ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

小学校一学期終了!

2007-02-05 11:07:28 | こども関係(~2010年3月)
小1の息子、昨日の日曜に成績表をもらって1学期が終了した。
なんでまた日曜に?と思うのだが、共働き家庭が多い事情で親も学校に来れる為の配慮なのだろうか。

うちの息子、この日は体調不良で私一人で学校へ。
教室へ行くと、入り口にクラスの子の成績表一覧が張り出してある!
とはいえ、誰が1番、というのではなく、テストの点数が書き込んである名簿が貼ってあるのだが、誰が百点、誰が80点、というのがバッチリ。
ひゃー、これが中国式なのね~!!と、噂には聞いていたが実際に自分も初めて目にしてビックリ。

気になる息子の成績は、先生曰く’まあまあ’。
しかし、’まあまあ’だろうが’まだまだ’だろうが、母親から見ると、中国の子ども達に混じって、外国人ではあるが息子は本当によく頑張って勉強しているなあ、と感心している。
甘いのかもしれないが、息子には、「この1学期、よく頑張ったね!」と伝えた。

さて、冬休み。

小学校の宿題は、「冬休みのとも」みたいなドリル1冊と、中国語で書かれた「イソップ物語」などの推薦図書を読む事。休み明けには’暗誦大会’があるので、物語を1篇暗誦するのが望ましいそう。

親子共につらい宿題だ。
まず二人で辞書を引きながら物語の意味を把握しなければ・・・。
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補習校で絵本を作る

2007-01-22 11:42:31 | こども関係(~2010年3月)
先週の補習校から帰ってきた息子、「今日、絵本を作ったんだよ。」と言う。

へえ~、手作り絵本かあ。日本だと、夏休みあたりに公民館などで’親子で手作り絵本作成’というような会があったりするが、補習校でやったんだ、と感心。

「見せて。」と言うと、息子は「お父さんには見せない。」と言って、私にコソッと見せてくれた。
題名は『スティッチのおたんじょうび』。

先日誕生日を迎えたばかりの息子、「誕生日プレゼント、何がいい?」と聞く私に「前に、コンビニで見たけどお母さん買ってくれなかった、大きなアメがいい。」と言う。

はて、なんの事だろう、とよく話を聞くと、かなり前に一緒に入ったコンビニのレジ脇にあった、マンガの中に登場してくるような棒付きの大きなアメ(例えば’天才バカボン’などの赤塚不二夫のマンガの登場人物がなめているような、大きくてグルグル渦をまいている直径10cm位の棒付きアメ)が、「ほしい。」と言ったのに私が「虫歯になるからダメ。」と買わなかったようで、そのアメがどうしても欲しいという。

そんなに欲しいんだったら買ってくるよ、と、そういえばあのコンビニだったかなあ、と探しに行くと、ない・・・。
市内の同系列コンビニや他系列コンビニ、スーパーを探し回ったあげく、やっと某スーパーで購入。
しかし見るからに体に悪そうな色使い。それでも本人たっての希望なので、誕生日に渡すと「これこれ!」と嬉しそう。
そんなに欲しかったのか、このアメが・・・、と半ばあきれた私。

そんな事がつい先日あったのだが、息子作『スティッチのおたんじょうび』の中で、その出来事が再現。

スティッチくんというキャラクターが登場。お誕生日におかあさんから体より大きなアメをもらっておいしそうにアメを食べる、という、短い簡単なストーリーなのだが、そのスティッチくんの絵がかわいらしく、アメをもらってうれしそうなところなどが良く伝わって、読んで思わず笑ってしまった。

聞くところによると、’スティッチ’という登場人物は先生が考えたようで、その後のストーリーは各自オリジナルらしい。
息子曰く「恥ずかしいから誰にも見せないで。」
しかし息子が寝た後ダンナさまに見せて、二人で大笑い。
この絵本はずーっと取っておこうと思う。

補習校での絵本作成の授業、私にとって、とても思い出に残る絵本を作ってくれて、本当に感謝!



