(本頁は「鳥海山祓川ルート途中挫折」の続きです。)
今回の鳥海山は、予期せぬ足トラブルで山頂まで行けなかった。
また季節的な理由だろうか、鳥海山自体には花が少なかったが、
登山口の祓川付近では花が豊富だった。
まずは竜ヶ原湿原。
ここでは木道沿いにリンドウがいっぱい咲いていた。
リンドウロードと呼びたくなるような花風景だった。
このリンドウ、北東北の高山に多いエゾオヤマリンドウかと思ったら、
花は茎の先端だけでなく、葉腋にも何段か付いているものも有った。
どうやらエゾリンドウのようだ。
山頂行きを断念し、早く下山した後、
祓川の近くにある赤滝まで散策(というよりも探検)してみた。
祓川神社から赤滝までの間は湿原になっていた。
ミズギクの咲き残り
花後のキンコウカ
ウメバチソウ
ここに生えているリンドウは葉腋にも花が付いているものが多かった。
エゾリンドウだろうか。
やはりエゾリンドウだ。
池塘には水草が浮かんでいた。花は無いが、ホソバタマミクリだろうか。
赤滝は水量は少ないが、けっこう立派な滝だった。
赤滝の向かいの滝
赤滝
この滝、源は九合目・氷の薬師付近で、七つ釜を経て鶯川となり、祓川付近で赤滝となることを後で知った。
鶯川は新しい火山としては珍しく伏流水とならず、鳥海山の溶岩を削って流れ落ちる珍しい川だ。
赤滝の手前はオニシオガマの群生地になっていた。
オニシオガマの群生
オニシオガマとシロバナトウウチソウ
オニシオガマのアップ
チョウジギク
チョウジギク
祓川より少し下の道路端で見た花たち。
ここにもオニシオガマが有ったが、まだ蕾だった。
オニシオガマやチョウジギクは高い処から順に咲く傾向が有った。
それ以外の今咲いている花たち。
サラシナショウマ
キツリフネ
オクトリカブト
以上。
リンドウが咲き始めていましたよ。
管理人の方が手入れをしていて9月になるとここら辺が青く染まるって言ってました。
そのころまた行ってみたいものだと思っていました。
ミズギクとトウチソウが盛りでした。
登山はしないけれどけっこういろいろな植物に出会えて楽しいですね。
竜ヶ原は花の多い処ですね。
夏場はたしかサワギキョウやヒオウギアヤメなども咲いておりました。
祓川ルートは鉾立ルートに比べ、残雪が多いので、
それが融け切った秋に登ることが多いのですが、
その頃は周囲の紅葉も奇麗でした。
今年もまた秋に行くかもしれません。