ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

学生とカラオケに行く

2009-04-04 11:31:21 | お仕事(~2010年3月)
私が今日本語を教えている学生達は、平日昼間、朝9時から夕方4時半まで、能力試験2級合格を目指して精読・問題練習・聴解・会話の授業を受けているのだが、精読を担当する中国人の先生が3月末で退職する事になり、学生達が送別会を開くのに私も招待してくれた。

金曜午後1時にカラオケ店に集合、カラオケをやってそれから晩御飯を食べるそうだが、私は夜の部は出席できないので、昼の部カラオケのみ参加。

そういえば、中国のカラオケ店に私は行った事がない。
しかも私以外全員中国人。
さてさて、どうなる事やら・・・。

当日、私の家の近くに住む学生と待ち合わせ。
待ち合わせ場所に行くと、「先生!」と手を振る彼女。
「行きましょう!」と彼女についていくと、トヨタのカローラ(新車)の運転席に乗り込むではないか!

失礼ながら、当然バスで行くもんだと思っていた私、
「えっ!どうしたんですか、この車?」と聞くと
「彼氏の車です。」と答える彼女。
彼は自分で会社を興したそうで、お互い20代のカップルながら、すごいなあ~、とビックリしていると、連れて行かれたカラオケ店は、日本人もよく行くという人民路の立派な某カラオケ店。

このお店、日本語の歌もたくさんあるとは聞いていたが、とっても広くてきれいで、ヘタな日本のカラオケボックスよりよっぽど立派。
退職する先生も学生もみんな10代・20代で、カラオケを歌って騒ぐ姿は日本人も中国人もあんまり変わらない。
そしてお店も日本とそんなに変わらないので、(ここはホントに中国か?)と一瞬わからなくなる。

とはいえ、みんなが歌うのは中華ポップス。(私もお付き合いでちょっと歌いましたが。)
劉徳華や張学良、張恵妹や周傑倫などの明星や、街で一時期よく聞いた「恋のマイアヒ」の北京語バージョン「不怕不怕」(郭美美)など、上手に聞かせる学生やらノリノリで歌う学生やらで、初めの心配はどこへやら、とっても楽しかった!

カラオケの映像、もともとのプロモーション映像を使って音声をカラオケにしたものが中国の主流なのかな?
台湾や香港の歌手のプロモ映像は日本で撮影したものが多く、こうした映像をカラオケ店で見ていると、やっぱり日本は憧れの国なのかもしれないなあ、と思う。

長く住んでる割には子育て・主婦業ばっかりで、あんまり中国のこういった姿を見る機会がなかった私には、本当に新鮮な時間だった。

うちのダンナさま、
「それで1曲くらいは中国語の歌を歌ったのか?」
と聞くので
「’老鼠愛大米’のサビだけ歌った。」
と答えたが、これじゃあいけない。私も持ち歌を作らなければ!
コメント (2)
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