(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
11月2日はあまり好い天気ではなかったが、秋田県南にある未踏の低山二座に登ってみた。
このお山は私の実家(横手市十文字町)からも北に見える。
子供の頃からよく親しんだ山だったが、登山するのは今回が初めて。60年目での登頂となる。
下山後の帰り道、大森町から眺めた黒森山と御嶽山
最初の黒森山(763m)は
美郷町六郷から山頂近くにある登山口、黒森峠まで舗装道路(主要地方道12号線)が走っている。
黒森峠の標高は既に約660mなので、登山口との標高差は僅か100m、
登山口から歩くこと30分弱で山頂に到着することが出来る。
黒森峠から黒森山の広葉樹林を望む。
約100mの標高差を一気に登ると、平らな山頂部に達する。
田んぼの畔のようなまっすぐな道の途中に標識が有り、右折。
杉林や灌木の藪の中を五分ほど歩いたら山頂だった。
黒森山頂への分岐
黒森山頂の三角点
ここは一応、一等三角点だった。
山頂は広く平らで南側と西側が開けている。
今日は雲が多く、視程も良くないが、栗駒山と泥湯三山が微かに見えた。
黒森山頂から栗駒山
泥湯三山
西側には鳥海山。
これではあまりにも呆気ないので、稜線続きの御嶽山にも足を伸ばしてみた。
初っ端、一ヶ所だけ急坂があり、そこを過ぎると、748m峰の稜線になる。
急坂
道はよく整備されており、眺めがとても良かった。
748m峰の稜線から横手盆地を望む。
748m峰の稜線から横手盆地を望む。鳥海山は雲に隠れてしまった。
とてもいい眺めだが、残念なことに紅葉はほとんど終わっていた。
御嶽山
御嶽山のブナ林
メインルート(一本杉登山口)への降り口
御嶽山の山頂(751m)はブナやスギの森林に包まれ、展望は皆無だった。
山頂の塩湯彦神社は厳重に冬囲いされていた。
というわけで御嶽山の方はちょっとがっかりだった。
同じルートを引き返すと、途中の748m峰稜線から奥羽山脈脊梁の女神山の眺めが良かった。
左から秋田女神、真昼岳、女神山。
秋田女神と真昼岳
女神山
東側には焼石岳の山並みがあるが、この日は雲をかぶっていた。
この日はこの後、横手市山内の南郷岳に登ってみた(⇒ こちら)。
以上。
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