6月24日（水）年少さんの

自然観察の森の日。

お手伝いがしたい気持ちでいっぱいの年少さん、Ｔろくん。
いつも、朝の会、帰りの会のブルーシートを、手伝ってくれます。
今朝も、２枚のブルーシートを持っていってくれました。

朝の会の場所をどこにしようか、と年長さん達と相談しながら、
場所が決まりブルーシートを敷きます。

その時、Ｔろくんはブルーシートを１枚抱えて、
離れたデッキの上をうろうろしていました。
こっちに敷いてよ、と呼びかけても、
そこは嫌というように首を振っています。

一緒に敷きに行こうと、言っても、何かに怒っているのか、
ずっと、ぐるぐる回るばかり。

「怒っているの？どうしたの？」
と聞いても、なんだか要領を得ません。

朝の会の場所には、他の子がセッティングしてくれて、
もう準備万端でみんな待っています。

いつもは、朝の会は落ち着いた気持ちで座ってくれるのにな～、
と思いながら、無理やりのように、抱っこで連れてきてしまいました。
やはり嫌がって、司会をしている、みえちゃんの
そばから離れませんでした。

年少さんだし、嫌がることがあるのは仕方ないな、
くらいに思った私、、、。

Ｔろくんは今年の年少さんのなかでも、言葉がすぐにでるほうではなく、
本人も、もどかしさがあるようで、口や手がでてしまう、早生まれさん。
Ｔろくんのお母さんも、まだ園に入れるのは早かったんじゃ、
と悩んでいました。

1日の終わりに、Ｔろくんと２人っきりになったので、
ふと気になって聞いてみました。

「Ｔろくん、なんで朝怒ってた～？」
「シート、２つ持ってたよ」

まさか、朝のことを覚えてはいないだろうと、
思いながら聞いたのですが、
その答えで、私は自分の不覚を知ってしまったのです。

Ｔろくんは、しっかり自分が怒った理由を覚えていました。


「もしかして、シート１つ、誰かＴろくんから、持っていった？」
うん、とうなずく。
（ここからは、Yes　か No　で答えられるようにしました）

「２つとも、自分でしきたかった？」
うん。
「そうか～、自分でしきたくて、とられちゃって怒っていたのか～」

私、Ｔろくんに、シートを２枚渡してたよね。

誰か上の子が、気を使ってか、了解を得ずかでＴろくんから、
シートをさっと、とったんだね。

私、ちゃんとみていればよかった～。
そしたら、フォローできたのに。

最近は、朝のセッティングを子ども達が率先してやってくれるようになり、
安心してうっかり、見逃してしまっていました。

そして、自分の気持ちをしっかり、帰りまで持っていて
応えてくれた、Ｔろくんに、びっくりしています。

私のなかに、Ｔろくんは、まだまだ、ここまでしか分かっていないと、
甘くみている部分があったんだな～。

子どもがやる事には、ちゃんと理由がある。（気持ち、ともいう）

それは、年少さんでも年長さんでも、一緒なんだな。
きっと、０才さんや１才さんでも。

ここまでと、線を勝手に引いてみているのは、大人側だな～、
と感じた、一幕でした。

（こなんちゃん）

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「森のたまご」お問い合わせ：morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表：遊佐(ゆさ)080-5122-1052

6月19日（金）あたため会

森のたまごでは、1ヶ月に１回、スタッフと母達全員が集まって
子ども達の様子や運営について話しあう会があります。

母があたためあう　から、あたため会




会議というと緊張して、意見をするのもちょっとね、
という雰囲気があるので、空気がほぐれるように、
毎回、チェックインの方法が違います。

６月は、私をあらわす漢字一字を決めて、ペアでそれをお互いに語る。

「笑」　　「困」　　「名」　　「意」　　「素」　　「楽」

今の自分はこういう状態、こうありたい。
お互いの考えている事が知れる時間は、おもしろい～。


わが子の様子を、１人1人、母が話す時間をとっています。

家でのわが子と、園では気を張っているわが子の姿が、
かいまみえる時間でもあります。
母達も、自分の気持ちを伝えられる大切な時間です。


子ども達の普段の姿を知る、スライドショー。

活動の、よもぎだんごや梅ジュース作りの様子が写真で、
みれて、母達から笑い声もおこります。


子どもの様子を深めるグループワーク。

グループに分かれて、子どもの様子の情報共有。

・今、どんな遊びをしている？
・他の子とはどんな関わりをしているのかな？
・その子自身が望む次のステージは？
などなど。


今月は、６月から途中入園した母がいて、

森のたまごにいらっしゃい～

コップを持参してみんなで、乾杯をしました。


（こなんちゃん）

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6月18日（木）野外料理

今日は涼しくてよかった～。

火を使って、お味噌汁を作る日ですが、暑いと火をたく意欲が
半減してしまうので、くもりで涼しい日がありがたいです。

火つけは、もり組さんを中心に、まずは燃えやすい枯れ葉、杉の葉、
次にふといマキと、順番に入れるようになってきました。

まんなか組がうっかり、ふといマキを先にいれたら、
「それはまだ、早いよ」
と声がかかります。

マッチの火がつきやすいもの、最後にシュロの皮を投入～。

マッチをもり組Ｈまが、つけます。

しっかり、火がついたか確認する為に、
たまご達の輪ができました。



野菜をいれて、水をいれます。



ぐつぐつ煮えたら、お味噌をといて。
味見タイム。

「ちいさい組さんには、あついからしっかり、ふ～ふ～してと、言ってね。
わたしは、知ってるから、言わなくても大丈夫よ」
まんなか組のＵちゃんが、
ちいさい組へのアドバイスを、教えてくれました。
自分は、しっかり注意できてるから自信満々。


