」
そういうと、いま上ってきた階段をぴょんぴょんと下りていく。
Pた「Sちゃん行っちゃった、せっかく上ってきたのにね。」
私 「ホントに、せっかく上ったのにね。」
しばらくするとSやが戻ってきた。一人で。
S 「M嫌だって。」
私 「そっか~嫌だったか。」
S 「・・・やっぱりもう一回行ってくる。」
Pたと私。呆然としながらSやを見送る。
「Sちゃん、また行っちゃったね・・・
」
この次はみんなそろって上ってきましたよ。
小さい組さんとのお散歩、とっても時間がかかる。
目的地なんてなくてもいい。木の枝拾って、葉っぱを集めて行ったり来たり。
ただ一緒に歩いてるだけで楽しくてしょうがない。
大きい子達に邪魔されない、小さい子達だけののんび~りとした時間。
こういう時間、大事だなぁって思いました。
母と離れたKねちゃん。
「Jちゃんと遊びたかったな。」
と言いながらずっとみえみえと手をつないで歩いていました。
でも、帰り道の最後の最後。一人ずんずんと歩くPたを見て
「すごいね~、私も一人で歩ける。」
といって手を離したそうです。
一回り大きくなった一日だったね。
(ふーみん)
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