ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

たくさん読みました

2007-09-07 20:45:20 | 日本で(~2010年3月)
日本に帰っていた夏、子ども達の本や自分が読む本を借りに私は地元の図書館をよく利用する。

しかし今年の夏は、私の住むいわき市で、10月に総合図書館ができる事に伴うシステム変更の為、とかいう事で、7月末で貸出が終わってしまい、8月から10月後半まで図書館の本が借りることができなくなった。

システムが良くなる為なので一時的な不便は御理解してください、という事なのだが、それにしても夏休みの、子ども達が一番図書館を利用するであろう時期の貸出禁止はかなり不便。
ましてや夏休み日本に戻って、さあ、たくさん本を読むぞ~、と思っていた我が家にとっては、え~っ、なんじゃそりゃあ!!といった感じで、かなりガッカリ。

7月中に借りなくちゃ!と、子ども達もたくさん借りたが、私もかなりの読書量になった。

無錫で古本市を開催している関係で、無錫の我が家には日本の本が集まってきて、ここ最近、無錫にいる時は手元にある本をちょこちょこ読んでいる。
今まで読んだ事がない作家の本にも出会えて、じゃあこの作者の本をもっと読んでみようか、と今年の夏よく読んだのは、横山秀夫の本。
そして一番印象に残ったのは、恩田陸の「夜のハイキング」だった。

「夜のピクニック」は第二回本屋大賞に輝いた本だそうで、同じく第何回だかに受賞した「東京タワー」と一緒に借りて読んだのだが、高校生の話で、久々に爽やかな本を読んだなあ、と思った。

無錫の家に集まる本、どちらかというと男性好みの本が多く、ビジネス書に時代モノ、ハードボイルドものといったところ。それもそれでおもしろいが、青春モノもたまに読むと、なんだかノスタルジーに浸ってしまう。

日本でおいしい野菜や魚を食べて、少しは体の中が浄化されたか、と思うが、心もちょっと浄化されたような気がする。
コメント
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