盗人宿

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サッカー女子W杯

2019-06-11 14:15:27 | にゃんころ
先日、陸上100mでサニブラウンが日本新記録を出しました。
4×100mlリレーでも日本独自のバトンワークで、本気でアメリカと勝負できるところまできました。

しかしこれらは「ボディコンタクトのない競技」です。
コンタクトのあるサッカーではどうしても小柄な日本人は不利だし、セットプレーなどではいくら技術があっても小柄だというだけでハンデを背負ってしまいます。
日本が世界のトップと戦っていくには、正確なボールコントロールと細かいパスの組み立て、そして確実にゴールを捉えるシュートが必要です。
なんか当たり前のことをいっているし、世界中のプレーヤーがそのために毎日練習を繰り返しているのですが、日本人は他の誰よりも技術に長けていないとハンデを克服できないのです。

8年前のW杯には、澤という卓越した選手がいたことで世界の頂点に立てました。
もちろん他の選手も優れていたのですが、澤が引退してから全体のレベルが大きく落ちてしまいました。
ひとりの卓越した選手に頼るだけでは、日本はなかなか勝てないのです。


さて、今回の初戦は格下のアルゼンチンでしたが、スコアレスドローで勝ち点1にとどまりました。
残り2試合を考えると、是が非でも勝っておかねばならなかった。

勝てなかった理由はいろいろあるでしょうが、多少の無理をしてでも強引にゴールに迫る場面が少なかった気がします。
もともとA代表は世界中から選手が集まってくるので、フォーメーションの練習をする時間が少ないのですが、それはどこの国も事情は同じ。
やはり個々の技術とひらめきが不足していた、といわさせるをえません。


次戦、次々戦と、敵は強くなっていきます。
ほんの数日の中で個々の選手によほどの意識改革がなければ、予選突破は困難でしょう。
それを成し遂げて、ぜひ勝利を掴んでほしいものです。



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