ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

テスト、テスト!

2010-01-13 09:50:10 | こども関係(~2010年3月)
今年の春節は2月14日と遅い。
冬休みは春節のだいたい前1週間、後2週間なので、子ども達の学校は今学期1月末めいっぱいまで授業。
正月を過ぎてからめっちゃ寒い無錫、今朝はこの冬一番の冷え込みマイナス4度!春節が1月後半の年はもう冬休みに入っているというのに・・・。
今年は本当に寒い日が続くなあ。

子ども達の学校はもうすぐ期末テスト。
12月で教科書の内容はすべて終わり、1月からは復習と模擬テストの連続。
小1の娘には初めての経験。

彼女は算数はともかく、語文(中国語)がやっぱり苦手で、今までの単元テストなどでも他の子が100点をとっても自分はとれない、というのがとても悲しいようで、

「100点とりたいなあ・・・。」

と常々言っていた。

私は、

「外国人なんだから他の子と同じようにできなくてもしょうがないよ。」

と言うのだが、元旦に南禅寺へお参りに行った時のお願いも、

「100点とれますように・・・。」

だったので、本当にとりたいのだろう。

そんな彼女が先日、学校からの帰りにバスから降りて開口一番、

「おかあさんっ!お祝いにケーキ買って!!100点だったよ!」

念願の100点、とうとう取れたそうだ。

本当に嬉しそうにおとうさんにも報告する娘を見て、

「日本で失われた教育がここにまだある、って感じだよなあ。」

とダンナさま。

中国の教育にはいろいろ問題も多いのだが、頑張って100点を取ろう、という気にさせるというのは確かにすごい事かもしれない。

しかし、小1娘は素直に頑張っているが、この競争がずーっと続く中国の人達は大変だよなあ、と思う。小1からテスト、テストで、大人になるまですんなりいくエリートはいいけど、どこかでポッキリ折れちゃったらそれで置いてきぼり。

日本の教育もまたいろいろ問題はあるけど、学力至上の段階をすでに踏んで、いろんな生き方がある、という考え方が受け入れられつつあるのは、子供にとって幸せなのかもしれない。

勉強を頑張るのもよし、スポーツを頑張るのもよし、何かを見つけてくれればいいなあ、とお母さんは願っている。

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