『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

川の流れに春の色が

2014年03月16日 | 里山日記
暖かくなったり寒かったり
里にもようやく春げな気配が・・

(雪どけの田に薄氷が張り朝の光が)
(春彼岸、恒例の墓地内の春除雪)
(昨日、行われたサケの稚魚放流)


峠道を走ると真っ白だった急峻な山肌も
雪解けが始まりひび割れ雪崩落ちた山肌が現れ始めた
そして、崩れ落ちた雪と共に土が流れ出しやがて大河を濁す

その流れにサケの放流が行われた、サケは自分の生まれた川を覚えていて
やがて、数年後には再びふるさとの川に戻ってくる
サケにはこの春の濁った川の臭いをどんな風に感じるのだろう・・

本来なら稚魚放流ではなく彼ら自ら卵を産み自然に川を下る
そんな、環境、自然豊かな流れに何時か戻ってくれることを
ダムを目の前にして思う・・

何はともあれ元気に沢山のサケが戻って来ることを願う・・