もり組さんのＫほ、Ｈま、Ｙと、Ｔみがお味噌汁を
ついで、配ってくれました。
お互いに、相談しあいながら、仕事を分担していきます。
Ｈまがつぐ人、Ｋほが配る人。
Ｋほが疲れたら、替わってもらう。
つぐ人も何回ついだら、Ｙとと交代と話しながら。


みんなで作った、お味噌汁、おいしくて
途中入園で、はじめての野外料理のＫく君、
４回もおかわりをしちゃいました。


（こなんちゃん）

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6月12日（金） 梅ジュース仕込み

松平まで梅狩りに行って、取ってきた梅。
今年の梅は大振りです。



朝の会で、梅ジュース仕込みの紙芝居を読みました。



何を用意するか、どうやって作るか、
たまご達、分かったかな？


早速、梅のへた取りです。



竹串で、梅のへたをぽろっと、とっていきます。



ちいさい組Ｔろくん。
「ここ？　ここ？」
と大人に聞いて、でもしっかりした手つきでへたを取ります。
早生まれで、年少といっても母が心配するぐらい、
あどけなさが残るＴろくんですが、
梅ジュースの時は、姿勢が違いました。
最後まで、しっかり座って作業！


ちいさい組Ｙいちゃん。
こうやってとるんだよ、と大人が見本をみせたら、
一心にへたとり作業。


その隣りで、ひとつの梅のへたをとると、
すぐに、
「これはどこにへたがあるかな？」
と質問する、もり組、Ｈめくん。
きちんとしたい気持ちが強いようです。
（Ｈめくんの梅は、キズの部分を切ってあるので、
へたが分かりにくかったかも）


へた取りが終わると、ビンに梅と氷砂糖を交互にいれる作業。



もり組さんのＫほ、Ｙとが、次はどうしたいいかを話しながら、
手を動かしています。
しっかり、見通しをもった梅仕事ができるようになっているなあ。


自分のビンが終わると、次は森のたまご用のビン。
今度は結構、梅が多いです。
梅２キロですからね。
もり組、Ｋほ、Ｙと、Ｔみ、しっかりと作ってくれました。



並んでみると、なんとも壮観な、梅ジュースのビン。



早く、梅ジュースになあれ。

７月が飲み頃だそうです。


（こなんちゃん）

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6月6日（土）お父さんとおさんぽ会

前日の夜に降り続いた雨が、あがりました。
今年の晴れ男は誰かな？

たまご達、今日はお父さんと登園です。

朝の会、当番は、もり組Ｈめ。

Ｈめは、毎朝、当番をやりたい！と、
手を上げてくれて、積極的。

Ｈめのお父さんは、ザリガニ釣りの竿持参で、
たまご達のテンションもあがりました。


出席のお返事の時に、お父さんも一緒にあいさつ。
誰が、誰のお父さんが分かったかな。


おさんぽ中、気がつくと、親子が入れ替わっていることが、
しばしば。

残念ながら、今日は用事でお父さんが出席できなかった、
もり組Ｙと＆Ｔみ。
ちいさい組Ｍびのお父さんが来ると、飛びついていました。
（Ｍびのお父さんは、去年卒園したＭんの父でもあるのです）


広場に、はやばやと到着したグループ。
早速、カニや、トンボがいる所へ、お父さんを案内。


竿で、ザリガニ釣り、釣れるかな～？
（この広場では、ザリガニを見たことがないので、ちょっと不安）


ちいさい組Ａひのお父さん、虫アミを持って真剣です。
トンボをさがして、木々をかき分けていきます。
虫アミでとれると、ＫめやＥな　の手に、トンボを持たせてくれました。
後ろから、３人も４人もトンボ取りについていく子達。


お父さんが来れなかった、ちいさい組Ｙいちゃん。
気がつくと、いつも誰かのお父さんと一緒でした。
朝の会で、たまご達を紹介した時に、お父さん達は、
この子は、一人なんだな、と気にかけてくれていたのでしょう。
すごく自然な姿で、寄り添ってくれています。
さすが、森のたまごのお父さん！と思わずにはおれません。

お弁当も、Ｈめ＆Ｋめ兄弟のシートにお邪魔して、
楽しそうに食べる姿が見られました。


ザリガニ釣り、Ｈめ＆Ｈま、粘っていたのですが、
釣果なし、残念。
カニが住んでいる所には、ザリガニは住まないのかも。


Ｓなのお父さん、笹船を作って流していました。
そのそばで、笹を釣り竿に見立てて遊ぶ、Ｓな＆Ｙい。
笹船の作り方を、教えてもらう子も。


おさんぽ会のお楽しみは、帰りに母ちゃん達が準備してくれた、
梅ジュース！
自分で切った竹コップで、いただきました。

歩いて、疲れた体に本当に、おいしかったです。
ありがとう～。




例年、盛り上がる為に、ロープで綱引きや、
お父さんとお相撲等の、しこみをするのですが、
今年はあえて、お父さん達におさんぽの雰囲気を味わってもらいたくて、
企画はしませんでした。

すると、そこここで、お父さん主導の遊びが始まるのですね。
たまご達、お父さんとたっぷり遊べた一日でした。


（こなんちゃん）

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