『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

戸隠の森へ

2015年01月27日 | 四季の彩
1月25日、日曜日 午前三時 自宅発
大好きな森へ再び

面倒なある申請書が出来上がったのは日付が
変わった時間になってしまった。
事前審査で2、3ヶ所チェック入ってしまったのだが
根本的に大チョンボ!古い書式で作ってしまって
一から新しいデーターの入力作業、これが又、厄介!
さて、ブログ更新・・
(戸隠の森を後に移動、絶景ポイントへ)
(戸隠連峰の南の端、絶景ポイント)
(この山並みの奥に槍ヶ岳から鹿島槍、爺が岳、白馬が一望出来るのだが・・)

天の神様に週末は晴れますように、
雪ごったくが有りませんようにとズ~と願いをとなえていた。
天の神に願いが通じたのかまずまずのお天気!
出発前はチラチラと夜空に星が輝いていたのだが
隣町に入ると積もりそうな雪が降って来た、あーやばい!
約3時間の道のり県境を超えると雪も止み星空がのぞく
戸隠の手前、道はアイスバーン!老体の愛車はここの所4WDの調子が悪い
お尻をフリフリ冷や汗の連続、
丁度眠気が最高潮だったので眠気もどっかへすっ飛んでしまった。
目的地に着いたのはまだ、真っ暗な時間、このまま仮眠と思ったのだが何時も仮眠で
失敗するので今日は車の外へ出て「山筋体操」吐く息が真っ白、手の指先が差すように痛い!
支度を整え、取りあえず温かいミルクティーを一杯。
見上げるとまばらに星が輝いていた。
日の出を前にようやく辺りが白み始める、一日の始まりだ~
今日の予定は戸隠の森を約3時間歩く
歩き始めると、日頃の不摂生と体力不足で息が上がる、いきなりの登りは辛い!
息絶えだえのハーハー、これはまずいと何時も体力作りをしなければいかんと思うのだが・・
しばらくすると落葉松の森が紅く染まる、ご来光だ!
何時も、どこでもこの瞬間は感動する、静まり返った森に「コンコン、コンコン~」と
キツツキが木を突く音が鳴り響く、なんと癒される時間、この森に居る幸せ!
今回はほとんど人の入らない森、誰一人いない森。
天気のめぐり合わせが今一なので新雪の森とはいかなかったが
3時間、みっちりと汗をかく幸せな時間だった。
車に戻り場所を移動、楽して絶景を眺められる場所へ
「大望峠」絶景ポイント、しかし、お目当ての山はガスにまかれて
望むことが出来ない~まーこれも良しと車の中で濡れた下着を乾かす、
待つこと2時間、急にガスが流れ出し山の全容が現れて来た、
「ヨシ!」と外に飛出て三脚を取り出す、
しかし、残念な事にコンスラストが弱い、寒気が去りここの所の陽気で
厳冬期特有な質感、雪の着き方が悪い
まーでも、こんな日もある、又、来る楽しみが増えた。
好きな事の出来る幸せ、楽しい一日だった。

しかし、この後、凄い辛いが待っていた、
朝から少し奥歯が痛みだしていたのだがズキズキの痛みが増してきて、
帰宅して上がりビールも飲まぬうち早々薬を余計飲みお床入り
戸隠の神の悪戯か一晩中眠れぬ時間が続き夜も更けて行った・・・

散りゆく・・・

2014年11月19日 | 四季の彩
燃ゆる もみじ に、散りゆく もみじ
雨の日は一段と輝き、最後の彩を楽しませてくれる。

秋も深まり 時折、雨の落ちる寒い一日だった。
山々の紅葉も終り向こうがすけて見える
一雨ごとに冷たくなり、
時雨れる度に、雪降りになるのかと気がもめる今日この頃・・・

