春の秩父34番札所巡りⅤ
秩父観音札所34カ所。秩父盆地の中、静かな山村に、
民家の間に点在する34カ所のお寺さん。どこも意外に小さく、素朴であたたかい。
札所と札所を結ぶ巡礼道はレンゲ畑、タンポポ畑、あるいは梅林、そんな田園風景。
今回の札所巡りは34番札所水潜寺から順番に車で巡る2日間の
気ままな旅です。最終到着地は1番札所四萬部寺となります。
目に付いた風景を掲載して参ります。
今回は秩父札所14番から秩父札所10番まで掲載致します
第十四番 長岳山 今宮坊本堂
秩父の目抜き通りから坂を下ると、大きな欅のたもとに三間四面の立派な
観音堂がある。今宮坊は、かつては修験道の本山として有名な
聖護院の直末寺で、長岳山正覚院金剛寺といった。
橋立堂(現二十八番)や神戸山長生院(現十八番)は金剛寺の末寺で、
修験道の道場であった。
現在の観音堂は、宝永6年(1709年)に再建されたもの。
第十四番 長岳山 今宮坊本堂
第十四番 長岳山 今宮坊御朱印
第十三番 旗下山 慈眼寺本堂
秩父市街の中心部にあり、西武鉄道・西武秩父駅、秩父鉄道・御花畑駅からほど近い。
黒塗りの整った薬医門様式の山門が目に入る。
本堂は、明治11年(1878年)の秩父大火で焼失したが、
明治34年(1901年)に一番四萬部寺の本堂を模して再建された。
5月8日に花まつり、7月8日にあめ薬師が行われにぎわう。
第十三番 旗下山 慈眼寺御朱印
第十二番 佛道山 野坂寺参道を進む
第十二番 佛道山 野坂寺山門
童顔の六地蔵
野坂寺本堂脇にある ふれあい観音
第十二番 佛道山 野坂寺本堂
桜並木のゆるい登り坂の参道を通ると、正面には白壁が美しい
黒い楼門がそびえる。庭を隔てた正面にある本堂は、明治39年(1906年)に火災で
焼失したが、その後昭和49年(1974年)に再建された。境内は広く、季節ごとに草花が咲き誇り、
一遇に花塚も立っている。盆送りの行事である
8月16日の灯篭供養が有名。
第十二番 佛道山 野坂寺御朱印
第十二番 佛道山 野坂寺参道
第十一番 南石山 常楽寺本堂
札所十番とは山をはさんだ反対側にあり、秩父市街を一望できる位置にある。
かつては、観音堂をはじめ仁王門、庫裡が揃い栄えたというが、
明治11年(1878)の秩父大火で焼失した。
その後再建されて以来、今の観音堂と庫裡が迎えてくれる。
病気平癒と長寿祈願の守護仏として、ご本尊を信仰する人々の参詣は続いている。
第十一番 南石山 常楽寺御朱印
第十番 萬松山 大慈寺本堂に進む参道
第十番 萬松山 大慈寺山門
第十番 萬松山 大慈寺本堂
こじんまりとしたいかにも山里の寺らしい雰囲気があり、
急な石段の上に仁王門を構えるその風格は遠い時代を感じさせる。
このお寺には本尊の他に多くの仏像があり、子育観音(金銅仏)、
地蔵菩薩、十一面観音が安置されている。
九番明智寺とともに子育観音としての信仰を集め、
「おさる」と呼ばれる這子(ほうこ)が奉納されている。
第十番 萬松山 大慈寺御朱印
最後まで御覧頂きありがとうございます
秩父観音札所34カ所。秩父盆地の中、静かな山村に、
民家の間に点在する34カ所のお寺さん。どこも意外に小さく、素朴であたたかい。
札所と札所を結ぶ巡礼道はレンゲ畑、タンポポ畑、あるいは梅林、そんな田園風景。
今回の札所巡りは34番札所水潜寺から順番に車で巡る2日間の
気ままな旅です。最終到着地は1番札所四萬部寺となります。
目に付いた風景を掲載して参ります。
今回は秩父札所14番から秩父札所10番まで掲載致します
第十四番 長岳山 今宮坊本堂
秩父の目抜き通りから坂を下ると、大きな欅のたもとに三間四面の立派な
観音堂がある。今宮坊は、かつては修験道の本山として有名な
聖護院の直末寺で、長岳山正覚院金剛寺といった。
橋立堂(現二十八番)や神戸山長生院(現十八番)は金剛寺の末寺で、
修験道の道場であった。
現在の観音堂は、宝永6年(1709年)に再建されたもの。
第十四番 長岳山 今宮坊本堂
第十四番 長岳山 今宮坊御朱印
第十三番 旗下山 慈眼寺本堂
秩父市街の中心部にあり、西武鉄道・西武秩父駅、秩父鉄道・御花畑駅からほど近い。
黒塗りの整った薬医門様式の山門が目に入る。
本堂は、明治11年(1878年)の秩父大火で焼失したが、
明治34年(1901年)に一番四萬部寺の本堂を模して再建された。
5月8日に花まつり、7月8日にあめ薬師が行われにぎわう。
第十三番 旗下山 慈眼寺御朱印
第十二番 佛道山 野坂寺参道を進む
第十二番 佛道山 野坂寺山門
童顔の六地蔵
野坂寺本堂脇にある ふれあい観音
第十二番 佛道山 野坂寺本堂
桜並木のゆるい登り坂の参道を通ると、正面には白壁が美しい
黒い楼門がそびえる。庭を隔てた正面にある本堂は、明治39年(1906年)に火災で
焼失したが、その後昭和49年(1974年)に再建された。境内は広く、季節ごとに草花が咲き誇り、
一遇に花塚も立っている。盆送りの行事である
8月16日の灯篭供養が有名。
第十二番 佛道山 野坂寺御朱印
第十二番 佛道山 野坂寺参道
第十一番 南石山 常楽寺本堂
札所十番とは山をはさんだ反対側にあり、秩父市街を一望できる位置にある。
かつては、観音堂をはじめ仁王門、庫裡が揃い栄えたというが、
明治11年(1878)の秩父大火で焼失した。
その後再建されて以来、今の観音堂と庫裡が迎えてくれる。
病気平癒と長寿祈願の守護仏として、ご本尊を信仰する人々の参詣は続いている。
第十一番 南石山 常楽寺御朱印
第十番 萬松山 大慈寺本堂に進む参道
第十番 萬松山 大慈寺山門
第十番 萬松山 大慈寺本堂
こじんまりとしたいかにも山里の寺らしい雰囲気があり、
急な石段の上に仁王門を構えるその風格は遠い時代を感じさせる。
このお寺には本尊の他に多くの仏像があり、子育観音(金銅仏)、
地蔵菩薩、十一面観音が安置されている。
九番明智寺とともに子育観音としての信仰を集め、
「おさる」と呼ばれる這子(ほうこ)が奉納されている。
第十番 萬松山 大慈寺御朱印
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