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息子 7歳の誕生日

2007-01-19 12:08:58 | こども関係(~2010年3月)
昨日は息子の7歳の誕生日。
小学校に上がる6歳を迎えてから、前に比べてずいぶん早く成長しているような・・・。6歳の1年間、熱も2回しか出さなかったし、本当にずいぶん大きくなったものだ。

誕生日の前の日に、
「おかあさん、誕生日の子はアメを配るんだよ。明日学校に持っていくから買ってきて。」
という息子。

彼が幼稚園の時、誕生日を迎えた子の親がケーキを幼稚園に持ってきて、クラスの子ども達みんなでケーキを食べたという事が何度かあったが、彼の小学校のクラスでは、ケーキではなくてアメを持ってくる、という習慣ができたようだ。

息子曰く、持ってきたアメは、みんなに1個ずつ配られるのだが、誕生日の子は5個とか6個と多くもらえるそうで、それが息子は楽しみらしい。

誕生日の朝、昨日買ってきたアメ(私は1袋にいろいろな種類が入っているものにした)を持って学校に行った息子。
夕方どうだったか訊ねると、その日は時間がなくなって配られなかったそうだが、明日配るって先生が言ってたそうだ。
そして英語の時間に『Happy birthday to you』をみんなに歌ってもらった、と嬉しそう。

小学校になっての初めての誕生日。よかったね!!
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補習校 カルタ大会

2007-01-12 13:17:24 | こども関係(~2010年3月)
2007年になって最初の補習校、授業の後近くの日本料理屋さんに移動し、昼食をとった後にカルタ&百人一首大会を開催。

とはいえ、百人一首はやっぱり難しい・・・。カルタとりがメインだったが、小さい子もちょっと大きい子も楽しんだようだ。

私は自分の子が小さいので、小学1年生と未就学児の相手を主にしていたのだが、しばらくすると札の取り合いが始まったりで大騒ぎ。
しかし、テレビ画面に向かうゲーム主流の中で、こういったアナログな遊びができるのは親としても有り難い。子供同士ケンカしながらもそれぞれ楽しかったようで、良かった良かった。

カルタ大会後も、我が家の娘はよっぽど楽しかったのか、何かというと「カルタしようよ~。」と言ってくる。しかし3歳の彼女は、読み上げる内容から絵が想像できる札しか取れず、いっつもお兄ちゃんに泣かされっぱなし。それでも楽しいなら、まあいいか。
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新年、といっても・・・

2007-01-08 11:56:26 | こども関係(~2010年3月)
1月4日から子ども達の小学校・幼稚園がスタート。3日だけのお休みで、特に何もめでたい雰囲気もない。

めでたいどころか、息子の小学校では「要考試了!」と、1月末の期末試験に向けて、「しっかり復習しなさい!」といった雰囲気。
小学1年生でも期末試験なのね・・・、と親としては可哀想だなあ、と思うのだが、本人はなんだかよくわからない様子。
私は試験の点数をどうこう言うつもりはないのだが、学校ではどうなのだろう?

先日、息子が学校から帰ってきてから、「お母さん、ぼくの対手は○○○なんだよ。」という。
「はあ?」と聞くと、先生がそれぞれの子ども達に、クラスメートの中で自分のライバルを自分で決めて紙に書かせたそうだ。
息子曰く「○○○はクラスで2番目に勉強ができるんだよ。1番目の子にはぼくはかなわないから、2番目の子にしたんだ。」そうだ。

うーん、これは日本の学校ではたぶんありえない話だ・・・。

息子のライバル○○○くんは、たくさんのお友だちにライバルに指名されたそうだ。
「それで、だれかあなたの事を対手にしてくれたの?」と聞くと、「隣りの子がぼくの名前を書いてた。」と言う。
息子の席の隣の女の子は韓国人。外国人同士、中国語がそんなにできないという点で隣りの女の子は賢い選択かも。クラスで2番目の子をライバルにした息子は結構無謀。まあ、目標は高い方がいいかな。

