『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・
お訪ねいただきありがとうございます

伝統の音が・・

2014年01月30日 | 里山日記
今日はあるお宅を訪問
約束の時間なのに 呼べど届かぬのか
はたまた不在なのか・・




最近、体の不調を訴える事が多いのでもしやと・・
すると納屋の方から「どす・どす」と音が
近づくと共に大きな音「どす・どす」

小槌の音だ!
納屋戸を開けると藁打つ姿と「どす・どす」と

昔はみんなどれも生活必需品
時代の流れと共に消え去った、随分昔に・・

この、おじいさんは子供の頃から親から子へと引き継がれた伝統技術を
今も忘れず継承していたのだ・・

自分も随分昔、孫じいちゃんが寒い冬、
囲炉裏の側で「どてら に ちやんちゃんこ」ほおかむりした姿で「どす・どす」と・・
かすかな懐かしい記憶

今、また こうやって冬場の農閑期に小槌の音が鳴り響く
寒い冬の日もなぜか心がぽかぽかに・・

おじいさんの優しい言葉にチャッカリそっくり、車の荷台に・・・

大切にしたい伝統技術!
コメント (2)
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