ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

ノートの書き方

2009-11-30 14:49:09 | こども関係(~2010年3月)
先日、補習校で息子の面倒を見て頂いている先生とお話している中で、

「ノートの書き方を教えてあげたい。」

という言葉が。

先生曰く、自身の小学生の頃はノートに何本か線を引いて、タイトルやポイント、矢印などを駆使してわかりやすく書くように当時の先生に教えられ、ご自分もそう書くように工夫したそうで、それに対して息子のノートはただ羅列して書いているだけなのが’これでいいのか?’と気になるそうだ。

そういえば私も小学5年生くらいの担任の先生の指導で、ノートに線を書いて何分割かして書いていた記憶がある。

先生が言うとおり息子は中国の勉強にしても補習校の勉強にしても、ノートにはただ書いているだけ。中国の学校では、ノートに書くというのはたくさん書いて覚える目的が第一のよう。
それは日本語学校での中国人学生のノートを見ても、矢印や図など全く見当たらず、とにかくたくさん書いてある状態ばかりなので、日本の学校のように、図式にノートを書く、というのは中国ではあまり一般的ではないようだ。

なるほど、確かにノートの書き方も日本と中国の学校で違いがあるなあ、と思っていたら、こんな記事を発見。

【中国ブログ】「わかりやすさ第一」日本人の”図解”生活
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1130&f=national_1130_014.shtml

マンガや図を使った説明など、わかりやすさを心がける日本人、と記事では書かれているが、確かに視覚を使った説明というのは、わかりやすさもあるけれど、物事を論理的に整理したり、第三者にいかに物事をわかりやすく伝えられるかという配慮など、ものすごく大切な事だなあ、と思う。
こういう事を小学生の時から、ノートの書き方や自由研究の発表などで鍛えてくれる日本の学校というのは、やっぱりなかなかいいのではないか、と私は思った。

さて、息子のノートの書き方は、これからどんな変化を見せてくれるのだろう?
補習校だけでやっても、なかなかねえ・・・。
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