黄紅葉・行く秋

2014年11月13日 | 四季の彩
荒れっことの寒く、木の葉が舞う一日・・

雨が落ちないだけましな一日だが冷たい風の寒い日だった・・
北日本各地から強風と雪の便りが届いて来て冬の近さを感じる。

里の広葉樹も葉を落とし始めブナ林もフカフカの絨毯、
つかの間のお昼休みに立ち入るとザック、ザックと心地よい音がする
見上げると葉を落とした木立から青空が広がっていた。(津南町駒返り)
行く秋の彩に酔い、深々と冷え込む夜空に満天の星を仰ぐ
グラス傾ける秋の夜は長い・・・             


里の秋、彩に誘われて

2014年11月06日 | 四季の彩
日本一と言われる河岸段丘に立つ・・

以前、知人から「うちの畑の紅葉がキレイだよ~」と連絡があったのを思い出し
眼下に見える所から時間があったので昼休み、河岸段丘の上まで行って見た。

こんなものめっけた!
  はなワラビ(おら方では常ワラビと言うのが一般的なのだそうだ)
鉢植えにして室内鑑賞用に人気があるとか

あっと言う間に10月も過ぎ 早、11月に突入~
ここんとこ、ブログもサボりぱなしでマズイ!と・・・・

紅葉も高い山から駆け足で下りて来た、その高山は随分前に葉を落し
もう、何度か雪化粧をした。
直ぐ裏山、標高、4~500mクラスの山々も葉を落し始め
稜線のスカイラインを遠くから見ても分かるほど木立がハッキリして来た。

今日、訪れた知人の土地は河岸段丘の大地にあり眼下に中津川が流れる。
この川は遠く群馬県の野反湖辺りを源流にし
信州秋山郷、越後秋山郷を流れ信濃川に合流する川だ。
反対側に向くと日本一の河岸段丘、苗場山麓に広がる広大な田畑に、
遠く北アルプスから妙高山、火打山が見える絶景ポイント、
その山々も早、真っ白!

家の前に見える山々(1000mクラスの)に三度、雪が降ると
おら里にも初雪が降ると言うが 
まだまだ、御遠慮願いたいものだ・・・
あたたかい日差しに感謝の一日!
                         津南町沖の原

向日葵さんありがとう

2014年10月30日 | 四季の彩
夏を元気にしてくれた向日葵
来年も笑顔で宜しく!


今日も良いお天気!
里の柿も収穫時、スーパーや店頭では季節の果物でよく並ぶ。
けど、果物も季節に関係なく色々、多様に出回るので地元産の柿も最近はもぐ人も少なくなった。甘柿もしかり、渋柿もさわしたり、干し柿にと何処の家庭でも重宝したのだが・・
最近は木に実ったまま、鳥達の餌になる。伝統の食も時代の流れに一つ一つ
薄れて行くのが残念だ~

もみじ

2014年10月29日 | 四季の彩
今朝はやけに寒いと、思っていたら、やっぱり・・
家から見える、2000m級の山々に雪が降った!
(上信越の山々、苗場山、鳥甲山、越後三山)
(左より駒ヶ岳、八海山、中ノ岳)

山々に雪が降ると吹く風は更に冷たくなる、朝は寒かった~
しかし、嬉しい事に陽が昇るにつれポカポカに「小春日和」か・・
お昼は出先の近くの公園で昼ランチ、お濠に波打つ光が輝いていた
そして、お昼休みの紅葉狩り、雑木林にもみじ燃ゆる・・

畦道に咲く

2014年09月17日 | 四季の彩
何時も通勤に使う農道、畦道・・

右側には黄金色に輝き、刈り取りを待つ田んぼ
左側には芽が出始めた秋野菜の畑
その真ん中を真っ直ぐ伸びる砂利道、田原道。
職場に行くには少し遠回りだけれど、山があって、川があって田んぼがあって畑がある。
畑の端っこには春から秋にかけて色んな花が植えられている、
派手さはないが私にとって癒しの道、花のある時間。
ついつい、立ち止り、こんなんが咲いた・お、可愛い・では、一枚・・
と、朝の忙しい時間帯にもかかわらず立ち止る自分が居る・・・


