本ブログを始めて約ひと月。当初、園芸植物やガーデニングについてブログ上ではあまり語らないつもりでいたが、
春が近づき、自庭でも何かしらの花が咲いて来るとそうも行かないような気分。
ブログにも急遽、「園芸ガーデニング」のカテゴリーを追加してしまった。
カテゴリー立ち上げに当たり、昔の園芸ガーデニングの様子を少しばかり報告させて頂く。
本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
リタイアしてから庭レポートは2017年三月(こちら)で途切れてしまった。
雪解け以降は山歩きが忙しくなり、園芸ガーデニングはサッパリ・・・
というのが実情だったが、それでも咲くものは咲く。
例年のレポートに較べるとかなり薄味の内容だが、続きをやってみる。
2017/04/01 まだ殺風景な庭
うちではスイセンやクロッカスよりも早くムスカリが咲く。
種明かしをすれば、このムスカリはクリスマスパールという早咲き品種、
しかも鉢植え半室内越冬なので当然かもしれない。地植えのムスカリはまだ蕾も出ていない。
寂しいので半室内(風除室)で咲いていた鉢花、アネモネやクリスマスローズを動員してみる。
2017/04/05 アネモネ・ミストラルワイン Anemone `Mistral Wine'とクリスマスローズ・黄まる子。
家の裏に廻ったら、ギボウシや羊歯を植えこんだ大鉢の中にピンクの花が咲いていた。
2017/04/16 ミヤマカタバミ Oxalis griffithii のピンク品種
この花、小鉢に植えて扱っていたが、他の鉢にもタネを飛ばしまくっていた。
さすが雑草カタバミの仲間だけあって繁殖力が強い。
こんな芽出しもあった。何だろう。
2017/04/01 ユキノシタ科のイワヤツデ(タンチョウソウ)。
この花は更に変化するので、もう少し追跡してみよう。
2017/04/09 イワヤツデ(タンチョウソウ) Mukdenia rossii
2017/04/20 イワヤツデ(タンチョウソウ) Mukdenia rossii
樹木の花も。
近頃、うちの庭でも存在感を増して来たジューンベリー。
2017/04/29 ジューンベリー Amelanchier hybrid
こちらの下草は
2017/04/28 アネモネ ネモローサ `フローラプレノ' Anemone nemorosa `Flore Pleno'
アネモネ・ネモローサ(ヤブイチゲ)。
うちでは好きな野草キクザキイチゲの園芸代役として使ってるが、原産はヨーロッパ。
白八重品種は異常に強く、地下茎を伸ばして庭の彼方此方で増えまくってる。
うちの庭の春球根はいつの間にかムスカリが主役になってしまった。
2017/05/01 ムスカリ アルメニアクム Muscari armeniacum
2017/05/05 春球根コーナー
少数派のチューリップは20年以上、植えっぱなしのつわもの。
バッケリー・ライラックワンダー。花の色合いから桃太郎チューリップと勝手に呼んでいる。
原産は鬼ヶ島ではなくクレタ島。
2017/05/05
バッケリー・ライラックワンダー Tulipa bakeri `Lilac Wonder'
植えっぱなしの原種系チューリップをもう一種。
クルシアナ・クリサンタ Tulipa crusiana `chrysantha'
クルシアナ・クリサンタはレディ・チューリップのひとつ。
夜間や雨の日は花を閉じ、日が射すと全開、パカパカを何回も繰り返して散って行く。
家内からパカパカしないまともなチューリップを植えて欲しいとリクエストが有り、昨年秋に植えたのが、
次の品種、スプリンググリーン。
2017/05/05 チューリップ スプリンググリーン Tulipa `Spring Green'
格別、綺麗な球根花ではないが、カマッシアが今年も咲いた。穂の数は例年より少なめ。
開花期間が数日と短いので、サラリーマン時代は見逃すことが多かったが、
リタイアして毎日家に居るのでこれからは見逃すこともなかろう。
2017/05/12 カマッシア Camassia
2017/05/14 タイム・ロンギカウリス Thymus longicaulis
五月連休が明けると、庭の彼方此方でタイム・ロンギカウリスが咲き出す。
この植物、20年前から使っているが、グランドカバーとしては優れもの。
伸びた枝を切って他の皆様にもけっこうプレゼントした。
いずれの移植先でも元気に頑張ってると聞き、嬉しい。
最近はメジャーになったのか、近所のホームセンターなどでもよく見かけるようになった。
冬場に咲いたマンドラゴラ
(この写真は、2015年12月に撮影したもの)
だが、株がでかくなり、鉢がかなり窮屈になってきた。
この春、ひと回り大きく深い鉢に植え替えを試みる。鉢から出してみたら、
2017/04/30 マンドラゴラの根っこ
なっ( ̄π ̄;ななななんと根っこがこんなにでかくなっていた。
もちろん叫び声などはあげなかったが、有毒植物なので作業後は手洗い励行。
五月末、実家を訪ねたところ、オリエンタルポピー(オニゲシ)が咲き出していた。
2017/05/31 オニゲシ(オリエンタル・ポピー)Papaver orientale
元々は自庭(秋田市)に植えたものだが、猫額の庭では気息奄々だったので、
20年前、思い切って横手実家の畑に移植したところ、その後はこぼれだねで勝手に増え、
一時は屋敷中を覆うほどになった。
最近は鼠の害などもあり、かなり数を減らしたものの、それでもいざ咲くと凄いインパクトだ。
実家庭に関しては、内容的にはこちらに続く。
以上。
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