しかし、最近息子が持ってくる問題は、どんどん難しくなっている。

この週末は、文章を読んで答えを書く問題があったのだが、なんといっても中国語は漢字オンリーの言語。1年生前半では、たぶん120文字前後の漢字を習ったのだが、文章題でまだ習っていない漢字にはピンインがふってあるもののすべて漢字。
しかし1年生にとって、たとえピンインがふってあっても、習っていない漢字が7割方を占める文章を読んで、内容を把握し、問題には既に習った漢字ならそれを書き、習っていなかったらピンインで答えを書くというのは、すごーく難しい!!
息子の勉強を見ていると、ひらがなを考えた日本人は本当にエラいなあ、と思う。
確かにこれでは、問題文を自分で読むこともままならないので、中国の学校で最初漢字をどんどん詰め込んでくるのもわかる。

やっぱり中国では、子ども達も試験が終わってやっと楽しい冬休みとお正月、っていう感じのようだ。


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子ども達 ピアノを習う

2006-12-26 17:02:17 | こども関係(~2010年3月)
このマンションの1Fにはピアノなどが習える音楽学校がある。
息子は春にドラムをちょっと習ったが、小学校入学や引越しなどがあり、しばらく何もしないでいたのだが、学校が始まって3ヶ月、毎日のペースもつかめてきたし、折角近くに音楽学校があるので、何か習ってみる?と本人に聞いてみた。

すると息子、「ぼくピアノが習いたい。」
以前は「やらない!」と言っていたのになぜ?
息子曰く、学校の音楽の時間に、息子がピアノをいたずらしてポンポン鳴らしていると、ピアノを習っている子がやってきて、’そうじゃないよ!ぼくはピアノ習ってるんだからこうやるんだ!!’と言われ、悔しかったそうだ。

なんだか動機が不純だが、音楽の基本はやっぱりピアノなのでは、と思っていたので、やる気のあるうちにやってもらおう、と子ども達二人を連れて申し込みに行った。

すると3歳娘も「わたしもやるっ!!」と言う。
音楽教室の先生も、3歳ならできる、というので、二人揃って申し込むことにした。
30分15回で一人600元。1回が40元の計算。

しかし、ここの先生がいうには、3歳の娘は遊びでいいとして、小1の息子は週1回のレッスン以外に、最低でも3回は練習に来てくれ、という。なんと、練習のための先生代が更に必要だそうで、45分20回の練習セット、教室とピアノ使用料が360元、練習の先生代が120元、しめて480元も一緒に払うように、と言う。

週に1回のレッスンと3回の練習で、週に4回もピアノをやらなくちゃいけないのか?!それはいくらなんでも忙しい、と言うと、ちゃんと練習しないと早く先に進めない、と言う。せめて週に2回の練習にしてくれ、という事で、とりあえず全部で週3回息子はピアノを習いに行く事になった。

中国の親達はそれが普通だというのだが、私はものになるかはともかく、音楽に親しんでくれればいいや、くらいにしか思っていなかったので、とにかくビックリ。
そのうえビシビシ厳しく指導されて、ピアノ嫌いにならなきゃいいけど・・・。

第2回のレッスンを終えて、今のところ二人とも楽しく通っている。

サンタさんにも電子ピアノをもらってやる気は続いているけれど、さてさて、どうなることやら・・・。



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補習校 体験談を聞く&クリスマス会

2006-12-18 12:22:15 | こども関係(~2010年3月)
先週の補習校。先生を引き受けてくださっている方の一人が、自身も子どもの頃イタリアで日本人補習校に通っていたという事で、ご自身の体験談を子ども達と私たち保護者の前で披露してくれた。

その中で、「英語の学校に行っていても、中国語の学校に行っていても、今の学校の勉強を一生懸命やる事が大事なんだよ。」という事をおっしゃっていて、子どもより親の方が励まされたような感じ。
それから「家族で暮らしたという事もとても良かったと思う。」というようなお話も聞き、自分の子どもが大きくなってそう言ってくれたら嬉しいなあ、と思う。

補習校の先生方、ほとんどボランティアみたいな謝礼しかお支払いしていないが、本当に皆さん熱心に子ども達の事を考えて頂いて、とても感謝している。

そしてこの日は授業が終わった後、日本料理屋さんに移動して父母会主催のクリスマス会。

行事係の保護者Tさん、引き受けた当時は嫌々だったが、やるときはやる!

クリスマス絵本の読み聞かせから始まり、ジェスチャーゲームで子ども心をグッと掴んで、「箱の中身はなあに?」と手作りの’謎の箱’に目隠ししながら手を入れて品物を当てるゲームでは、その子に合わせて前もって選んであったその品物をプレゼントにしたり、子ども達をチームにしてお題の言葉に関連した言葉を書かせて競わせたり、’名前でビンゴ’とちょっとひねったビンゴゲーム(ビンゴカードも手作り)では大人も子どもも大盛り上がり!!

「クリスマスだから。」とショートケーキも手配してくれて、食べ終わった私たちが「コーヒーが飲みたいね~」と話すと「もう頼んだよ。」と見事な心使い。
最後には、またまた手作りの金メダルを子ども達一人一人の首にかけてくれて、感動の中、クリスマス会終了。子どもも親も楽しかった!ありがとう!!

行事係Tさんの頭には、行事のアイデアがいっぱいつまっているようで、次回1月は、かるた&百人一首大会だそうだ。

「ひさかたの~ ひかりのどけき はるのひに~ しづこころなく はなのちるらむ~」
とスラスラ読み上げるTさん。
私も久々に百人一首を思い出して、来月に備えるぞ!(親はやらなくていいって?)

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補習校 作文の宿題

2006-11-28 11:43:16 | こども関係(~2010年3月)
11月初めの補習校、作文の宿題が出た。
400字以内でテーマは自由。上手に出来た人の作文は、12月にNHKラジオ「地球ラジオ」の中で発表されるそうだ。

息子は、未だかつて400字もの長さの作文を書いたことがない。
夏、日本の学校に体験入学した時、絵日記を書いたりしたが、日本の小学1年生はすでに経験しているだろう読書感想文などは書かずじまい。
文章を書かせようと思って、「日本のおばあちゃんにお手紙書いたら?」など、機会がある毎に話してはいるが、「めんどくさいよ~。」と言って書きたがらない。

そんな中、補習校の授業で作文の指導が始まり、そして今回の作文。
宿題ともなると、嫌々ながらも書く気になった息子に、

私「何について書こうか?中国の事とか、学校の事とかいいんじゃない?」

息子「うーん、めんどくさいなあ・・・。ぼくの一日にしようかなあ?」

私「えーっ、なんか日記みたいじゃない?作文って、ぼくはどう思いました、とか書くんだよ。」

息子「(怒りはじめる様子)いいのっ!ぼくの一日でっ!!」

・・・怒って書かなくなったら困るので、息子が主張する’ぼくの一日’に題名が決定。

息子「えーっと、ぼくはあさの六じはんにおきます・・・。」

そうそう、習った漢字を使って書いてね。

息子「そのあとは、六じ四十五ふんにあさごはんをたべます。こんどは七じ十五ふんにいえをでて、七じ二十五ふんにバスにのります・・・。」

なんか、やけに細かい・・・。ここまでで改行など入れ約100字。これでぼくの一日が400字にまとまるのか不安・・・。

その後、学校で昼ごはんを食べて掃除してバスに乗って帰ると続く。

私「学校の勉強の事とか書いたら?」

息子「学校は勉強するの当たり前なんだから書かない。」

そうなんだ・・・。

息子「うちにかえったら、まずちょっときゅうけいして、それからテレビをみて、そしてばんごはんをたべて、それからしゅくだいをして、それからおふろにはいって、こんどは九じにねます。ぼくの一日でした。」

ここで約400字。これで終わってしまったか・・・。
なにか、ぼくの気持ちとか入れてもらいたかったけど、仕方あるまい。

接続詞の使い方とか、いろいろ言いたい事はあるけれど、ここで言ったらまた怒るので、あえて何も言わず。書く事に意義があるのだろう。

次の土曜日の補習校に、作文を持って行った息子。1時間目に各自書いてきたものを自分で読んで発表したらしい。

帰ってきてから、
「おかあさん、ぼくの作文がラジオで読まれるかなあ?」
と言う。
内心、ぼくの一日じゃあちょっとねえ、と思いながらも「そうだねえ。」と返事する。

後日、出品する作品は、小学2年生の女の子と4年生の男の子と決定したと連絡があった。
息子はちょっとがっかりしたようだ。
私は、こういう事があると子ども達にとっても励みになるし、良い機会を与えてもらったなあ、と嬉しく思う。

