(本頁は「・・・焼石イエローガーデン(1)」の続きである。)
七合目・柳瀞を過ぎると、林が切れて見通しが良くなる。
左側を振り返ると、三界山が形よく聳えていた。
三界山の右にモッコ岳も見えるようになる。
行く手方向の奥に見えるピークが焼石岳山頂。
道の両側に花が多くなる。
黄色はミヤマキンポウゲ。紅紫はハクサンチドリだ。
焼石沼への分岐に到着。奥に見える山は西焼石岳。
ハクサンチドリもけっこう多い。
表題の「イエローガーデン」とはこの花風景を指しているのだが、
いかがなものだろうか。
イエローの主役はミヤマキンポウゲ。
(右上)ツボスミレ
白い花も少し混じっている。そのひとつは右上のツボスミレだ。
ズダヤクシュは通常、樹林下で見るものだが、ここでは陽地に群生していた。
数は少ない(昔は多かった)が、シナノキンバイも咲いていた。花色は橙黄色。
焼石沼と西焼石岳。
イエローガーデンの構成種を今少し。
ここにはミヤマキンポウゲとは別に
白い梅のような五弁花がいっぱい咲いていた。
この花、半月後にはイチゴの実が実るので、シロバナノヘビイチゴかなと思ったが、
異説もあり、定かではない。
花は終わり気味だったが、ミヤマキンバイのような黄花も有った。
下山後、この花はエチゴキジムシロと知った。
近くの山では真昼岳や太平山(秋田市)の稜線にも多く咲いていた。
この花、翌2018年6月24日に登った時(こちら)は最盛期でやはりイエローガーデンを形成していた。
ランの仲間。
ハクサンチドリ
(右上)かと思うとノビネチドリも混生していた。黄色いスミレはオオバキスミレ。
以上。
「焼石イエローガーデン(3)」へ続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます