ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

結核精密検査?

2010-08-18 15:45:06 | こども(2010年4月~)
夏休み直前、子ども達が学校からお知らせをもらってきた。
何だろう?と読んでみると、1学期に行われた健康診断のために事前に提出した問診表のコピーと、精密検査の用紙と、
「本年度の結核健康診断の結果、お子様は精密検査が必要となりました。」
との学校からの文書が!

なんだって!!

とビックリしたのだが、よく見てみると、学校に提出した問診表で、
「半年以上の海外滞在歴あり:中国」
と書いたところにマーカーがされていて、どうやらここでひっかかったらしい。

精密検査受診病院が地元で一番大きな私立病院に指定されていて(ここでやれば無料、他の病院だと自費ですって)、曜日や時間が指定されているし、ツベルクリン反応検査をするので注射をするのに1回、反応を48時間後に見るのでまた1回と、地元でも混雑するので有名な市立病院に2回行かなければならなくて超面倒。

でもこういうのは行っておかないと後々なんだかんだとありそうだし、仕方ない。
あと1週間ほどで2学期を迎えるので、先日行ってきた。

小児科の先生は
「ほう、中国ですか。中国語は大丈夫?忘れちゃだめだよ。」
などと言いながら、
「どうしてこういう検査が必要なのか説明はありましたか?」
と私へ質問。

「いいえ、全然。」
と私。

「今、日本では結核は殆ど発生しないんですが、中国なんかだとまだ多いので、そういう国から来た人には検査しましょうという事になってるんですよ。
今日ツベルクリン反応検査をして、陽性だったらレントゲンをとります。」


「健康だと思うんですけど、陰性だったら良い訳ですか?」

先生
「BCGは受けてますね。じゃあ陽性でいいんです。」


「えっ?そうなんですか?」

先生
「BCGで免疫がついているという事ですから、今ツベルクリン反応を検査したら陽性になると思います。陽性になったら、それが結核に感染しているからかBCGのためかを見るのにレントゲンを撮るんです。」


「はあ、そうなんですか・・・。」

そして検査の結果、子ども達はやっぱり陽性で、レントゲンで胸部の写真を撮り、「異常なし」との診断。

BCG接種後のツベルクリン反応検査は陽性になるだろうという予測があるのに、またあえて痛い思いをするツ反検査をする必要はあるのだろうか?
初めからレントゲン撮影すればいいのに・・・。

なんだかわかったようなわからないような今回の検査だ。
コメント (8)
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