選ばれた無錫の補習校の作文は、12月16日(土)日本時間18時20分過ぎのNHKラジオ第一放送「地球ラジオ:ぼくたちわたしたち元気だよ」で放送されるそうだ。海外でも周波数9750で聞けるらしい。

そして、放送翌日から1週間だけ、番組HPでも聞くことができるという。

地球ラジオHP
http://www.nhk.or.jp/gr/


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無錫旅情20周年イベント出演報告

2006-11-19 20:57:08 | こども関係(~2010年3月)
18日の土曜日、いよいよ「無錫旅情20年 中日友好歌会」が開催された。

この日、午前中は補習校の平常授業。授業が終わる12:30に補習校のバスで子ども達と先生は会場の人民大会堂へ直接行き、親達は人民大会堂に午後1時に集合、子ども達に昼食を食べさせ、13:30からのリハーサルに参加、17:00に主催者側の用意した夕食を食べ、20:00からの本番に備える、といったスケジュール。
子ども達は大忙しだ。

私も集合時間の午後1時前、昼食と息子のステージ衣装(チノパンに街で見つけたネクタイ付き綿シャツ)と、自分のワンピースを持って向かう。
人民大会堂に着くと、中国と日本の国旗がたくさん飾られ、友好ムードいっぱい。

このイベント、無錫市政府主催なのだが、知ってる人は知っているけど、私の周りでは「そんなのあるんだ~。」といった反応が多く、どの程度の規模のイベントなんだろう?と思っていたが、たなびく国旗を見ていると、おおっ、本当にイベントがあるんだなあ、とちょっと緊張。

親達も集まり、子ども達と先生も到着。昼食を食べ終えた頃、舞台に上がって練習。
会場は1F・2F席のなかなか立派なホール。ライトが照って暑い。広いので声が響かないように思う。立ち居地など直されて、とりあえず練習終了。この時点で2時半頃。
それからは、他の出し物のリハーサル風景を見たりして、結構自由に過ごす。

プログラムを見ると、日本人による演目は私たち補習校の「世界にひとつだけの花」合唱以外に、演歌2、歌1、舞台劇1、ロック1と書いてある。中国方の演目は、歌舞2、舞踊3、歌2、カンフー1、それに結びで無錫旅情のみんなでの合唱だそうだ。

プログラムを見て、「やっぱり森○良○とは書いてないね。」と一同ガッカリ・・・。どこからでたのか、この有名日本人歌手の名前。彼女は明日取手でコンサートだそうだ。来る訳ないと思いながら、もしやと思っていたけれど、やっぱりだった。
実際の日本人出演者の方々は、申し訳ないけど「どなたでしょう?」といった名前。
そしてどうしてオリジナルを歌ったあの方の名前がないのか?

その中で、’舞台劇:熱烈な恋’という演目の’FICE’という方。
話題の「アキバ系」というのだろうか、メイドのコスチュームで、うしろにファンとおぼしき4人の男性を従え、さらに客席にも2人の男性ファンがペンライトを振り回し踊り狂うとという、今日の演目の中で一際目を引くものがあり。
リハーサルを客席で見ていた私たちも子どももビックリ。まさか無錫でこんなものを見ることができるとは・・・。
’舞台劇’とプログラムでは唯一分類されていたが、これは歌なのに、中国方には理解されなかったのかなあ、と思う。

思ったよりも早く時間は過ぎ、午後8時の本番を間近に控え、子ども達も男の子はシャツにネクタイなど、女の子は着物やドレスに着替え、親達も着替える人は着替える。この時着付けができるお母さんが大活躍。それにお化粧上手、髪の毛セット上手なお母さんなどがそれぞれ助け合いながらワイワイガヤガヤ。だんだん準備が整ってきた。

そしてプログラム10番の私たちは、7番の演目が終わったら準備、ということで会場の席に座っていると、着物を着た補習校の女の子達が大人気!テレビ局のインタビューを受けたり、記念撮影にひっぱりだこで、海外での着物パワーを実感。

