子ども達の学校、2学期が始まったが、息子の中国語、今やっている単元は’美しい南沙群島’。
内容は、南沙群島はとても美しい群島、中国の宝、石油もたくさんあってすばらしい場所、というもの。
南沙群島(日本では南沙諸島)、確か領有権紛争があり、ベトナムやフィリピン・マレーシアなどと揉めている地域。
3年前期の教科書には、’ラサの青空’という、ラサはとても空気がきれいで美しい場所、中国の宝、というような単元があり、チベットにしても南沙諸島にしても、ビミョーな場所を小学生のうちから教科書で’中国のもの’と教え込んでるのが、(うわー、ヤダなあ。)と思う。
息子は、「すごくきれいなんだってさー。」と思って聞いてるだけだが、お互いの主張の違いがあっての領有権紛争、小学校のうちから’ここは中国、国の宝’と教えられちゃあ、大人になってもそう思うだろう。相手の主張を聞こう、とはならないだろうなあ。
以前、大陸出身のお母さんが、
「台湾人がなによ、中国の一部なのに。偉そうにしないで!」
と話していたが、偉そうにしてる台湾人もいけないけど、大陸の人は何の疑いなくそう言うんだなあ、と思った事があった。
いろんな主張や意見があるんだ、って事が、中国ではあまり大切にされないように思う。社会の根本がそういう構造。
そういうのがイヤなんだよなあ。
内容は、南沙群島はとても美しい群島、中国の宝、石油もたくさんあってすばらしい場所、というもの。
南沙群島(日本では南沙諸島)、確か領有権紛争があり、ベトナムやフィリピン・マレーシアなどと揉めている地域。
3年前期の教科書には、’ラサの青空’という、ラサはとても空気がきれいで美しい場所、中国の宝、というような単元があり、チベットにしても南沙諸島にしても、ビミョーな場所を小学生のうちから教科書で’中国のもの’と教え込んでるのが、(うわー、ヤダなあ。)と思う。
息子は、「すごくきれいなんだってさー。」と思って聞いてるだけだが、お互いの主張の違いがあっての領有権紛争、小学校のうちから’ここは中国、国の宝’と教えられちゃあ、大人になってもそう思うだろう。相手の主張を聞こう、とはならないだろうなあ。
以前、大陸出身のお母さんが、
「台湾人がなによ、中国の一部なのに。偉そうにしないで!」
と話していたが、偉そうにしてる台湾人もいけないけど、大陸の人は何の疑いなくそう言うんだなあ、と思った事があった。
いろんな主張や意見があるんだ、って事が、中国ではあまり大切にされないように思う。社会の根本がそういう構造。
そういうのがイヤなんだよなあ。