(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「2010年モ庭・7月号/遊びぐらしのネコエッティ」の続きである。)
7月下旬、義母が熱中症様の症状で倒れ、救急車で病院に担ぎ込まれた。
同じ横手市に独り住まう実母(=アバ)の方も心配になったので、
日中の9時~17時は極力家の外に出ないよう(庭シゴトをしないよう)警告を発する。
それでもお盆に見たアバ庭は、初夏同様、雑草が皆無に近かった。
不思議に思い訊ねると、暑くなっても屋敷の草むしりは欠かしていないが、
それは朝の四時から八時までと夕方に行っている。
日中は家の中で大人しくしているとのことなので、こちらの心配はなさそう。
ところで私モウズイカと来たら、8月は夜間の水遣りで手一杯であり、草むしりは一度もしていない。
園芸ガーデニングへかける情熱(暑さにも蚊にも負けない気迫と根性)はどこへ行ったものやら。
BBSもかつて無いほどに閑散としている。
けだし本業イベントや病院、実家への行ったり来たりで、管理者不在なのだからしょうがないと言えばそれまでだが、
敢えて真夏の草茫々モ庭をお目に掛けようと思う。
2010/08/08 隣家との国境フェンネル。
ある事情で、隣家を借景に使えなくなった。使えないなら、塞いじゃえとのことで、
こんな感じになった。
2010/08/08 ネコエッティがよく出没する一角。今はオニユリが寂しげに咲いてた。
ネコエッティは8月になっても元気に悪戯ばかりしている。
2010/08/01 鉢転がしの術
写真は7月のネコエッティ
ニコエッティ登場。
花の色合いやつんとした形が例のアリエッティに似た感じなので、勝手に「ニコエッティ」と呼ぶ。
2020/08/10 ニコチアナ `ベビーベラ アンティークレッド`
2020/08/12 手前に斑入りミズヒキ
2010/08/12 斑入りミズヒキ
真夏になると庭のあちこちから斑入りミズヒキが湧き出してくる。
今年は葉焼けや虫喰い痕が多く、綺麗なままの葉は少ない。
今度はリコエッティ登場。
2010/08/11 リコリス `オフホワイト'
8月中旬、庭の隅の草薮で白っぽいリコリスが咲いた。
その付近には、かつてインカルナータ(タヌキノカミソリ)、スプレンギツネ、
ブルーパール、オフホワイトなどリコリス類を固め植えしていたのだが、
まともに咲いたのは植え付けた年か翌年くらいであり、後は春に葉が繁るのみ。
今回咲いたリコリスはオフホワイトだと思う。
こちらの記録を見ると、13年ぶりの開花ということになる。これは猛暑効果だろうか。
ヒルガオ科興行をひとつだけ。
今年は西洋朝顔スカーレットオハラをハジ植え(鉢植えのまま地植え)にしてみた。
2010/08/30
2010/08/26
まん丸つながりで。
シクラメン・コウムの夏姿(休眠期)
シクラメンの異名、「豚の饅頭」に納得。糸ミミズのようなものがやがて葉や花となる
(開花時の姿はこちら)。
(-_-;)不気味つながり・・・
2010/09/04 ヒマ `ギブソニー'の実
2010/08/26 ヒマ `ギブソニー'の全体像
私の作る真夏のメイン花壇は、
春~初夏に較べるとどうしても重たくなってしまう。
2010/08/28
基本的なところは去年と変わっていない。
セロシアの雑種とサルビア・コクシネア、シソなど。
奥の淡い黄色はヘリアンサス `レモンイエロー'
植物体のボリュームがでかいのだからしょうがないか。
ルドベッキア `タカオ'はこぼれダネ由来。
2010/09/04
よく咲いてるのでモウ一枚。
斑入りススキとオミナエシ 2010/09/04
9月になっても、残暑は厳しく、義母の病状ははかばかしくない。
気の落ち着かない夏がまだ続いてる。
葉壇の深部では・・・
2010/09/04
丸い蕾を下げているのはレンゲショウマ(モ庭では今年から新登場)。
レンゲショウマとノシメトンボ 2010/09/05
シュウメイギク `ダイアナ' 2010/09/04
トンボをモウ一枚。こちらは赤くなっていた。
2010/09/05
9月7日の朝、義母は静かに旅立って行った。
・・・・・
・・・
葬式の日、義母の屋敷畑に咲いていたオミナエシ。
2010/09/09
春の来ない冬が無いように、
秋の来ない夏は無い。
葬儀の合間に見上げた空はすっかり秋空に変わっていた。
レンゲショウマの鉢を庭の真ん中に出してみた。
2010/09/10
2010/09/08 モ庭。2Fより。
以上。
(本頁は2010年9月11日、旧ホームページ「モウズイカのガーデニング狂時代」にアップしました。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます