野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
11時ごろ、急に思い立った年少Hキが
「さんぽにいきたい!いっしょにいこう!」
と私を誘います。みんなはお昼ご飯の準備を始めました。
だけどもHくんはお昼ご飯に目もくれず「さんぽがしたい!」思いがあふれていたので
わたしもなんだかワクワクして森へ出かけました。
赤土を見つけて、
「なにこれ!すごい!ふしぎ!どうして赤なの?」
さわって確かめて、
「ねんど!すごい!ふしぎ!」
「スコップもってくればよかった。・・・あ、木がある。」
土を掘るための木を、自分の使いやすい長さに折っては掘り、試しています。
木漏れ日の当たっているところを見て
「なんで!ふしぎ!ここだけ光ってる!ふしぎ!」
もっと奥に探しにいこう!というHくんについていくと、
「なんで!?きいろもある!ふしぎ!すごいね~!」とHくん。
「ほんとだ!黄色もあるね!」と楽しくなる私。
「くろもある!すごい!ふしぎ!Hくん、ぜーんぶふくろに入れるの!」
と持ってきた袋にいろんな色の土を入れて、混ぜて。
Hくんオリジナルブレンドの土に大満足のようでした。
帰り道では、服にはっぱをいっぱいくっつけて遊びました。
「ふしぎ、ふしぎ」連発のHくんと一緒にいたら、見慣れた森がすっごく不思議な場所に感じられました。
子どもの感じている時間感覚に入り込めたような、なんだか心に残るひと時でした。
(スタッフ なお)
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「 野外保育とよた森のたまご」
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