暁天・燃ゆる

2014年09月15日 | 四季の彩
久しぶりに朝仕事!と、言っても・・・


三連休の最終日、野暮用ばかりでストレスがたまりにたまる!
昨夜から明日の早朝は何が何でも出かけるぞ!と
日の出も随分、遅くなった。
布団を抜け出し窓を開けるとぼんやりとお月様が・・
まだ、お星さまがキラキラかと思いきゃ月輪が掛かっていた。

日の出にはまだ大分時間がある、眠気まなこをこすりながら2シーターの愛車を飛ばす・・
稜線のスカイラインに抜けると遠くの山々が紅く染まりだした
ヘッドライトを付けなければ手元はまだ暗く、街並みは宵の灯りが輝く。

見る見る内に暁の色が変わる、神秘な瞬間、この場に居る幸せ。
今の時期、眼下に広がる街並みは神秘の朝もやに包まれるのだが
毎日変化する気象条件によって出る時と出無い時が・・

朝焼けに御来光を期待していたのだが一瞬にして 朝焼けは燃え尽きてしまった・・
ちゃめ仕事もわずかな時間で終わってしまい、少し足を延ばしてブナの森へ・・・

神秘な森・野々海に

2014年09月01日 | 四季の彩
まだ葉月の頃、神秘な森へ深呼吸に・・

(猪独活:シシウド)

信州と越後の国境、野々海高原、入山は信州は栄村が一般的だが越後からもふたルートある、
菖蒲高原ルートと大厳寺高原及び山伏山ルート、しかし、深坂峠より北側大厳寺方面は災害による通行止めが続いている。
野々海は標高1020m、日本有数の豪雪地帯、ブナの原生林、そして、神秘な野々海池それに連なる湿原が有り水芭蕉の群生、秋の紅葉は見事だ

訪れた日は菖蒲高原から、今年、二度目のトライ、8月末 下界は暑い一日だった、2か月前訪れた時はまだ多くの残雪でブナの原生林の手前で通行出来なかった。

遠く日本海と霊峰米山を望み、大島の庄には棚田が点在する、
ここまで上がると吹く風は冷たい「見晴らし台」にて標高650m地点
更に標高が上がるにつれ山は森はブナは深く霧に包まれていた、・・
そして、その中に白く咲くシシウドの花が一際人目を引く、
まるで花火、線香花火に出会った様だった。
しばし、冷たい風に吹かれ大きなブナを見上げて深呼吸~
心の中まで新鮮な空気が入り込み気持ちが洗われて行く
芽吹きの新緑から緑濃い夏の森ももう直ぐ彩が変わる、錦の彩が神秘な池に映し出されるのももう直ぐだ、再びこの森を訪れるのが今から楽しみだ・・・

雨上がり

2014年07月11日 | 四季の彩
台風8号は温帯低気圧に!
一時はどうなる事やらと心配していたのだが・・
(霊峰八海山も頂を隠したまま)
(今年もナツメが沢山花を付けた・実がなるのが楽しみだ)

大雨強風、河川の氾濫、土石流・尊い命が奪われた
記録的と言う言葉、初めての経験と言う言葉
こんなニュースがよく聞かれる、おかしな天候!
明日から真夏日、猛暑日と暑くなりそうだ・・

黄桜の丘くれゆくころ

2014年04月27日 | 四季の彩
川風に桜吹雪・・


大河「信濃川」の側にある黄桜公園
ず~と昔から川を見守るように桜並木が・・
近年まれにみる開花だ

その名のように「黄桜」も立ち並ぶ
まだ若木だが老木の桜に優しく見守られている
開花はまだである

花びらが雪のようにチラチラ舞う
里は暑いぐらいの陽気に
川風が心地よい一日だった・・


芽吹きのころ

2014年04月26日 | 四季の彩
初々しい若葉

この地方にある民謡に
「梅も桜も皆開く~」と言う節がある

ヤナギの芽吹きから始まりブナへと・・
次から次へと木々の芽吹きが始まった
長く厳しい冬を乗り越えた
新たな息吹、生命の力強さを感じ
人もまたそれを慈しみ優しい若葉に新たな季節に挑む

優しい優しい、優緑
里は良いなぁ~・・