『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

もうすぐ連休・今年はどこへ・・・

2012年11月13日 | 一山百樂
もうすぐ三連休がやってくる(^_^)//どうしょうかなぁ~ やっぱ山歩!! 山いきてぇー。
でもなぁーあれもこれもやんないと・・・・そろそろ雪囲いも・・・・あ~体が足りない↓↓。
若かりし頃、誘われて何となく付いて行った日帰り初登山、そして2回目が先輩に連れられて白駒池から
赤岳へと初縦走、山のやの字も知らない超若葉マークだった。日々の世の中に物足りなさを感じていた若造に登山と言う世界はとても新鮮だった。あれから○○年・・・。昔よく読んだ「新田次郎」の小説によく「八ヶ岳」が
登場した(栄光の岩壁、銀嶺の人、縦走路、偽りの快晴など)そんな事から八つは風が強いと言うイメーシが・・・

硫黄岳山頂

夏沢鉱泉と夏沢峠

横岳・赤岳・阿弥陀岳を望む・八ヶ岳の主峰「赤岳」
                                          
大分ガタのきた愛車にムチを撃ち、高速をひたすら走る。街灯も無い真っ暗な山道に入ると愛車のナビには道がない、データーが古くどこを走っているのか検討もつかん!突然暗闇に光る物が現れて急停車、なんと大きな鹿!
奥に入るごとに路面はアイスバーン状態の雪道。登山口に着いてサイドブレーキを引いた途端、睡魔がそして獏睡。
何時ものことで睡眠不足と重いザックでなかなか前に進まん登りだし!・・・冬の八つには何度となく足跡を付けたがこの夏沢鉱泉から硫黄岳は初めてだった、初冬のこの季節、訪れる人もまばらで新雪約40cm・パウダーにキュキュと足音が・・・そして額から汗が伝いだす。オーレン小屋越え夏沢峠の少し上、森林限界ギリギリで今宵の宿を探す
風の少ない木立の中に一畳ほどの平を見つけテントを設営。静かな長い一夜の始まり。誰もいない暗闇に遠く輝く町の灯りと満天の星空。夢の中に入る頃星が消え、木立が風に揺れ始めた。翌日は、はく息も凍るほどの日の始まり暗闇の中、ヘッデンとアイゼンを着け硫黄の山頂を目指す。幸い風が無いがやはり厳しい寒さ、何とか山頂で日の出を拝む事ができ、しばしファインダー越しに八つの表情をとらえる。あーなんと至福な時間・・・・
                         
2009・初冬の頃

さて、今年は初冬の山・「山歩」どこへ・・・・・

高い山に雪が・・・・・

2012年11月12日 | 里山日記
11月11日(日曜日)今年最後の集落、共同作業
水路の泥上げ・神社境内の落ち葉拾い・そして皆が集まる集落センターの冬囲い・・・

朝の冷え込みに強風・そして冷たい雨、深け行く秋を感じる一日だった。
紅葉も家の前まで下りて来た、今年の紅葉は近年にない彩り・もみじの鮮やかな赤に黄が楽しませてくれる
そして、高い山にはこの秋、何度目かの雪が・・・・・


自宅前からの苗場山



鳥甲山・奥志賀の山々



越後三山・(駒ケ岳 八海山 中ノ岳)
                    
  有倉山中腹・魚沼丘陵線より

裏山ぶな林・山歩

2012年11月11日 | 四季の彩
すぐ裏にある橅林「橅」木では無いと書いて「ブナ」とも言うそうです
その昔、建材等に活用出来ないため用のない木・木では無いと・・・・
私の住む裏山にも、もっと沢山の林が有ったそうですがその昔、杉の植林政策で切られてしまったようです
ですが、いくつかの林がの残っています、そして、かろうじて切られなかった幹周り1m以上の巨木とは
言えないかもしれませんが大きな木が点在しています。
今では「ブナ」林はその役割は大きく、現代社会に暮す人々の疲れを癒す森林浴など森林セラピーとして
注目されているそうです。




自宅から数分・この林に入るとまず大きく深呼吸をし天を仰ぎ見ます。



雨に濡れた林は特に美しい。



最近、こんな物がこの林に出来た!「龍の尾」現代アートだそうです?????