そしていよいよ本番スタート。最初に無錫市副市長の挨拶、それに中日友好協会の方や経済交流会の方などの挨拶。どなたも中日友好、とおっしゃる。そうそう、仲良くやっていきましょうよ、と心の中で思う。

そして演目開始。
リハーサルを見ていた子ども達も、本番のきらびやかな衣装や照明に飽きずにそれぞれの演目を楽しそうに見る。
気になるアキバのメイドさんは、中国人もビックリといった雰囲気。
コスプレ、これも日本の立派な文化なのか。
後ろのダンサー4人組は、本番でもジーンズにエプロンだった。それを見ていて、私たちが衣装に散々気を使ったのがなんだかバカバカしく思えた。

そしていよいよ出番。
子ども達と「緊張する~!」と言いながら、舞台に上がると、客席の真ん中に、日曜ごとの練習に一緒に出てきて前で指揮をとってくれた、学生時代グリークラブだったというTくんのお父さんが立っていて、やっぱり手を振り上げて指揮してくれた。あれでみんなかなり緊張がほぐれたと思う。練習より大きな声で唄いきることができ、大きな拍手を頂いた。

終了後、みんなで記念写真を撮り、解散。
無事唄えて本当によかった。
この歌会も、子ども達にとって、本物の舞台に自分が立ったり、直に歌劇のステージを見たりなど、普段とは違った経験ができて、良かったと思う。

それから、着飾った我が子を嬉しそうに写真におさめるお父さん達の姿が印象に残った。
家族が離れて暮らしていたら、運動会や学芸会など、我が子の晴れ姿を目にする機会が少ないだろうお父さん達。
この歌会は、家族のアルバムに、貴重な1ページを残してくれた。




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無錫旅情20周年記念イベント

2006-11-13 14:32:42 | こども関係(~2010年3月)
11月18日の土曜日、無錫市政府主催で、無錫旅情の歌ができて20年を記念するという、日中友好イベントが開催されるそう。

補習校に、そのイベント内で行われる日中歌合戦への出演依頼がやってきた。

ホントかどうかわからないが、某有名日本人歌手が出演予定、とか、日本のテレビでも放送される、とか。
それで、私たち保護者は「いい記念だよね。」などといいながら、曲目や練習予定などを決め、日曜日に子ども達も親も先生も集合し、一生懸命練習を続けている。

昨日の日曜、無錫のテレビ局の人が練習を見に来て、曲はどんな風に最後に切るか、とか、何人くらい舞台に上がるのか、とか話をしたのだが、当日の衣装について、私たちの考えとかなりの隔たりがある事が判明。

テレビ局の人は、舞台栄えするように、すごーく派手にしてくれ、という。中国方の出演者は、お化粧バッチリ、キラキラギラギラの衣装だそう。
かたや私たちは、どうせ子どもなんだし、と、ちょっとは小綺麗な格好にはするけど、そんなお化粧なんて全く考えてもいなかった。
女の子はまだしも、特に男の子の場合なんて、我が家も含めてジーンズにTシャツがちょっといつもよりキレイかな、程度の服しか考えていなかったので、本番1週間前にして途方にくれている。
しかも人数が少ないので親も一緒に舞台へ上がろうと言っているので、親も何を着ていいのかわからない。

しかし中国式で考えると、正式な場所なんだから、キチンとした格好じゃないとすごく失礼なのだそう。ジーンズなんかで出ていったら「中国をバカにしている!」と誤解されてしまうのだろうか。それはまずい。

当日の土曜日は、夜の8時から開幕するそうだが、午後1時半からリハーサルで、そこからずっと会場から出られない、なども判明。
最初に考えていたより、なんだかすごーく大変な事になりそうだ。

本当に某有名日本人歌手はやってくるのか?無事に歌い終えることができるのか??衣装がみすぼらしいとか言われて出演部分カット、なんて事にならないか???

子ども達は本当に一生懸命歌の練習をしている。貴重な良い体験となってほしい。

本当に、どうなることやら!?
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