『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

下界は暑い

2014年07月22日 | 一山百樂
残雪の立山
湧きあがる雲と青い空
雪渓を横切る風は天然クーラー
(みくりが池)
(雷鳥平)
(雷鳥沢の登りから)
(夕食・見た目は質素なのだがアツアツぱりぱり白身魚の天ぷらとご飯が美味かった!)
(剱御前小屋より剱岳の朝)
(大日岳方面)
(稜線より室堂)
(稜線より後立山連峰を望む・白馬~鹿島槍)
(雄山山頂)


室堂は観光地、大勢の人が訪れていた、会話を聞いていると
はて、ここは日本のはずなのだがと思うほど耳慣れない言葉・・
雷鳥平に降りると訪れるハイカーも見かけなくなり
ここから先は山ヤの世界。
急登が始まった、落ちる汗と喘ぎ
足元の可憐な花に励まされ登ること約3時間、剱御前小屋だ!
目の前は:岩と雪の殿堂:荒々しい姿の「剱岳」
剱沢から吹き上がる風は、早朝からの疲れを吹き飛ばしてくれる。
一息つく間もなく、仲間たちとの酒盛りが始まった、夕食前の楽しい宴・・
早朝、窓明かりに目をやると月が落ようとしていた
急ぎ身支度を整え日の出の時間を待つ。
遠くの空が白み始め、山々がオレンジに輝き陽が昇る、感動の瞬間だ!
二日前は長丁場の縦走、眼下に広がる残雪の室堂平、遠く白山 後立、槍穂高、
そして、ふるさとの山 妙高、火打・・
稜線を吹き抜ける風は何とも言えない心地よさ、
青い空に白い雲 3千mを超える稜線に居る幸せ
ともすれば梅雨末期の雨も予想されていたのだが
山の女神に歓迎された二日間は至福の山歩だった・・