次の世代をになう子供たち  早く大きくなれよ・・・・

爺ちゃん・婆ちゃんが丹精込め作った安心安全な野菜を子供たちへ

2012年11月10日 | 里山日記
今日は土日休み、月1~2回しか協力できないボランティア作業。
地元野菜を学校に届ける会「深雪の里ファーム」の仕分け作業

月約10回の仕分で学校等に届けています。
農家の皆さんと商店の協力で地元産野菜を給食、食材に・・
この里山は大々的な野菜農家は少ないですが、どの家庭でも自家消費野菜を作っています。
結構、畑仕事は奥が深く収穫を迎える喜びは自分で作ったんだ~うまい!この一言に尽きる事だと思います
自家消費以上に作る人が多く野菜を作っていない人に「ほれ、持っていかっしゃい!」と無償でプレゼント
里山の人の温かさ・人情ですね。そんなんで余った野菜を食材に活用できないかがことの発端。
今年で三年目なんとか軌道に乗り始めたところですが・・・・



食材仕分け



地元小学校から感謝状が・嬉しさに感激の涙が・・・・




1年目と2年目に届いた子供たちと一緒の給食会への招待状・・・今年もとどくかなぁ~楽しみ!



汁物とサラダに農家の皆さんが丹精こめた野菜がふんだんに・・・美味しかった、ありがとう!

神様に・・仏様に・・今日は両方に会ったみたい・・・

2012年11月09日 | 里山日記


久ぶりにお日様を見たような・・・
「天使の階段」がいくつも地上に、この階段を沢山の天使が下りてきてくれたら
世の中、みんな幸せになれるだろうなぁ~





一雨ごとに秋が深まり寒く・・
雨上がりの紅葉は一段と色鮮やか。見た目とカメラでとらえた一枚、撮影の腕もまだまだ修行の身
鮮やかさが表現できないのが残念です。       ( 山門の前にある「お言葉」いつも心に沁みます)

     

なにかしら神秘を感じる場所。              十日町市倉俣・曹洞宗 東光寺境内

秋山郷・・・・もうそこまでやってきた

2012年11月05日 | 四季の彩


深け行く“秋”なごりの彩りもあとわずか



「前倉橋」・・新潟県の橋50選にも選ばれた。 津南町大赤沢・平家茶屋より



奥山に入れば木の葉も散り落ち もの寂しさが・・・・



鳥甲山2037m日本二百名山に属し、その昔は第二の谷川岳とも言われ、急峻な岩肌に人も寄せ付けないほど
荒らしさを見せてくれる.もう山肌に使者が長い冬を連れてきた     小赤沢・上の原より

棚田・収穫を終え、深い眠りにつく。そして白いベールに包まれる

2012年11月02日 | 里山日記


秋の代掻きを終える・秋のうちに水をはる、用水は天からの雨水しかない
田んぼを乾かすと土壌に割れ目が入り、
漏水の原因になるため、秋のうちに整えておく(天水田)



一つとして同じ形の田はない。昔、小さな田んぼが千枚あったと、田作業を終え、田んぼが
何枚あるか数えた、しかし、いくら数えても一枚足らない!あきらめて帰ろうとして
置いといた笠を手に取ったら、なんと、笠の下に一枚の田んぼが有ったとさ (千枚田)





山の上にも田んぼが・・里山は平な耕地が少い。山間部に入るとこんな風景が見られる、
棚田は緑のダムとも言われその役割は大きい。



何か癒される風景・・こんな風景・環境がいつまでも続く事を祈ります。
(十日町市松代・松之山)

日本秘湯を守る会の宿・小谷温泉「山田旅館」

2012年11月01日 | 悠々湯めぐり


山田旅館・創業、江戸中期 400年以上続く老舗旅館、現当主で21代目とか・・





本館を含む7棟が登録有形文化財に登録されているそうです。
ふすまを開けるとタイムスリップしたかのような世界、ちょんまげ姿の旅人が・・・・・・



本館内風呂・「現夢の湯」重曹泉(ナトリゥム炭酸水素塩泉・飲料可)多くの湯治客が訪れるとのこと


別館・内風呂

別館・露天風呂 仰ぎ見ると山々が織りなすよう、秋色に染まっていた。

日本百名山・雨飾山の登山口に湧き出る「秘湯・名湯」身も心もあったかくなる温泉。
周囲にはブナの森が広がり四季を通じて自然の詩が楽しめる、
今は秋・落ち葉のジュウタンを踏みしめ、もの思いにふけるのも また、楽し。